薬屋のひとりごと 劇場版の登場人物18人|映画の声優と原作

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この記事の結論

  • 公式の人物は18人、うち新顔は10人
  • 既刊小説のどの巻にも当たらない新作
  • 公式の復習範囲は第2期まで

公式サイトに載る劇場版の登場人物は18人いる。そのうち10人はこの映画で初めて出る人物で、TVアニメで顔を知っている人物は8人だけだ。

『劇場版 薬屋のひとりごと 亡妃の秘宝』は2026年12月11日公開。既刊小説のどの巻にも当たらない完全新作だ。18人と声優、原作との関係、予習の範囲を2026年11月4日時点の公式発表で整理した。

登場人物18人と声優

人物(読み) 声優 組 公式の立場
猫猫(マオマオ) 悠木碧 一行 花街の薬師
壬氏(ジンシ) 大塚剛央 一行 皇帝の弟
高順(ガオシュン) 小西克幸 一行 皇帝の補佐
馬閃(バセン) 橘龍丸 一行 壬氏の護衛
羅漢(ラカン) 桐本拓哉 一行 猫猫の実の父
羅半(ラハン) 豊永利行 一行 羅漢の養子
陸孫(リクソン) 内山昂輝 一行 羅漢の副官
李白(リハク) 赤羽根健治 一行 若い武官
若晴(ルオチン) 沢城みゆき 亡妃 亡くなった妃
銀山(インシャン) 見上愛 未 若晴の元侍女頭
沐清(ムーチン) 伊瀬茉莉也 未 末息子
未滝(ビロウ) 飛田展男 未 当主
秋雨(シュウウ) 渡辺久美子 未 未滝の妻
未泉(ビセン) 野島裕史 未 長兄
水蛇(スイジャ) 小野賢章 水賊 現頭領
青々(セイセイ) 記載なし 水賊 水蛇の姉
永昌(エイショウ) 竹内良太 水賊 水蛇の部下
化蛇(カジャ) 斉藤次郎 水賊 前頭領

組は公式の相関図に合わせた。一行は猫猫・壬氏一行、未は未の一族、水賊は化蛇団を指す。

公式のキャスト欄も18行あるので、全員に声優がいるように見える。ただし1行はナレーションの島本須美さんで、人物は17人分だけだ。11月4日時点で、青々の声優名は載っていない。

監督は長沼範裕さん、脚本は柿原優子さん、主題歌は米津玄師さんの「春が灯り」。上映時間は公式サイトで確認できなかった。

では、新しい10人はどんな人物なのか。物語の中心にいる顔ぶれを、3つの組に分けて見ていく。

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新しい10人の顔ぶれ

劇場版18人の関係羅漢の周り実の父羅漢猫猫の実の父羅半羅漢の養子陸孫羅漢の副官化蛇団宝を求め急襲水蛇現頭領青々水蛇の姉永昌水蛇の部下化蛇亡き前頭領壬氏の周り同じ一行高順馬閃の父馬閃補佐兼護衛李白若い武官亡妃遺体を返す若晴5年前に亡くなった妃未の一族遺体の故郷未滝当主で若晴の父秋雨未滝の妻未泉長兄沐清末息子銀山沐清の侍女猫猫花街の薬師壬氏皇帝の弟壬氏が謎解きを依頼⇄公式の相関図をもとに整理(2026年11月4日時点)

亡き妃と元侍女頭

若晴は5年前に後宮で命を落とした中級妃だ。最期の願いは、死後5年たったら故郷へ帰ること。公式のあらすじによると、遺体は生きているかのように美しいまま眠っていた。

銀山はかつて若晴の侍女頭を務め、いまは未の一族で沐清の侍女をしている。妾の子として目の敵にされる沐清を守る人物だと、公式のPV紹介は伝える。

相関図では、若晴から銀山へ、沐清から銀山へ、どちらにも「信頼」の線が引かれた。銀山は亡妃と一族の両方につながる位置にいる。

水上都市を治める未の一族

未の一族は、都より南にある水上都市・未南州を治める。当主の未滝は若晴の父で、水賊の化蛇団に手を焼く。秋雨はその妻、未泉は長兄にあたる。

沐清は末息子で、未滝と妾のあいだの子だ。自分の本当の母親が誰なのかを探している。公式のあらすじでは、この沐清が水賊に誘拐される。

宝を探す水賊の化蛇団

化蛇は1年前に死んだ前頭領で、生前に財宝を未南州のどこかへ隠した。息子の水蛇が現頭領となり、その財宝を探している。

青々は化蛇の娘で、水蛇の姉だ。永昌は水蛇に仕える。相関図には、化蛇団から猫猫たちへ向かう線に「宝のありかを求めて急襲」とある。

新しい顔ぶれは、亡妃の周りと宝の周りに分かれる。一方で、TVアニメから来る8人はどこまで知っておけばよいのか。

TVアニメから続く8人

紹介文は第3期と同じ

映画サイトと第3期サイトの人物紹介を、1人ずつ並べて比べた。猫猫・壬氏・高順・馬閃・羅漢・羅半・陸孫の7人は、改行を除いて1字も違わない。

残る李白は映画のサイトにだけあり、第3期の紹介とキャスト欄には載っていない。第3期に出ないと決まったわけではなく、11月4日時点の載り方の違いだ。

一致した紹介文は、次の3つの変化が済んだ書き方になっている。

  • 壬氏:後宮の管理者だったが、本来の身分を明かし、皇弟の責務に向き合う
  • 高順:壬氏のお目付け役から、皇帝の補佐に戻った
  • 猫猫:後宮を離れ、花街の緑青館で薬師をしている

壬氏の本来の名は華瑞月で、第2期の第36話はこの名前が題になっている。人物関係の変化は最新の公式相関図の記事で追える。

公式PVで見える役回り

公式のPV紹介によると、羅半が水賊の存在を語り、馬閃は刺客と戦う。李白はそこへ駆け付け、羅漢は娘の猫猫を必死に探す。

猫猫は、なぜ今ごろ里帰りなのかと妃の願いに違和感を抱く。壬氏は皇弟の責務に悩みながら向き合う。高順と陸孫の役回りは、紹介文から具体的には読み取れなかった。

18人に名前がない人物

玉葉妃、羅門、白鈴ら緑青館の三姫、趙迂、白娘々は18人に入っていない。玉葉妃と羅門は猫猫の紹介文に、白鈴は李白の紹介文に名前だけ出る。

18人にいないからといって、映画に出ないとは限らない。TV版の主要人物は登場人物一覧で引ける。

第3期の新キャストである白娘々は3期キャラの記事で扱っている。人物が分かったところで、次は話の出どころを確かめる。

原作との関係と残る謎

既刊の巻には当たらない

公式は本作を、原作者・日向夏さんによる完全新作オリジナルストーリーとしている。クレジットも「原作・ストーリー原案」だ。

だから「原作の何巻まで読めば映画の話が分かるか」には答えがない。既刊の全体は小説の巻数の記事にまとめてある。

小説は映画の2日前に出る

ただし、映画と同じ題の本は出る。『小説 薬屋のひとりごと 亡妃の秘宝』は12月9日発売で、公開より2日早い。

日向夏さんが劇場版の筋書きを自ら小説にしたもので、映画に入らなかった要素も載る。同じ12月9日には、サンデーうぇぶりで漫画版の連載も始まる。

謎解きを映画で初めて味わいたい人は、小説を開くのを鑑賞後に回すのが無難だ。結末まで同じかどうかは、発売前の今は確かめようがない。

見た人だけの後日譚

12月11日からの入場者特典第1弾は小冊子で、全国150万名の限定だ。日向夏さん書き下ろしの「帰路の向日葵」は、猫猫と壬氏の劇場版の後日譚を描く。

第3期のどこの話かは未発表

第3期は10月2日から放送中で、第2クールは2027年4月から。映画はその途中の12月11日に公開されるが、第何話の前後の話なのかは公式に示されていない。放送の並びは見る順番の記事で確かめられる。

既刊に答えがないなら、映画の謎は公開前にどこまで分かっているのか。

答えが出ていない5点

公開前の情報では、次の点に答えが出ていない。いずれも公式が問いとして見せている部分で、この記事では推測しない。

  • なぜ死後すぐではなく、5年後の帰郷を願ったのか
  • 遺体はなぜ美しいままなのか
  • 妃の遺体の首を持ち去ったのは誰か
  • 沐清の本当の母親は誰か
  • 若晴の遺体と化蛇の財宝はどう関係するのか

最後の点は、相関図でも「遺体の秘密と関係?」と疑問符つきで線が引かれている。未の一族が抱える大きな秘密の中身も伏せられたままだ。

答えは映画に任せるとして、公開までに何を見ておけばよいのか。公式が用意した復習の範囲が手がかりになる。

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公開までの予習

公式の復習は第2期まで

公式は劇場版に向けて、総集編3本と金曜ロードショーの特別編集版を用意した。

日付 見られるもの 範囲
10月31日 総集編 後宮編 第1期前半
11月14日 総集編 外廷編 第1期後半
11月28日 総集編 宮廷編 第2期前半
12月11日21時 金曜ロードショー 第2期後半中心

第3期はこの復習に入っていない。18人の中にも、第3期で加わった新キャストはいない。公式が前提にする人物関係は、第2期までで足りると見てよさそうだ。

銀山役の見上愛さんも、初めて触れる人でも楽しめる内容だとコメントしている。ただ、第3期の知識が映画に要らないと公式が明言したわけではない。

初日の昼に見る人の注意点

表を見ると穴が1つある。第2期後半、第37話から第48話までの12話には総集編がない。その部分を担う金曜ロードショーは、公開初日の夜21時に放送される。

つまり初日の昼に映画を見るなら、復習用の放送はまだ流れていない。第2期の結末まで押さえたいなら、先に12話を見るか、放送後の回を選ぶことになる。

特別編集版には、第2期のラストにつながる約4分の新規映像も入る。第3期の配信方式は配信の記事で確かめられる。

この記事の数え方

18人は、映画公式サイトのCharacterにある個別ページの数で数えた。声優はStaff/Cast、組分けと関係の線はRelationshipの相関図に従った。時点はすべて2026年11月4日だ。

新しい10人は、公式が劇場版オリジナルと呼ぶ人物と、同じ組で第3期の紹介やTV版の人物表に名前がない人物を合わせた。公式が全員を1人ずつオリジナルと明記したわけではない。

映画本編は未公開で、小説と漫画版も発売前なので読んでいない。予告映像そのものは確認せず、公式サイトの紹介文を根拠にした。

第2期後半を第37話から第48話とした区切りは、放送リストと映像ソフトの収録話で照合した。

公開前後の予定11月28日総集編の最終宮廷編で第2期前半まで▶12月9日小説と漫画版小説発売と漫画版の連載▶12月11日映画の公開入場者特典の配布も開始▶同日21時金ロー放送第2期後半中心の特別版2026年11月4日時点の公式発表

読み終えたら『薬屋のひとりごと』をもう一度

記事で振り返った場面は、映像や原作でそのまま確かめられます。

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よくある質問

劇場版の登場人物は何人ですか?

映画公式サイトのCharacterには18人が載っています(2026年11月4日時点)。TVアニメから続く猫猫・壬氏ら8人と、若晴・銀山・沐清など新しい10人です。

青々の声優は誰ですか?

2026年11月4日時点で、公式のキャスト欄に青々の声優名は載っていません。キャスト欄は18行ありますが、1行はナレーションの島本須美さんで、人物は17人分です。

劇場版は原作小説の何巻の話ですか?

既刊のどの巻にも当たりません。原作者・日向夏さんによる完全新作です。映画の筋書きを小説にした『小説 薬屋のひとりごと 亡妃の秘宝』は2026年12月9日に発売されます。

第3期を見ていなくても映画は分かりますか?

公式が用意した総集編と金曜ロードショーの範囲は第2期までで、18人にも第3期で加わった新キャストはいません。ただし公式が第3期は不要と明言したわけではなく、第3期のどこの話かも発表されていません。

若晴の遺体の謎の答えは分かっていますか?

公開前の公式情報では明かされていません。5年後の帰郷を願った理由、美しいままの理由、財宝との関係はいずれも伏せられています。

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