進撃の巨人の年表|巨人の誕生から最終決戦までを時系列で整理

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この記事の結論

  • 始祖ユミルからエレン誕生前の歴史も掲載
  • 壁の崩壊・三つの奪還・海への順序を追う
  • 地鳴らし停止とエレンとの決着は別の段階

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巨人が生まれた遠い過去から、エレンたちの戦いまでを発生順に追う。壁内社会の成立や、グリシャの人生も含めた年表だ。全編のネタバレを含む。

確かめたい時代から、前史、壁内の事件、マーレ編以降へ進める。古代やグリシャ一家の出来事には、確認できない絶対年号を付けず、前後関係を示している。

始祖ユミルからエレン誕生まで

起源を確認する入口は公式第80話「二千年前の君から」。始祖ユミルへエレンが語りかける場面が紹介される。公式用語解説は、ユミルの死後に力が九つへ分かれ、ユミルの民が継承し、保有期間は13年と説明する。初代の誕生、力が分かれた段階、後の壁内王家は別の時点になる。

時期 起きたこと 後の物語へのつながり
約2000年前・始祖ユミルの時代 奴隷だったユミルが追い詰められ、樹洞の穴へ落ちた先でムカデのような生物に出会い、巨人の力を得る。 最初の巨人が生まれる。初代フリッツ王の時代。
力を得た後 フリッツ王はユミルの力を戦争や国づくりへ使う。ユミルは王との間に三人の娘をもうける。 壁を築くカール王より、はるか前の出来事。
ユミルの死後 王が娘マリア・ローゼ・シーナにユミルの遺体を食べさせ、力を継承させる。さらに子孫へ受け継がれ、後世の九つの巨人へつながる。 最初から九人の子へ同時に分かれた、という意味ではない。
エルディアが支配した時代 巨人の力を持つエルディアの支配が続く。後に帝国は失われ、マーレが大陸で力を持つ。 巨人の力による支配から、後のマーレの時代へ。
壁内社会の成立 第145代カール・フリッツがパラディ島へ移り、三重の壁を築く。壁内の民の記憶も改変される。 壁内の人々が、外の歴史を知らずに暮らす社会の始まり。
グリシャの少年時代 マーレで暮らすグリシャは、妹フェイを失う。 マーレへの抵抗と復権運動へ進む背景になる。
復権派で活動する時代 グリシャはエルディア復権派で活動し、ダイナとの間にジークが生まれる。 ジークはエレンより先に生まれた異母兄。
ジークの幼少期 ジークが両親を告発し、グリシャたちはパラディ島への楽園送りとなる。 地下室の本で明らかになる、壁内へ来る前の過去。
パラディ島での継承 フクロウの正体であるクルーガーが、グリシャへ進撃の巨人を継がせる。 グリシャが島へ送られることと、壁内に暮らし始めることの間にある。
壁崩壊より前・エレン誕生 グリシャは壁内で医者として暮らし、カルラとの間にエレンが生まれる。 壁外の過去を持つ父と、壁内で育つ息子の人生がつながる。

起源の具体的な順序は、ABEMAの巨人解説(第80話の樹洞と生物)と、同・伏線解説(三人の娘への継承)で補助確認した。三娘の名前が後の壁と同じであることと、カール王が壁を築いた出来事は別の時代に置く。

グリシャには壁外の人生がある

ダイナとの子がジーク、カルラとの子がエレンだ。ジークの告発とクルーガーからの継承を経て、グリシャは壁内で暮らすようになる。

この前史を知る場面が地下室到達後に置かれていても、グリシャの少年時代や島への移動が、850年以降に起きたわけではない。

記事で触れた場面を原作で読む

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壁の崩壊から海に至るまで

時期 起きたこと 確認する場面
845年 シガンシナ区へ巨人が侵入し、エレンは母を失う。 第1〜2話。作中年は公式人物年譜
845年・グリシャと継承 グリシャがレイス家を襲い、フリーダの始祖を奪う。その後エレンへ進撃と始祖が継がれる。 第43〜44話で過去が明かされる。同じ年の壁崩壊とは別地点の出来事。
847年 エレン、ミカサ、アルミンが訓練兵団へ入る。 公式人物年譜
850年・卒業後 トロスト区へ巨人が侵入。巨人化したエレンは仲間に守られながら大岩で穴を塞ぐ。 第5〜13話。卒業年は公式人物年譜
トロスト区の後 調査兵団が第57回壁外調査へ出る。女型捕獲を狙う作戦は失敗し、その後ストヘス区でアニと対峙する。 第17/23/24話
女型との戦いの後 壁の中の巨人が見つかり、ウォール・ローゼ内にも巨人出現の情報が届く。 第26話。回想の12時間前と提示順を混ぜない
ウトガルド城の戦いの後 鎧・超大型の巨人が現れ、エレンが連れ去られる。調査兵団は奪還へ向かい、取り戻す。 第31〜37話
王政との対立 エレンとヒストリアを巡る事件から、レイス家の秘密が明らかになる。ヒストリアはロッドへ逆らい、救出側と合流する。 第38/40/43〜45話
ロッド巨人との戦いの後 ヒストリアが真の王と名乗り、戴冠する。兵団は硬質化を使う対巨人兵器を開発し、奪還作戦へ備える。 第47〜49話。第48話は戴冠から2か月
シガンシナ区奪還作戦 調査兵団がウォール・マリアへ向かい、獣・鎧・超大型との戦いに臨む。生存者はグリシャの地下室へ至る。 第50〜56話
地下室到達後 残された本からグリシャの過去と壁外の世界を知り、兵団幹部が今後の方針を考える。 第57〜59話。過去そのものの発生日ではない
851年(公式説明から算出) 調査兵団が海へ到達する。 第59話。845年+公式あらすじの「最初の襲来から6年」から算出。

三つの奪還を区別する

トロスト区では、巨人が入った穴を塞ぐ。ライナーたちとの戦いでは、連れ去られたエレンを取り戻す。シガンシナ区では、ウォール・マリアと地下室への道を取り戻す。

同じ「奪還」でも、場所と対象が異なる。女型との戦いから王政編へ飛ばすと、エレンが連れ去られた事件や、壁の中の巨人が明らかになる順序を見落とす。

マーレ編から最終決戦へ

島の外では戦争が続く一方、島へは義勇兵が渡る。後半は過去の島内の出来事を回想してから現在へ戻るため、放送された順に発生したとは限らない。

時期 起きたこと 確認する場面
レベリオ襲撃より前・島の回想 反マーレ派義勇兵が島へ渡る。後にマーレ編の回想で、この期間の出来事が明かされる。 公式人物紹介/第68話以降の回想。到着を襲撃後の事件にしない。
レベリオ襲撃前・マーレの現在 マーレと中東連合の4年にわたる戦争が終結する。ライナーは故郷へ戻る。 第60〜62話。幼少期の回想と現在の帰郷を区別。
宣戦布告の場 ヴィリー・タイバーが演説する一方、地下でエレンとライナーが再会する。エレンの襲撃へつながる。 第64〜65話
レベリオ襲撃の後 エレンたちは島へ戻る。ジークの計画と兵団内部の対立が、島の行方を分ける。 第67〜69話。島内の対立が表面化する。
シガンシナでの戦い エレンとジークを巡り戦いが起こる。兄弟が接触し、父グリシャの記憶へ進む。 第78〜79話
始祖ユミルと地鳴らし エレンがユミルへ語りかけ、壁が消え、壁の巨人が進み始める。 第80〜81話
地鳴らしを追う一行 ハンジたちはイェーガー派の妨害を越え、海路で先回りする。 第88話
オディハ 飛行艇の準備中にフロックの銃撃で燃料タンクが損傷。ハンジはアルミンへ団長を譲り、修理の時間を稼ぐ。 第89話
スラトアへ向かう空路 エレンが一行を座標へ呼ぶ。交渉を望む仲間へ、止めたければ自分を殺すよう告げる。 第90話
天と地の戦い 一行はエレンへ降下し、歴代の九つの巨人と戦う。捕らえられたアルミンは道でジークと話す。 第91〜92話
地鳴らし停止 リヴァイがジークを倒し、巨人の進行が止まる。しかしエレンはなお生きており、アルミンとミカサは彼の元へ向かう。 第93話。地鳴らし停止と戦いの終結を分離
エレンとの最後の決着 ミカサがエレンの命を絶つ。 第93〜94話/公式キャストインタビュー。地鳴らし停止とは別の決着。
戦いの終結後 巨人の力が消え、残された人々は平和へ向けて歩む。 第94話

地鳴らし停止と決着は別

最後は三つの出来事に分けて追える。第93話ではリヴァイが姿を現したジークの首をはね、地鳴らしが止まる。しかしアルミンの超大型の爆発でもエレンは死なず、終尾の巨人の残骸から巨大生物が出る。同じ回の最後にアルミンとミカサがエレンへ急ぎ、第94話では戦いの終結と巨人の力の消失が説明される。ジークの死をそのままエレンの死や力の消失と同じ一行へまとめない。

回想と年号の読み方

  • 第43話で明かされるレイス家襲撃は、当時の現在から5年前の事件。
  • 第57話でたどるグリシャの少年時代は、地下室到達後に新しく起きた事件ではない。
  • 第80話で明かされる始祖ユミルの時代は、マーレ編よりはるか前の歴史。

断定できる年と相対的な時期

845・847・850年はアニメ第1期の公式人物年譜に示される。851年の海への到達は、845年と公式あらすじの「最初の襲来から6年」を組み合わせて算出した。

前史の細かな婚姻日は記載していない。回想の各場面を一律の月日へ換算することも避けた。表は作品世界の主要な出来事を追うためのもので、アニメの視聴順や全戦役の日程表ではない。

読み終えたら原作で確かめる

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