進撃の巨人 壁と街の地図|三重の壁・突出区の位置関係
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この記事の結論
- 外側からマリア・ローゼ・シーナ
- 三つの主要区画は別々の街
- 地図は距離を再現しない模式図
シガンシナ区の奪還とトロスト区の奪還は、同じ街を二度取り返した話ではない。三重の壁のどこにあるかを先に押さえると、二つの作戦の違いが見える。
壁の外側から内側へ、マリア、ローゼ、シーナの順に並ぶ。主要な街と王都・地下街の位置関係を、縮尺を持たない模式図で整理する。物語の核心に関わる前史の説明は年表へ分担した。
壁と街の位置関係
| 壁・場所 | 大きな位置 | 物語で探す目印 |
|---|---|---|
| ウォール・マリア | 三重の壁の最外側 | シガンシナ区につながる |
| ウォール・ローゼ | 中間の壁 | トロスト区につながる |
| ウォール・シーナ | 最内側の壁 | ストヘス区と王都を考える基準 |
| シガンシナ区 | マリア南側の突出区 | エレンたちの故郷 |
| トロスト区 | ローゼ南側の突出区 | 大岩で穴を塞ぐ作戦 |
| ストヘス区 | シーナ東側の突出区 | 女型の巨人との市街戦 |
| ミットラス | シーナの内側の王都 | 王政の中心 |
| 地下街 | 王都の地下の生活圏 | リヴァイの過去に関わる |
壁名と方角を一組で読む
シガンシナとトロストは、どちらも南側の突出区だ。ただし、付いている壁はマリアとローゼで異なる。「南の街」とだけ覚えると、故郷への帰還と大岩の運搬を取り違えやすい。
ストヘスは内側のシーナの東に付く。図で南のシガンシナとトロストから横へ視線を移すと、女型を巡る市街地の作戦が、南の二つの扉の封鎖とは別の場所だと分かる。王都ミットラスはシーナの内側に置いた。
地理の確認には、講談社のマガポケに掲載された公開講座の解説を併用した。同記事は公式見解ではない旨を明記しているため、掲載サイトが出版社であることだけで本編の設定資料とは扱わない。
ローゼとトロストの関係は講談社のゲームブック紹介、三壁の順序と王都の位置は公開辞書・署名入り解説とも照合した。図はこれらの共通する位置関係を整理したものだ。
外と内を先に固定する
壁の内側という言い方だけでは、どの壁を基準にしているか分からない。マリアの内側であっても、ローゼの外側という場所は存在する。
突出区と壁の全周は違う
突出区は、壁から張り出すように設けられた区画だ。一つの街へ入られたことと、そこからさらに内側の地域へ進入されたことは、地図上では別の段階になる。
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三つの街を混同しない
シガンシナ区
物語の始まりで襲われるエレンたちの故郷だ。公式第1話は壁に囲まれた街としてシガンシナを紹介し、人物紹介もマリア襲撃と母を失う出来事を結び付ける。
その後に故郷へ戻る作戦は、地下室という目的も伴う。単に街を確保するだけでなく、エレンの家に残された情報へ近づく意味がある。
トロスト区
エレンたちが訓練を経て兵士として戦い、巨人化したエレンが大岩を運ぶ街だ。公式第11〜13話紹介は、破壊された扉を塞ぐ任務を扱う。
故郷であるシガンシナから内側へ避難した後に、ここで再び巨人の侵入に遭う。二つの襲撃を同じ街の出来事として読むと、壁内の領域が縮まる経過も分からなくなる。
ストヘス区
アニが所属する憲兵団支部があり、女型の正体を巡って接近する舞台になる。公式第23話以降は、ストヘス区を通過する兵団と、アニへの働きかけを説明する。
三つの場面を地図でたどる
第1〜2話の故郷の襲撃を読むときは、まず最外側のマリアとシガンシナを組にする。第5話以降のトロスト戦へ移ったら、地図上では中間のローゼへ基準を移す。
第23〜25話のストヘスでは、街とシーナの東側を対応させる。マリアからローゼへ進んだ巨人を、さらに大岩で止める話としてつなげるのではなく、アニに接近する別の作戦の場所として見る。
第50話から故郷へ向かう際には、再びマリアとシガンシナへ戻る。この位置の往復が分かれば、街を巡る事件を細かい年代まで覚えなくても、どこを目指した作戦なのか探し直せる。
王都と地下街を見る
王都は別の種類の場所
ミットラスは王政の中心となる王都だ。突出区の街と同じ一覧に名前が並んでいても、三重の壁の外周に同じ形で並ぶ街として描かない。
外から中心へ近づく線と、東西南北の線は異なる。シーナの内側にあることと、シーナの東側に付くことを区別すると、ストヘスと王都も混ざらない。
地下街は四枚目の壁ではない
悔いなき選択の正規あらすじは、王都の下にある地下街と、そこに暮らすリヴァイたちを説明する。地上の中心に近いことが、そのまま豊かな生活を意味する場所ではない。
模式図では上下の関係を別の小図にした。三重の壁と同じ平面に四本目の円として追加すると、壁の内外と地上地下が混ざってしまうからだ。
↓ 地上と地下の関係
壁内の暮らしにも差がある
同じ壁内でも、故郷を失った避難民、内地を希望する兵士、王都の地下で暮らす人々では、見えている安全が違う。
第4話紹介は、訓練成績上位者が内地の憲兵団へ入れる仕組みを示す。地理を知ってからこの進路を見ると、兵団選びが生活圏の選択でもあることを理解しやすい。
地図から物語へ戻る
| 思い出したい場面 | 最初に確認する場所 | 次に見る記事の役割 |
|---|---|---|
| 故郷と地下室 | シガンシナ区 | 奪還作戦の目的と経過 |
| 大岩での封鎖 | トロスト区 | 運搬と護衛の因果 |
| アニへの接近 | ストヘス区 | 捕獲方法の比較 |
| リヴァイの入団前 | 地下街 | OADの作品案内 |
場面を思い出す目印を街へ対応させた表だ。各街を網羅した観光案内や、作中の全移動経路を一つの地図へ描いたものではない。
地理と歴史の図を分ける
壁がいつできたか、その秘密がいつ明かされたかは時間の問いだ。ここでは位置関係を扱い、前史や巨人の起源を長く繰り返さない。
この記事の対象と図
壁内編を理解するための主要な三つの壁、三つの突出区、王都と地下街を対象にした。全ての区画名を網羅する世界地図ではない。
公式各話・人物紹介、地下街を扱う正規配信のあらすじ、出版社掲載の公開解説と商品紹介、辞書を参照した。
距離や半径は集計せず、図は位置関係の説明用として作成した。街の位置と、その街で起きた事件を対応させている。
参考・出典
本文の事実関係は以下の公式情報・資料で確認しています。
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よくある質問
トロストとシガンシナは同じ街?
別の街。シガンシナは最外側のマリア南側、トロストは中間のローゼ南側の突出区。両方が南でも付いている壁は異なる。
地下街は四つ目の壁の中?
四つ目の壁として扱わない。王都の地下の生活圏で、地上地下の位置関係を別図にした。
全ての街の地図?
違う。壁内編の主要な三つの壁と、シガンシナ・トロスト・ストヘス、王都・地下街を対象にする。
