ハリーポッター時系列まとめ|ファンタビとのつながり

ハリー・ポッターシリーズの時系列は、ただ映画を順番に並べるだけでは少し難しいです。
なぜなら、ハリー・ポッター本編の前には、ファンタスティック・ビーストの時代があり、さらにその前には、ダンブルドアとグリンデルバルドの過去があるからです。
つまり、ハリーの物語は突然始まったわけではありません。
ハリーがホグワーツに入学する前から、魔法界では何度も大きな争いが起きていました。
ファンタビは、その“ハリー以前の魔法界”を描く作品です。
この記事では、映画を見る順番ではなく、魔法界の歴史としてハリー・ポッターの時系列を整理します。
- ファンタビは本編の何年前の話なのか
- ダンブルドアとグリンデルバルドはどう本編につながるのか
- ヴォルデモートの時代は魔法界史のどこに入るのか
- ハリーの物語は、魔法界全体で見るとどんな意味を持つのか
このあたりを、初心者にも分かりやすく解説します。
※映画を見る順番を知りたい人は、別記事の「【ハリー・ポッター】映画を見る順番は公開順が正解?初心者向けに本編・ファンタビのおすすめ順を解説」を参考にしてください。この記事では、作品内の出来事の時系列を中心に整理します。
ハリー・ポッターの時系列は「3つの時代」で考えると分かりやすい
ハリー・ポッターの時系列は、細かく見るとかなり長いです。
しかし、まずは大きく3つの時代に分けると理解しやすくなります。
| 時代 | 中心人物 | 何が起きた時代か |
|---|---|---|
| グリンデルバルドの時代 | ダンブルドア、グリンデルバルド、ニュート | 魔法界の思想と支配をめぐる争い |
| ヴォルデモートの時代 | トム・リドル、ヴォルデモート、ハリーの両親世代 | 純血主義と恐怖による支配の時代 |
| ハリーの時代 | ハリー、ロン、ハーマイオニー、スネイプ | 過去の闇に次世代が決着をつける時代 |
この3つを一言でまとめると、こうです。
ファンタビは、魔法界が“思想”で揺れた時代。
ヴォルデモートの時代は、魔法界が“恐怖”で支配された時代。
ハリーの時代は、その歴史に“次の世代”が決着をつける時代。
この見方をすると、ファンタビとハリー・ポッター本編はかなり自然につながります。
ファンタビは単なる外伝ではなく、ハリーの時代に至るまでの魔法界の土台を描く物語です。
魔法界の歴史を年表で整理
まずは、ハリー・ポッターとファンタビに関係する主な出来事を、魔法界の歴史として整理します。
| 時代・年代 | 主な出来事 | 関係する人物・作品 |
|---|---|---|
| 1800年代後半 | 若き日のダンブルドアが生きた時代 | アルバス・ダンブルドア |
| 1899年ごろ | ダンブルドアとグリンデルバルドの関係が決裂 | ダンブルドア、グリンデルバルド |
| 1926年 | ニュートがニューヨークを訪れる | ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅 |
| 1927年 | グリンデルバルドの影響力が広がる | ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生 |
| 1930年代 | ダンブルドアとグリンデルバルドの対立が深まる | ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密 |
| 1926年 | トム・リドルが生まれる | 後のヴォルデモート |
| 1938年ごろ | トム・リドルがホグワーツに入学 | ヴォルデモートの前史 |
| 1940年代 | トム・リドルが闇の魔法に深く傾いていく | 秘密の部屋、謎のプリンスに関係 |
| 1945年 | ダンブルドアとグリンデルバルドの決着 | 本編の背景にある過去 |
| 1970年代 | ヴォルデモートが勢力を拡大 | 第一次魔法戦争 |
| 1980年 | ハリー・ポッター誕生 | ハリー本編の始まりにつながる |
| 1981年 | ヴォルデモートが一度失脚 | ハリーが「生き残った男の子」になる |
| 1991年 | ハリーがホグワーツに入学 | 賢者の石 |
| 1991〜1998年 | ハリーたちのホグワーツ時代 | 本編8作品 |
| 1998年ごろ | ホグワーツの戦いで決着 | 死の秘宝 PART2 |
| 2017年ごろ | 次世代へ物語がつながる | 本編エピローグ |
こうして見ると、ハリー・ポッター本編は、魔法界の歴史の中ではかなり後半に位置しています。
つまり、ハリーの物語は「魔法界で初めて起きた大きな戦い」ではありません。
ハリーが生まれる前から、魔法界はすでに何度も、力・差別・支配・思想の問題と向き合ってきました。
ファンタビはハリー・ポッター本編の何年前の話?
ファンタスティック・ビーストは、ハリー・ポッター本編よりもおよそ60年以上前の時代を描いています。
本編のハリーがホグワーツに入学するのは1990年代前半です。
一方、ファンタビ1作目の舞台は1926年です。
つまり、ファンタビはハリーの物語よりかなり前の時代です。
ただし、ファンタビは「ハリーの両親の若い頃」ではありません。
さらに前、ダンブルドアがまだホグワーツ校長になる前の時代です。
ここを勘違いしないことが大切です。
ファンタビは、ハリーの直接的な前日譚というより、魔法界そのものの前日譚です。
ハリー本人は登場しませんが、後の本編に大きく関わる人物や思想が描かれます。
ファンタビの時代は「グリンデルバルドの時代」
ファンタビの時系列を理解するうえで重要なのが、グリンデルバルドです。
ハリー・ポッター本編では、最大の敵はヴォルデモートです。
しかし、ヴォルデモート以前にも、魔法界を大きく揺るがした闇の魔法使いがいました。
それが、ゲラート・グリンデルバルドです。
グリンデルバルドは、単に強い魔法使いというだけではありません。
彼の恐ろしさは、思想で人を動かすことにあります。
ヴォルデモートが恐怖で人を従わせる存在だとすれば、グリンデルバルドは理想や言葉で人を引きつける存在です。
| 闇の魔法使い | 支配の方法 | 怖さの質 |
|---|---|---|
| グリンデルバルド | 思想・理想・演説 | 人々が自分からついていく怖さ |
| ヴォルデモート | 恐怖・暴力・不死への執着 | 逆らえない空気で支配する怖さ |
この違いを知ると、ファンタビと本編のつながりが見えやすくなります。
ファンタビは、ヴォルデモート以前の魔法界が、どんな思想に揺れていたのかを描く作品です。
ダンブルドアはファンタビと本編をつなぐ最重要人物
ファンタビとハリー・ポッター本編をつなぐ最大の存在は、アルバス・ダンブルドアです。
本編のダンブルドアは、ホグワーツの校長であり、ハリーを導く人物です。
一方、ファンタビで描かれるダンブルドアは、まだ過去の傷や迷いを抱えた人物です。
ここが非常に重要です。
本編だけを見ると、ダンブルドアは最初から完璧な賢者のように見えます。
しかし、ファンタビを含めて時系列で見ると、ダンブルドアは決して最初から完成された人物ではありません。
彼には、
- 若い頃の理想
- グリンデルバルドとの関係
- 家族にまつわる後悔
- 力を持つことへの警戒
- 他人を導くことへの慎重さ
があります。
つまり、ファンタビはダンブルドアを「偉大な校長」になる前の人物として描いています。
本編のダンブルドアがなぜ慎重なのか。
なぜハリーにすべてを最初から話さないのか。
なぜ力の使い方に強いこだわりを持っているのか。
その背景を理解するために、ファンタビは重要です。
ダンブルドアの時系列を整理
ダンブルドアを軸にすると、ファンタビと本編のつながりはさらに分かりやすくなります。
| 時代 | ダンブルドアの立場 | 物語上の意味 |
|---|---|---|
| 若い頃 | 才能ある魔法使い | 理想と過ちを抱える時代 |
| グリンデルバルドとの関係 | 友人であり対立する存在 | 力の危うさを知るきっかけ |
| ファンタビの時代 | まだ校長ではない指導者 | 過去と向き合う時代 |
| ハリー本編 | ホグワーツ校長 | ハリーを導く存在 |
| 最終章 | 計画の全体像を残す人物 | ハリーに選択を委ねる存在 |
ダンブルドアの人生は、魔法界の歴史そのものと深く関わっています。
若い頃にグリンデルバルドと関わり、後にその思想と対立する。
その経験を経て、ホグワーツで次世代を育てる立場になる。
そして、ハリーにヴォルデモートとの戦いを託す。
この流れで見ると、ダンブルドアは単なる案内役ではありません。
彼自身も、魔法界の過去を背負いながら、次の世代に未来を託した人物です。
グリンデルバルドとヴォルデモートはどう違う?
ファンタビと本編のつながりを理解するうえで、グリンデルバルドとヴォルデモートの違いはかなり重要です。
どちらも闇の魔法使いですが、目指していたものや人の動かし方が違います。
| 比較項目 | グリンデルバルド | ヴォルデモート |
|---|---|---|
| 時代 | ハリーより前の時代 | ハリーの時代 |
| 目的 | 魔法使いが世界を導くという思想 | 自分自身の不死と支配 |
| 人の動かし方 | 理想を語り、支持者を集める | 恐怖で従わせる |
| 中心テーマ | 思想・政治・選民意識 | 死への恐怖・純血主義・支配 |
| ダンブルドアとの関係 | 若い頃から深い因縁がある | ハリーを通じて対峙する相手 |
| ハリーとの関係 | 直接の敵ではない | 最大の敵 |
グリンデルバルドは、魔法界の未来を変えるという大きな理想を掲げます。
一方で、ヴォルデモートは自分自身の不死と支配に強く執着します。
この違いを見ると、魔法界の闇は一種類ではないことが分かります。
ファンタビの闇は「正しそうに見える思想の危うさ」。
本編の闇は「恐怖によって支配される社会の危うさ」。
どちらも魔法界にとって大きな脅威ですが、怖さの方向が違います。
トム・リドルの時代はファンタビと本編の間にある
ファンタビとハリー本編の間には、もう一つ重要な時代があります。
それが、トム・リドルの時代です。
トム・リドルは、後のヴォルデモートです。
彼はハリーが生まれるずっと前にホグワーツへ入学し、そこで自分の才能と闇の魔法への関心を深めていきます。
本編の『秘密の部屋』や『謎のプリンス』では、このトム・リドルの過去が重要になります。
ここで大切なのは、ヴォルデモートもまた、突然現れた存在ではないということです。
魔法界にはすでに、
- 純血主義
- 非魔法族への差別
- 力を持つ者が上に立つべきという考え
- 死を克服したいという欲望
がありました。
トム・リドルは、その闇を極端な形で体現した人物です。
つまり、ファンタビの時代にあった魔法界の思想的な危うさは、形を変えてヴォルデモートの時代にも残っていたと考えられます。
ヴォルデモートの台頭と第一次魔法戦争
トム・リドルはやがてヴォルデモートとなり、1970年代ごろから魔法界に大きな恐怖を広げていきます。
この時代が、いわゆる第一次魔法戦争の時代です。
ハリーの両親であるジェームズとリリー、シリウス、リーマス、スネイプたちは、この時代を生きた世代です。
この時代のポイントは、ハリーが生まれる前から、すでに本編の因縁が始まっていることです。
- ジェームズとリリーの関係
- スネイプの選択
- 不死鳥の騎士団の戦い
- ヴォルデモートの恐怖支配
- 予言の存在
- ハリーが狙われる理由
これらはすべて、ハリーがホグワーツに入学する前から動いています。
つまり、ハリー・ポッター本編は「ハリーが学校に入ってから始まった物語」ではなく、親世代の選択と戦争の結果として始まる物語です。
ハリー誕生とヴォルデモート失脚
1980年、ハリー・ポッターが生まれます。
その後、ヴォルデモートはハリーを狙いますが、結果的に失脚します。
この出来事によって、ハリーは魔法界で「生き残った男の子」と呼ばれる存在になります。
ここが、ハリー・ポッター本編の出発点です。
ただし、時系列で見ると、この出来事は魔法界の歴史の途中にある大きな転換点です。
グリンデルバルドの時代から続いてきた、力・支配・差別の問題。
ヴォルデモートが広げた恐怖。
親世代が背負った戦争。
それらが、ハリーという一人の少年に集まっていきます。
だからこそ、ハリーの物語は単なる学園ファンタジーではありません。
魔法界が抱えてきた闇に、次の世代がどう向き合うかの物語でもあります。
ハリー本編は「魔法界史の最終章」として見ると分かりやすい
ハリー・ポッター本編は、ハリーの成長物語です。
しかし、魔法界の歴史として見ると、もう一つの見方ができます。
それは、ハリー本編は魔法界が繰り返してきた闇に決着をつける物語だということです。
グリンデルバルドの時代には、魔法使いが世界を導くべきだという思想が広がりました。
ヴォルデモートの時代には、純血主義と恐怖による支配が魔法界を覆いました。
そしてハリーの時代には、次の世代がその闇に向き合います。
この流れで見ると、ハリーは単なる「選ばれた少年」ではありません。
彼は、魔法界が過去に繰り返してきた過ちに対して、違う答えを出す存在です。
本編各作品は魔法界史のどこに入る?
ここでは、ハリー・ポッター本編8作品を「見る順番」ではなく、魔法界史の中でどんな役割を持つかで整理します。
| 作品 | 魔法界史での役割 |
|---|---|
| 賢者の石 | ハリーが魔法界に戻り、過去の戦争の影が再び動き出す |
| 秘密の部屋 | トム・リドルの過去と、純血主義の根深さが見える |
| アズカバンの囚人 | 親世代の因縁と第一次魔法戦争の傷が明らかになる |
| 炎のゴブレット | ヴォルデモートが復活し、戦争が再開する |
| 不死鳥の騎士団 | 魔法省の否認によって、社会全体の弱さが見える |
| 謎のプリンス | ヴォルデモートの過去と倒す方法が見えてくる |
| 死の秘宝 PART1 | ハリーたちが過去の遺物と向き合う |
| 死の秘宝 PART2 | 魔法界の長い闇に決着がつく |
こう見ると、各作品は単なる学年ごとの事件ではありません。
それぞれが、魔法界の過去を少しずつ明らかにしています。
ファンタビと本編のつながり1:ダンブルドアの見え方が変わる
ファンタビを知ると、本編のダンブルドアの見え方が変わります。
本編のダンブルドアは、ハリーにとって頼れる存在です。
しかし時系列で見ると、彼は過去に大きな失敗や後悔を経験した人物でもあります。
だからこそ、彼は力の扱いに慎重です。
だからこそ、ハリーにすべてを一気に教えない。
だからこそ、最後はハリー自身の選択に委ねる。
ファンタビを見ることで、ダンブルドアの言葉にある重みが分かりやすくなります。
彼は単に「正しいことを知っている人」ではありません。
過去に間違えたからこそ、次の世代に同じ過ちを繰り返してほしくない人物なのです。
ファンタビと本編のつながり2:ニワトコの杖と死の秘宝
ファンタビと本編をつなぐ重要な要素の一つが、ニワトコの杖です。
ニワトコの杖は、死の秘宝の一つです。
本編では、最終章で非常に重要な意味を持ちます。
一方、グリンデルバルドの時代にも、この杖は大きな意味を持ちます。
ニワトコの杖は、単なる強い魔法の道具ではありません。
それは、力を求める者を引き寄せる象徴です。
グリンデルバルドも、ヴォルデモートも、力を求める存在としてこの杖に関わります。
しかしハリーの選択は、彼らとは違います。
ここが非常に重要です。
グリンデルバルドやヴォルデモートは、力を支配のために使おうとしました。
一方、ハリーは最終的に、力を持つことそのものに執着しません。
この違いが、ハリーという人物の答えになっています。
ファンタビと本編のつながり3:魔法界の差別と分断
ファンタビと本編には、共通しているテーマがあります。
それが、魔法界における差別と分断です。
ファンタビでは、魔法使いと非魔法族の関係が大きなテーマになります。
本編では、純血、半純血、マグル生まれといった血筋による差別が描かれます。
形は違いますが、根っこにある問題は似ています。
それは、誰が上で、誰が下なのかを決めようとする考え方です。
グリンデルバルドは、魔法使いが世界を導くべきだという思想を持ちます。
ヴォルデモートは、純血主義と恐怖によって魔法界を支配しようとします。
どちらも、他者を対等に見ない考え方です。
このテーマがあるからこそ、ハリー・ポッターシリーズは単なる魔法バトルではなく、社会の分断や差別の物語としても読むことができます。
ファンタビと本編のつながり4:ホグワーツの外にも魔法界がある
ハリー・ポッター本編では、物語の中心はホグワーツとイギリス魔法界です。
そのため、初めて見ると「魔法界=ホグワーツ周辺」という印象になりやすいです。
しかし、ファンタビではアメリカやヨーロッパなど、より広い魔法社会が描かれます。
これによって、魔法界は一気に広がります。
本編は、ハリーの目に映る魔法界です。
ファンタビは、世界規模で動く魔法界です。
この違いを理解すると、本編で起きている出来事も、魔法界全体の歴史の一部として見えるようになります。
ファンタビと本編のつながり5:ニュートはハリーとは違うタイプの主人公
ファンタビの主人公ニュート・スキャマンダーは、ハリーとはかなり違うタイプの主人公です。
ハリーは、ヴォルデモートとの因縁を背負った人物です。
一方、ニュートは、魔法動物を愛し、傷ついた存在に寄り添う人物です。
ハリーが「戦いに巻き込まれていく主人公」だとすれば、ニュートは「理解しようとする主人公」です。
この違いが、ファンタビと本編の空気を大きく変えています。
ただし、両者には共通点もあります。
それは、強い力で相手を支配するのではなく、弱い立場の存在に寄り添うことです。
ハリーもニュートも、力そのものより、誰を守るかを大事にしています。
この価値観が、グリンデルバルドやヴォルデモートとは大きく違う点です。
時系列で見ると分かる「闇の魔法使い」の系譜
ハリー・ポッターの時系列を魔法界史として見ると、闇の魔法使いは一人だけではないことが分かります。
| 時代 | 闇の中心 | 魔法界への影響 |
|---|---|---|
| ファンタビの時代 | グリンデルバルド | 思想によって魔法界を揺さぶる |
| 本編前史 | トム・リドル | ホグワーツ時代から闇に傾いていく |
| 本編の時代 | ヴォルデモート | 恐怖によって魔法界を支配する |
| ハリーの時代 | ハリーたちの世代 | 過去の闇に終止符を打つ |
この流れを見ると、ヴォルデモートは突然変異のような存在ではありません。
魔法界が抱えてきた差別、支配、力への欲望が、最も極端な形で表れた存在です。
そしてハリーたちは、その流れを終わらせる世代として描かれます。
時系列で見るとスネイプの立ち位置も分かりやすい
ハリー・ポッター本編の時系列を理解するうえで、スネイプは欠かせません。
スネイプは、ハリーの親世代とハリーの世代をつなぐ人物です。
彼は、第一次魔法戦争の時代に選択を誤り、その後の人生をかけてその選択と向き合います。
つまりスネイプは、過去の戦争の傷を背負ったまま、ハリーの時代に生きている人物です。
ハリーから見ると、スネイプは分かりにくく、時には敵のようにも見えます。
しかし時系列で見ると、スネイプは親世代の後悔と、次世代への償いを背負った人物だと分かります。
ここも、ハリー・ポッターを魔法界史として読むうえで重要なポイントです。
ハリーの物語は「親世代の因縁」から始まっている
ハリー・ポッター本編は、ハリーがホグワーツに入学するところから本格的に始まります。
しかし、物語の原因はもっと前にあります。
ハリーの両親世代がヴォルデモートと戦い、スネイプがリリーに関わり、予言が生まれ、ヴォルデモートがハリーを狙った。
これらの出来事があって、ハリーの物語が始まります。
つまり、本編はハリー一人の物語でありながら、親世代の選択の続きでもあります。
この視点で見ると、『アズカバンの囚人』や『不死鳥の騎士団』の重みが増します。
なぜなら、これらの作品ではハリーが「自分の知らなかった過去」と向き合うからです。
魔法界史として見ると、ハリーは何を変えたのか?
ハリーは、ヴォルデモートを倒した人物です。
しかし、魔法界史として見ると、彼が変えたものはそれだけではありません。
ハリーは、グリンデルバルドやヴォルデモートとは違う答えを選びました。
彼らは、力を持つことで世界を変えようとしました。
ハリーは、力を独占するのではなく、仲間との信頼や犠牲によって戦いました。
ここが大きな違いです。
| 人物 | 力への向き合い方 |
|---|---|
| グリンデルバルド | 力で世界を導こうとする |
| ヴォルデモート | 力で死を超え、他者を支配しようとする |
| ダンブルドア | 力の危うさを知り、慎重に扱う |
| ハリー | 力に執着せず、守るために使う |
この流れで見ると、ハリーは魔法界の歴史に対する一つの答えです。
力を持つ者が支配するのではなく、力をどう手放し、どう使うか。
その答えを示す人物として、ハリーの物語は完結します。
ファンタビを見ると本編の何が深くなる?
ファンタビを見たあとにハリー・ポッター本編を振り返ると、特に深く見えるのは次の5つです。
| 深くなる要素 | 理由 |
|---|---|
| ダンブルドアの行動 | 過去の後悔と慎重さが見える |
| ニワトコの杖 | 力を求める者たちの歴史が分かる |
| ヴォルデモートの異常性 | グリンデルバルドとの違いが分かる |
| ホグワーツの意味 | 世界の中の一つの魔法学校として見える |
| ハリーの選択 | 過去の闇と違う答えを出したことが分かる |
特に大きいのは、ダンブルドアの見え方です。
本編だけでは、ダンブルドアは謎の多い導き手です。
しかしファンタビを知ると、彼の沈黙や遠回しな行動に、過去の重みを感じやすくなります。
ハリー・ポッターの時系列でよくある疑問
ここからは、時系列を整理するときによく出る疑問に答えていきます。
ファンタビはハリー・ポッターの前の話?
はい。
ファンタビは、ハリー・ポッター本編より前の時代を描いています。
ただし、ハリーの両親世代ではなく、さらに前のダンブルドア若き日の時代です。
そのため、ハリー本人の物語というより、魔法界の歴史を補う作品と考えると分かりやすいです。
ダンブルドアはファンタビにも出てくる?
はい。
ファンタビでは、本編より若い時代のダンブルドアが登場します。
本編ではホグワーツ校長として描かれますが、ファンタビでは過去の因縁やグリンデルバルドとの関係が重要になります。
グリンデルバルドとヴォルデモートは関係ある?
直接の師弟関係のようなものではありません。
ただし、どちらも魔法界を大きく揺るがした闇の魔法使いです。
グリンデルバルドは思想で人を動かし、ヴォルデモートは恐怖で人を支配します。
この違いを知ると、魔法界が何度も似た危機を経験していることが分かります。
ニュート・スキャマンダーは本編と関係ある?
ニュートは、ハリー本編の中心人物ではありません。
しかし、魔法動物学者として魔法界に名を残している人物です。
ファンタビは、ハリー本編では教科書の中に名前が出るような存在を主人公にして、魔法界の広がりを描いた作品だと考えると分かりやすいです。
本編だけ見ても時系列は理解できる?
本編だけでも、ハリーの物語は理解できます。
ただし、ファンタビを見ると、ダンブルドアの過去やグリンデルバルドの時代が分かるため、魔法界全体の歴史はより深く理解できます。
本編はハリーの物語。
ファンタビは、その前に魔法界で起きていた大きな歴史。
このように分けると整理しやすいです。
ハリー・ポッター時系列を一言でまとめると
ハリー・ポッターの時系列を一言でまとめるなら、こうです。
ファンタビは、魔法界が思想によって揺れた時代。
ヴォルデモートの時代は、恐怖によって魔法界が支配された時代。
ハリーの時代は、過去の闇に次世代が決着をつける時代。
この流れで見ると、ハリー・ポッターシリーズは単なる魔法学校の物語ではありません。
魔法界が何度も繰り返してきた「力の使い方」をめぐる物語です。
ダンブルドアは、その歴史を背負った人物。
グリンデルバルドは、思想で魔法界を揺るがした人物。
ヴォルデモートは、恐怖で魔法界を支配しようとした人物。
ハリーは、その歴史に別の答えを出した人物です。
まとめ:ファンタビと本編は「魔法界の歴史」でつながっている
ハリー・ポッターとファンタスティック・ビーストは、主人公も時代も違います。
しかし、魔法界の歴史として見ると、しっかりつながっています。
ファンタビでは、グリンデルバルドの思想とダンブルドアの過去が描かれます。
本編では、ヴォルデモートの恐怖支配とハリーの戦いが描かれます。
この2つをつなぐ軸は、魔法界が力をどう扱ってきたかです。
グリンデルバルドは、力で世界を導こうとしました。
ヴォルデモートは、力で死を超え、他者を支配しようとしました。
ダンブルドアは、力の危うさを知ったうえで、次の世代を導きました。
ハリーは、力に執着せず、大切な人を守るために戦いました。
こうして見ると、ハリー・ポッター本編は、ファンタビから続く魔法界の歴史の先にある物語です。
ハリーの物語は、魔法界の長い闇の歴史に対して、次の世代が出した答えなのです。


