名探偵コナン 少年探偵団の結成と変化|最初の依頼・灰原加入の順序

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この記事の結論

  • 原作6巻では、ゲームの約束から探偵バッジと団の宣伝へ進む
  • 最初の猫探しで四人が死体を目撃し、警察への通報と解明につながる
  • 18巻では歩美たちが灰原を誘い、同級生からの依頼へ同行する

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少年探偵団が原作で団として活動を始めるのは、第6巻の「結成!少年探偵団」です。コナン、歩美、元太、光彦の四人で依頼を受け始め、その後、第18巻の転校生・灰原哀が加わります。結成に至る約束、最初の猫探しが事件へ変わる経過、灰原が同行するきっかけを追います。以下、最初の事件の解決にも触れます。

原作6巻の結成

発端はゲームセンターで交わした約束

原作第6巻File6で、元太たちはコナンにゲームセンターでの約束を持ち出します。コナンが負けたら、何でも作ってやると言っていた、というものです。歩美も、コナン自身が言うほどゲームが強くなかったと付け加えます。三人は約束を忘れたことにさせず、コナンへ品物を求めました。

そこでコナンが阿笠博士へ頼んで作ってもらったのが、探偵バッジです。光彦はそのロゴの「DETECTIVE BOYS」を少年探偵団と読みます。博士が仕込んだ機能は、超小型のトランシーバーと発信機。見た目をそろえるだけでなく、離れて動く子供同士が話し、居場所を探すために使える道具です。

コナンは、子供の探偵ごっこにはちょうどよいと考えています。一方、元太たちは道具を手に入れたことで、実際に団を名乗って依頼を受けるほうへ進みます。四人が同じ品物を持った時点でも、コナンと三人の意気込みはそろっていませんでした。

校内放送で団員と受付時間を知らせる

元太たちは学校の放送室から、少年探偵団を始めたと宣伝します。元太は団長と名乗り、光彦、歩美、コナンも紹介します。難事件で困っている人に呼び掛け、依頼を受け付ける時間を放課後の午後五時から六時と伝えました。

その放送は教師に止められ、叱られます。歩美は、それでも宣伝すれば仕事が来るはずだと期待します。元太たちにはお金や有名になることへの関心もあり、探偵として活躍する想像が先に膨らんでいました。

最初の依頼は猫探し

大事件を期待した三人と、質問するコナン

待っていても依頼が来ず、三人は不満をこぼします。そこへ少年が「アキラ」を捜してほしいと来ます。元太たちは人の失踪や大事件を想像しますが、アキラは猫でした。いったんは落胆したものの、報酬に仮面ヤイバーのカードが示されると、捜索を引き受けます。

捜しても見つからない中、コナンは依頼主へ猫の特徴を尋ねます。そこで挙がったのが、特徴のある鳴き声でした。実際にその声を聞いた依頼主が家を指し、小窓の猫を発見します。コナンが必要な情報を質問し、その猫を知っている依頼主が音を聞き分けたことで、居場所へたどり着きました。

猫が戻ってきたところで、本来の捜索は終わるはずでした。しかし、その体には血が付いています。コナンが気付いたのは、猫自身には傷がないことです。血の出所を確かめようと窓へ向かい、ほかの三人も何があるのかと後ろからのぞきます。四人が見たのは、浴室の死体でした。

四人の目撃が、警察に信じてもらえない

歩美、元太、光彦が動揺して走り出す一方、コナンは公衆電話から警察へ連絡します。目暮警部が到着すると、死体を見つけてから誰も出入りしていないと説明し、家の中を確認してもらいます。ところが、警察が浴室へ入ったときには、死体が消えていました。

目暮は子供たちのいたずらを疑います。それでも四人が目撃を強調すると、血の痕や死体を家の中で捜すよう指示します。少年探偵団の最初の事件では、目撃した事実を大人へ知らせても、現場に同じ物が残っていないため信用されない、という問題が起きます。

捜索の途中でも四人は家の中で動き、コナンはバッジで元太へ連絡します。結成時に用意された通信機が、実際に離れた団員へ話すために使われます。

消えた死体と兄弟の入れ替わり

死体は家から運び出されていませんでした。二階でテレビを見ている兄の姿に見せて、椅子に座らされていたのです。弟が兄を演じ、警察の捜索をかわしていました。

再び家へ入るとき、コナンは三人に、家の外の電話ボックスの前で待つよう頼みます。死体を見つけたら中から探偵バッジで連絡するので、すぐに警察を呼んでほしい、という分担です。元太は一緒に行こうとしますが、コナンは中に殺人犯がいるかもしれないと止めます。

原作ではバッジの裏のダイヤルで周波数を合わせて受信し、ボタンを押して送信する機能も説明されています。

兄が生きているように見せるため、弟は留守番電話にも細工していました。事前に兄を装った怒鳴り声を吹き込み、隠し持った携帯電話で作動させて、二階から声が聞こえるように演出します。電話の呼び出し音は消していたため、コナンが外からかけた電話にも、呼び出し音なしで応じてしまいます。

弟が見ていたのは着信で光るランプです。応答しなければ留守番電話が働き、同じ怒鳴り声が不自然に再生されるため、すぐ取る必要がありました。コナンはこの不自然な応答を手掛かりに、声の偽装を突き止めます。犯人が襲い掛かるとコナンが制圧し、到着した目暮たちが犯人の逮捕と死体の発見に至ります。最初に四人が見た物は、子供の作り話ではなかったと分かります。

弟は兄に株の不正取引の書類を見つけられ、秘密をばらさない代わりに金銭を求められていました。兄を殺した後も、生きて部屋にいるよう装う必要があり、死体と自分の役を入れ替えて警察の確認をかわそうとしたのです。

事件の後には、猫が産んだ三匹の子猫を三人に飼ってほしいという話が来ます。四人が殺人事件を解いた直後も、身近な動物に関する頼み事が続く結末です。

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一緒に動くことと団を名乗ること

コナンが歩美、元太、光彦と出会い、一緒に行動すること自体は、第6巻の宣伝より前からあります。そのため、四人が一緒に登場した最初の回と、少年探偵団として依頼を受け始める回を、同じ意味の結成回にまとめると時期がずれます。

灰原が加わる事件

歩美たちから転校生を誘う

第18巻に登場する灰原哀は、転校してきた直後に歩美たちから少年探偵団へ誘われます。原作の「転校生は…」では、歩美たちが団を紹介し、灰原はコナンもそこに所属しているのかを確かめます。最初から五人で結成した団ではなく、すでに活動している四人へ転校生が加わる順序です。

靴箱への依頼から、同級生の家へ

元太の靴箱へ届いたのは、同級生の俊也から、行方不明になった兄を捜してほしいという依頼です。四人は依頼主の同級生の家へ行くことになり、灰原も同行します。団へ誘われた後、名前だけを加えられるのではなく、実際の依頼に一緒に動き始めます。

彼女の正体に関わる出来事は、黒の組織編の重要回で確認できます。

加入後、歩美の言葉が灰原の選択に関わる

第43巻「灰原哀の決意」では、歩美の、逃げてばかりでは勝てないという言葉が、灰原の選択に関わります。転校時に団へ誘った同級生は、単に一緒に依頼へ出掛ける相手にとどまらず、灰原が自分の進む道を考える際にも影響する存在になります。

ジョディから証人保護プログラムを提案された灰原は、逃げたくないという意思を伝えます。ジョディは、FBI捜査官としては反対だとしながら、自身も命を狙われていた女の子の立場から、その気持ちを大切にしてほしいと応じます。安全を優先する捜査官の判断と、本人が望む選択の間に違いがあることを、両者が分かったうえで交わす会話です。

参考・出典

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