薬屋のひとりごと 登場人物一覧|読み方と猫猫との関係
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この記事の結論
- 登場人物は後宮・花街・宮廷の3つに分かれ、3つすべてに関わるのは猫猫だけ
- 四夫人で入れ替わるのは淑妃の席だけ。空席に入ったのが反乱を起こす一族の娘だった
- 楼蘭妃と子翠が同じ声優なのは同一人物だから。壬氏の出生は原作でも扱いが揺れる
『薬屋のひとりごと』の登場人物は、後宮・花街・宮廷(外廷と軍部)の3つの場所に分けると一気に整理できる。そして3つすべてに名前を出せる人物は、猫猫(マオマオ)ただ一人だ。育ったのは花街、働く場所は後宮、実父の羅漢は軍部の高官で、養父の羅門は元・後宮の医官である。後宮の事件を解く知恵は、すべて後宮の外から持ち込まれている。
この記事では主要人物を場所ごとに、読み方・立場・猫猫との関係・声優で一覧にし、四夫人の入れ替わりと正体が明かされる人物まで整理する。アニメは第3期が2026年10月2日から、劇場版が12月11日から始まる(2026年9月時点)。アニメ第2期までの内容を含む。
人物を3つの場所で分ける
| 場所 | 主な人物 | 猫猫とのつながり |
|---|---|---|
| 後宮 | 四夫人とその侍女、下女 | 毒見役として仕える職場 |
| 花街(緑青館) | 羅門、やり手婆、三姫、鳳仙 | 育った場所であり実家 |
| 宮廷(外廷・軍部) | 壬氏、高順、皇帝、羅漢 | 事件のたびに呼び出される先 |
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後宮の人物一覧
| 人物 | 読み | 立場 | 猫猫との関係 | 声優 |
|---|---|---|---|---|
| 玉葉妃 | ギョクヨウ | 四夫人の貴妃。帝の寵妃で公主・鈴麗の母 | 猫猫の主。毒見役として仕える | 種﨑敦美 |
| 梨花妃 | リファ | 四夫人の賢妃 | 男児を亡くした後、猫猫が看病した | 石川由依 |
| 里樹妃 | リーシュ | 四夫人の徳妃。最年少の妃 | 毒や事件を通じて関わる | 木野日菜 |
| 阿多妃 | アードゥオ | 四夫人の淑妃。最年長で帝の乳姉弟 | 猫猫が一目置く相手 | 甲斐田裕子 |
| 楼蘭妃 | ロウラン | 阿多妃の後に入内した淑妃。子昌の娘 | 後半の事件の中心 | 瀬戸麻沙美 |
| 紅娘 | ホンニャン | 玉葉妃の侍女頭 | 職場での直属の上司にあたる | 豊口めぐみ |
| 小蘭 | シャオラン | 後宮の下女 | 後宮でできた友人 | 久野美咲 |
| 深緑 | シェンリュ | 後宮の診療所の年配女官。幼くして先帝のお手付きになった | 医務の場で関わる | 勝生真沙子 |
| 風明 | フウミン | 阿多妃の侍女頭 | 妃の周辺で関わる | 日髙のり子 |
| 皇太后・安氏 | アンシ | 先帝の妃で、現在の帝の母 | 直接の接点は少ない | 能登麻美子 |
花街と猫猫の家族
| 人物 | 読み | 立場 | 猫猫との関係 | 声優 |
|---|---|---|---|---|
| 猫猫 | マオマオ | 花街育ちの薬師。後宮の下女から玉葉妃の毒見役へ | 主人公 | 悠木碧 |
| 羅門 | ルォメン | 元・後宮の医官。今は花街の医者 | 養父。羅漢の叔父にあたる | 家中宏 |
| 羅漢 | ラカン | 軍部の高官で、変わり者の軍師 | 実父。猫猫は彼を嫌っている | 桐本拓哉 |
| 鳳仙 | フォンシェン | 緑青館の元妓女 | 実母 | 桑島法子 |
| 羅半 | ラハン | 羅漢の甥 | 数字に強い親戚 | 豊永利行 |
| やり手婆 | ― | 緑青館の経営者 | 育ての親の一人 | 斉藤貴美子 |
| 白鈴 | パイリン | 緑青館の三姫 | 姉貴分 | 小清水亜美 |
| 女華 | ジョカ | 緑青館の三姫 | 姉貴分 | 七海ひろき |
| 梅梅 | メイメイ | 緑青館の三姫 | 姉貴分 | 潘めぐみ |
| 李白 | リハク | 若い武官 | 持ちつ持たれつ。白鈴の身請けを志す | 赤羽根健治 |
宮廷の人物一覧
| 人物 | 読み | 立場 | 猫猫との関係 | 声優 |
|---|---|---|---|---|
| 壬氏 | ジンシ | 後宮を管理する宦官として振る舞う美形 | 猫猫を重用し、好意を寄せる | 大塚剛央 |
| 高順 | ガオシュン | 壬氏の付き人の武官 | 壬氏を通じて関わる | 小西克幸 |
| 馬閃 | バセン | 武官。高順の息子 | 壬氏の周辺で関わる | 橘龍丸 |
| 皇帝 | ― | 現在の帝 | 妃の毒見を通じて間接的に | 遠藤大智 |
| 翠苓 | スイレイ | 外廷の女官で、薬に詳しい | 薬の知識で向き合う相手 | 名塚佳織 |
| 子昌 | シショウ | 先帝時代からの重臣。子の一族の長 | 後半の事件の相手側 | チョー |
| 神美 | シェンメイ | 子昌の妻。元は先帝の上級妃 | 同上 | 深見梨加 |
四夫人は淑妃の席だけが入れ替わる
| 位 | 妃 | 特徴 | その後 |
|---|---|---|---|
| 貴妃 | 玉葉妃 | 帝の寵妃で公主の母 | 猫猫の主として物語の軸に |
| 賢妃 | 梨花妃 | 男児を亡くす | 猫猫の看病で立ち直る |
| 徳妃 | 里樹妃 | 最年少の妃 | 後宮に残る |
| 淑妃 | 阿多妃 | 最年長。帝の乳姉弟 | 後宮を去る |
| 淑妃(後任) | 楼蘭妃 | 子昌の娘 | 阿多妃が去った柘榴宮に入内 |
四夫人のうち、物語の途中で入れ替わるのは淑妃の席だけだ。そして空いたその席に入ったのが、のちに反乱を起こす一族の娘だった。四夫人のあいだの上下関係は情報源によって書き方が違うので、ここでは順位を断定しない。
正体が明かされる人物
ここからは正体に触れる。
| 人物 | 表向き | 明かされること | 確度 |
|---|---|---|---|
| 猫猫 | 花街の薬師 | 実父は羅漢、実母は鳳仙 | 作中で確定 |
| 壬氏 | 後宮の宦官 | 本名は華瑞月。表向きの身分は、病弱で表に出ない皇弟 | 作中で確定 |
| 壬氏の出生 | ― | 帝と阿多妃の子で、赤子のときに入れ替えられたとされる | アニメでは猫猫の推理まで。原作で阿多が認める描写があるとされるが、情報源で食い違う |
| 子翠 | 後宮の下女 | 楼蘭妃と同一人物 | 作中で確定 |
| 翠苓 | 外廷の女官 | 子昌と先妻の娘 | 作中で確定 |
| 馬閃 | 武官 | 高順の息子 | 作中で確定 |
アニメのキャスト表で楼蘭妃と子翠に同じ声優が当てられているのは、2人が同一人物だからだ。キャスト表が先に答えを見せてしまう珍しい例と言える。壬氏の出生をめぐる考察は壬氏の正体で別に掘り下げている。
子の一族の反乱で何が起きたか
アニメ第2期で描かれた反乱は、登場人物の関係が一気に動く場面だ。根にあるのは、先帝の後宮に入れられた神美の皇族への恨みだった。
- 子昌:悪役を演じ切り、砦に踏み込んだ壬氏の前に現れて、部下たちに討ち取られる
- 神美:壬氏に追い詰められ、飛発(銃)の暴発で倒れる
- 楼蘭(子翠):自ら悪女を演じたうえで胸に被弾し、砦の上から雪の中へ転落する。遺体は見つかっていない
- 翠苓と一族の子どもたち:「蘇りの薬」で仮死状態になり、生き延びる
最終話では港町に「玉藻」と名乗る人物が現れ、楼蘭の生存がほのめかされる。ただし同一人物だと作中で明言されたわけではないので、生存は確定していないと見るのが正確だ。
2026年9月時点の展開
- アニメ第3期:2026年10月2日開始。日本テレビ系の金曜23時枠で、第2クールは2027年4月開始予定
- 劇場版:『劇場版 薬屋のひとりごと 亡妃の秘宝』が2026年12月11日公開。原作者・日向夏がストーリー原案を手がける完全新作
- 実写ドラマ:芦田愛菜主演、Prime Videoで2028年配信と発表
- 原作とコミカライズ:原作は日向夏の小説。漫画はねこクラゲ版(月刊ビッグガンガン)と倉田三ノ路版(月刊サンデーGX)の2系統が並行して連載されている
漫画が2系統あるため、「読んだ人によって絵も構成も違う」という珍しい状態が続いている。人物の印象が話題ごとに食い違うのは、多くの場合この2系統の違いによる。
猫猫だけが3つの世界に足をかけている
一覧を場所の列で読み直すと、猫猫の特異さが見えてくる。後宮の事件は毒・薬・化粧・食といった暮らしの細部から解かれるが、その細部を知っているのは花街で薬を扱ってきた人間だけだ。一方で事件の背景にあるのは宮廷の権力争いで、そこには実父の羅漢がいる。
ここからは解釈になるが、壬氏が猫猫を手放さないのは、彼女が後宮の中と外を同時に見られる唯一の目だからだろう。身分でつながった人間関係の網に、ひとりだけ身分の外から入ってきた人物がいる。それが、この作品の事件が解ける仕組みそのものになっている。
よくある質問
猫猫の家族は誰?
実父は軍部の高官・羅漢、実母は緑青館の元妓女・鳳仙で、育ての親は花街の医者の羅門だ。羅門は羅漢の叔父にあたる。猫猫は羅漢を嫌っている。
四夫人は誰のこと?
貴妃の玉葉妃、賢妃の梨花妃、徳妃の里樹妃、淑妃の阿多妃の4人だ。阿多妃が後宮を去った後は、子昌の娘である楼蘭妃が淑妃として入内している。
壬氏の正体は?
後宮を管理する宦官として振る舞っているが、本名は華瑞月で、表向きの身分は病弱で表に出ない皇弟だ。帝と阿多妃の子で入れ替えられたという出生の秘密は、アニメでは猫猫の推理までで、原作での扱いも情報源によって食い違う。
アニメ第3期はいつから?
2026年10月2日開始で、日本テレビ系の金曜23時枠で放送される。第2クールは2027年4月開始予定だ。劇場版『薬屋のひとりごと 亡妃の秘宝』は2026年12月11日公開となっている。
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