ハリーポッター 魔法道具一覧|透明マントなど17個の持ち主と行方

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この記事の結論

  • 最多は忍びの地図、9人の手を渡った
  • 17個中10個が3人以上の手を渡った
  • 7巻で所在が書かれるのは6個だけ

この記事で選んだ17の魔法道具のうち、手にした人物が最も多いのは忍びの地図だ。作った4人から管理人のフィルチ、双子を経てハリーへ。手にした人は数えると9人になる。

名前のある道具17個を数えると、3人以上の手を渡ったのは10個。最終巻の時点で所在が書かれているのは6個、壊れた・失ったのは4個、残る7個は行方が書かれないまま物語が終わる。

17個の全体像

17個は、7巻の時点の行方で3つに分かれる。壊れた・失った4個、所在が書かれている6個、行方が書かれない7個だ。

道具 初登場 手にした人 7巻の時点
賢者の石 1巻 4人 壊された
ニンバス2000 1巻 1人 壊れた
ファイアボルト 3巻 3人 失った
逆転時計 3巻 2人 全部壊れた
忍びの地図 3巻 9人 ハリーの手元
グリフィンドールの剣 2巻 7人 大広間に残る
両面鏡 5巻 5人 片方が残る
灯消しライター 1巻 3人 ロンの手元
透明マント 1巻 3人 ハリーの手元
憂いの篩 4巻 2人 校長室に残る
思い出し玉 1巻 4人 書かれない
空飛ぶ車 2巻 4人 書かれない
みぞの鏡 1巻 1人 書かれない
組分け帽子 1巻 3人 書かれない
かくれん防止器 3巻 2人 書かれない
姿をくらますキャビネット棚 2巻 2人 書かれない
炎のゴブレット 4巻 ― 書かれない

「手にした人」は、持ち主・預かった人・取り上げた人・借りた人の数。組分けの儀式でかぶっただけの人は入れていない。

3人以上の手を渡った10個

3人以上が手にしたのは10個。地図・剣・両面鏡・石・思い出し玉・空飛ぶ車・灯消しライター・透明マント・ファイアボルト・組分け帽子だ。

最多は忍びの地図の9人。グリフィンドールの剣の7人、両面鏡の5人が続く。

手を渡った道具ほど残る

表を並べ替えると、もう一つ気づくことがある。7巻で所在が書かれている6個のうち、5個は3人以上の手を渡った道具だった。例外は憂いの篩(2人)だけだ。

物語の終盤で役目を果たす道具ほど、早い巻から人の手を渡ってきた。これはこの記事の集計から言えることで、作者が語った設計ではない。

では、壊れた・失った4個は、いつ消えたのか。1巻から順に見ていく。

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壊れた・失った4個

壊れた4個と残った6個壊れた・失った4個・賢者の石は1巻で壊された・ニンバス2000は3巻で暴れ柳に・逆転時計は5巻で残りが全部壊れた・ファイアボルトは7巻で失った所在が書かれる6個・地図と透明マントはハリーの手元・灯消しライターはロンの手元・剣は大広間のネビルの傍ら・憂いの篩は校長室・両面鏡は片方が残った7巻の時点で、最後に描かれた状態で分けた

賢者の石は1巻で壊された

賢者の石を作ったのはニコラス・フラメル。グリンゴッツの713番金庫からハグリッドが運び出し、ダンブルドアがみぞの鏡の中に隠した。

鏡の前に立ったハリーのポケットに、石は入った。1巻の終わりに、ダンブルドアはフラメルと話し合って石を壊したと明かす。手にした4人目のハリーで、石の旅は終わった。

ハリーの箒は2本とも消えた

ニンバス2000は1巻で、マクゴナガルの手配でハリーに届いた。3巻のハッフルパフ戦で、吸魂鬼に襲われたハリーが落ち、箒は暴れ柳に砕かれた。

代わりのファイアボルトは、3巻のクリスマスに贈り主の名前なしで届いた。贈ったのはシリウスだ。ハーマイオニーの知らせでマクゴナガルが取り上げ、呪いがないか調べてから返した。

5巻ではアンブリッジがハリーの箒を没収した。7巻、ハリーを移す作戦の空中戦で、ファイアボルトは落ちて失われた。

逆転時計は5巻で全部壊れた

逆転時計は3巻で、マクゴナガルがハーマイオニーに渡した。授業を多く取るためで、年度末にハーマイオニーは返している。

作者は公式サイトで、ホグワーツに入った逆転時計はこれ1つだけで、残りは5巻の神秘部の戦いですべて壊したと書いた。時間を戻す手段は、物語から消えたことになる。

消えた4個のうち3個は、5巻までに退場した。反対に、最終巻まで残った6個はどんな道をたどったのか。

7巻まで残った6個

忍びの地図が渡った順作中の過去4人が作るムーニーら4人の作フィルチが没収▶3巻ハリーへ双子から譲られるルーピンが取り上げ返す▶4巻偽ムーディクラウチJrが借りるのちハリーの手元へ▶7巻逃亡中もジニーの名前を眺める最後までハリーの手元受け渡しは7回、手にした人は9人

忍びの地図は9人の手に

順 手にした人 巻 渡り方
1 ムーニーら4人 過去 自分たちで作る
2 フィルチ 過去 没収する
3 フレッドとジョージ 過去 引き出しから盗む
4 ハリー 3巻 双子から譲られる
5 ルーピン 3巻 取り上げる
6 ハリー 3巻 年度末に返される
7 偽ムーディ 4巻 借りる
8 ハリー 5〜7巻 手元に戻り使い続ける

作ったのは、ムーニー・ワームテール・パッドフット・プロングズの4人。公式サイトによると、最終学年にフィルチに没収され、取り返せなかった。

双子は1年生のとき、フィルチの「没収品」の引き出しから地図を盗んだ。偽ムーディの正体は、バーティ・クラウチ・ジュニアだ。

受け渡しは7回。作者の1人ルーピンが、仲間ジェームズの息子から取り上げ、また返したことになる。7巻のハリーは逃亡中、地図の上のジニーの名前を眺めていた。

剣は7人の手を渡った

グリフィンドールの剣は2巻で、組分け帽子からハリーの手に現れた。その後は校長室に置かれ、ダンブルドアが指輪の分霊箱を剣で壊したことが7巻で分かる。

遺言で剣はハリーに遺されたが、魔法大臣が渡さなかった。本物はスネイプがディーンの森の池に沈め、ロンが引き上げてロケットを壊した。

そのあとは人さらいが戦利品として取り、グリンゴッツではグリップフックが奪った。最後は帽子から抜いたネビルがナギニを斬った。戦いのあと、剣はネビルの傍らに置かれていた。

ライターと篩は受け継がれた

灯消しライターは、1巻の最初の場面でダンブルドアが街灯を消した道具だ。5巻ではムーディが借りて使い、7巻で遺言によりロンのものになった。マルフォイ邸の地下牢では、このライターが光を放った。

憂いの篩は4巻で初めて出てくる。5巻では閉心術の授業でスネイプが使い、7巻ではスネイプ校長のもとにあった。ハリーはこの篩で、スネイプの記憶を見る。

両面鏡と透明マント

両面鏡は5巻で、シリウスからハリーへの包みに入っていた。もとはジェームズとシリウスが、別々の罰則中に話すための一組だ。

シリウスの死後、ハリーは鏡を割った。もう片方はマンダンガスが盗み、アバーフォースの手に渡った。7巻で、ハリーが持ち歩いた破片に映ったのはアバーフォースの目だった。

透明マントは1巻のクリスマスに、父ジェームズの形見として届いた。ダンブルドアが借りていたもので、7巻ではハリーの手元にある。死の秘宝の一つとしての由来は、最後に案内する記事で扱った。

残った6個には持ち主がいる。最後に、物語から黙って消えた7個を見ておく。

行方が書かれない7個

1巻の鏡と思い出し玉

みぞの鏡は、賢者の石を守る最後の仕掛けだった。ダンブルドアは鏡を新しい場所に移すと語り、それ以降は出てこない。

思い出し玉は、ネビルの祖母が送ったもの。マルフォイが奪って空へ投げ、ハリーが空中でつかんだ。これがシーカーに選ばれるきっかけになった。玉のその後は書かれない。

空飛ぶ車とキャビネット棚

ウィーズリー家の空飛ぶ車は、アーサーが魔法をかけたものだ。2巻でフレッド・ジョージ・ロンがハリーを助けに使い、ロンとハリーはホグワーツへ飛んだ。

暴れ柳にぶつかった車は森へ去り、2巻の終盤で蜘蛛から2人を救った。そこが最後の登場になる。

姿をくらますキャビネット棚は、ホグワーツとボージン・アンド・バークスに一つずつある対の棚だ。6巻でドラコが学校側の棚を直し、死喰い人を城に入れた。7巻の行方は書かれていない。

帽子・ゴブレット・防止器

組分け帽子は7巻で、ヴォルデモートがネビルにかぶせて火をつけた。ネビルは燃える帽子から剣を抜いたが、帽子そのものの行方は描かれない。

炎のゴブレットは4巻、三校対抗試合の代表選びに使われた。クラウチ・ジュニアが錯乱させてハリーの名前を出させたあと、大会後の行方は出てこない。

かくれん防止器は3巻で、ロンがエジプトで買ってハリーに贈った。7巻でハーマイオニーが贈ったのは別の新しい品で、3巻の品のその後は書かれていない。

吼えメールと移動キー

吼えメール(2巻)と移動キー(4巻)は、1点ものの道具ではなく種類の名前だ。誰の手から誰へという数え方ができないので、表からは外した。

7個の行方を書かなかったことで、読者に想像の余地が残った。ここで扱わなかった道具は、テーマ別の記事にまとめている。

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杖はハリーポッター杖一覧、魔法薬はハリーポッター魔法薬一覧にある。道具を手にした人物は登場人物一覧で引ける。

この記事の数え方

対象は原作7巻(静山社の日本語訳)。映画・舞台『呪いの子』・ゲーム・作者の後日談は数えていない。地図の没収時期だけ、Wizarding Worldの作者の記事で補った。

名前のある1点ものの道具を17個選んだ。死の秘宝は透明マントだけを入れ、分霊箱・杖・魔法薬は除いた。

「手にした人」は、持ち主・預かった人・取り上げた人・借りた人。組分けでかぶる、篩に入る、一瞬触れるだけの場面は除いた。贈り主でも、本人が手にしていない場合は入れていない。

「7巻の時点」は、最後に描かれた状態で分けた。逆転時計は、作者の説明どおり5巻で残りがすべて壊れたものとして数えた。時点は2026年10月だ。

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よくある質問

忍びの地図は誰から誰に渡りましたか

作ったムーニー・ワームテール・パッドフット・プロングズの4人から、没収したフィルチ、引き出しから盗んだフレッドとジョージを経て、3巻でハリーに渡りました。その後もルーピンが取り上げて返し、4巻では偽ムーディが借りています。ここでは同じ人物を重複して数えません。作者の4人にルーピンが含まれるため、その後に地図を取り上げるルーピンをもう1人とは数えず、合計9人です。

ハリーのファイアボルトはどうなりましたか

3巻でシリウスから贈られ、マクゴナガルの検査と5巻のアンブリッジの没収を経てハリーの手元に戻りました。7巻の初め、ハリーを移す作戦の空中戦で落として失っています。

グリフィンドールの剣は最後に誰が使いましたか

最終決戦で、組分け帽子から剣を抜いたネビルがナギニを斬りました。戦いのあと、剣はネビルの傍らに置かれていました。7巻だけでも、スネイプ・ロン・人さらい・グリップフックの手を渡っています。

逆転時計はなぜ6巻以降に出てこないのですか

作者は公式サイトで、ハーマイオニーが返した逆転時計がホグワーツに入った唯一のもので、残りは5巻の神秘部の戦いですべて壊したと説明しています。

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