メイドインアビス 成れ果て村の価値|ナナチの取引と対価
※本記事には広告・PRが含まれます。
この記事の結論
- 価値は何を大切にするかに結び付く
- 買い物と身体を差し出す取引を分ける
- 解放されてもミーティとの選択は残る
村の価値で気になったのは?
投票するとみんなの結果が見られます
成れ果て村の「価値」は、その人が何を大切にしているかに結び付く。市場の買い物だけでなく、身体を差し出す取引にも関わる。価値、対価、精算を同じ意味で読むと、ナナチの選択を追いにくい。
ここではTV第2期『烈日の黄金郷』を対象にする。村での生活、ナナチを巡る取引、マアアの精算を比べよう。村の終盤までの展開に触れる。
村の価値を分ける
公式のラジオ企画では、価値を「何を大切にしているか」と説明する。成れ果て村での生活は、その価値をやりとりすることで成り立つ。
生活に必要な品を探す場面と、人を取り戻す場面には、どちらも価値が出てくる。しかし、手に入れたいものも、失うものも同じではない。
| 場面 | 求めているもの | 分けて見ること |
|---|---|---|
| 市場での買い物 | リコのための水や果物 | 生活に必要な品と交換の条件 |
| ナナチの取引 | 再び出会ったミーティとの関係 | 自分自身を差し出すこと |
| リコの交渉 | ナナチを取り戻すこと | 求められる身体の対価 |
| マアアの精算 | 大事なぬいぐるみが精算される | 自分から品を選ぶ買い物との違い |
| ベラフの解放 | ナナチが再び選べる状態 | 託される価値と、境界を越える選択 |
この表は、同じ「価値」という言葉の出る場面を、得たいものと失うもので比べたものだ。村の通貨が出てきても、すべてを買い物の値段だけで説明することはできない。
市場で教わること
ナナチは、お腹を壊したリコのために水と果物を探す。マジカジャから、村で取引するには価値が必要だと教わる場面だ。
ここでは食料を手に入れるという、分かりやすい生活の用事から始まる。その後、自分にとって大切なものを考えるナナチの意識は、ミーティへ向かう。
『メイドインアビス』を読む・観るなら
原作・書籍を読むメイドインアビス(7)成れ果て村を描く原作7巻を探す/版の詳細はストアで確認Amazonで確認楽天ブックスで確認
Amazonのアソシエイトとして、BuzzBeaverは適格販売により収入を得ています。
ナナチとリコの対価
ベラフのもとで、ナナチは別れたはずのミーティと再会する。その後、ナナチは自分自身を価値として売ってしまう。公式の各話紹介でも、この取引が明記されている。
ナナチ自身にとって、ミーティと離れずにいられることは大きな意味を持つ。一方で、仲間が自由に連れ戻せる状態ではなくなってしまう。
リコへ示される条件
ナナチを取り戻そうとするリコに、ベラフは身体の対価を求める。条件は両目、両足、臓腑の半分のいずれかだ。マジカジャが止めに入る。
大切な仲間を助けるためなら何でも払う、と決めれば済む場面ではない。払うことで、その先の冒険や生活を続ける身体まで損なうおそれがある。
取引を読む軸は、助けたい気持ちの強さだけでは足りない。誰が何を差し出し、その後に何が残るかも見ると、リコが迫られた選択の重さが分かる。
ナナチの生い立ちから原作での歩みをたどる場合は、ナナチの現在と来歴で別に整理している。ここでは村の取引に範囲を絞る。
マアアの精算との違い
マアアの大事なぬいぐるみも、劇中で精算される。公式の商品説明は、そのぬいぐるみと村の通貨を組み合わせた商品を案内している。
大切に持っていた物が精算の対象になる点に注目したい。品物を選び、自分の意思で買う場面とは、失う側の立場が違う。
ただし、精算とリコへの交渉を同じ手続きにまとめないほうがよい。リコに示されるのは、ナナチを取り戻すための対価だ。マアアの精算は、別の場面で起きる出来事として見分けたい。
解放後にも残る選択
村の終盤、ベラフは自らの価値と記憶を託してナナチを解放する。しかし、境界線を越えればミーティは消えると告げる。
ここでは、解放されたことと、望んだものをすべて連れて出られることが一致しない。ナナチには、ミーティと再び別れるか、その場にとどまるかという選択が残る。
最初の市場では、何を手に入れるかが問題だった。終盤には、何を残して先へ進むかが問題になる。同じ価値の言葉が、冒険の別の段階を支えている。
村のある場所と、その前後に進む層を確かめるなら、深界の層と上昇負荷が入口になる。場所の危険と、村の中で交わされる取引を分けると整理しやすい。
ナナチを取り戻す二つの段階
| 場面 | 条件を示す側 | ナナチ側に残る問題 |
|---|---|---|
| 第6話:リコの交渉 | ベラフは両目・両足・臓腑の半分のいずれかを求める。マジカジャが止める。 | リコが身体を差し出せば、仲間を助けた後の冒険まで損なう。 |
| 第10話:ベラフによる解放 | ベラフが自分の価値と記憶を託す。 | 境界を越すとミーティが消えるため、解放だけで一緒に外へ出られるとは決まらない。 |
第6話で提示された身体の価格を支払うことと、第10話でベラフが解放することは別の経緯だ。さらに解放後もミーティを残すかという問題が続く。この順番を押さえると、値段だけを覚えるよりナナチの選択を追いやすい。
参考・出典
本文の事実関係は以下の公式情報・資料で確認しています。
読み終えたら『メイドインアビス』をもう一度
記事で振り返った場面は、映像や原作でそのまま確かめられます。
映像を見る画像:Blu-ray・DVDメイドインアビスPrime Video/料金・配信状況はリンク先で確認Prime Videoで確認
原作・書籍を読むメイドインアビス(15)『メイドインアビス』最新15巻(8/26発売)をKindleで試し読み/版の詳細はストアで確認Amazonで確認楽天ブックスで確認
Amazonのアソシエイトとして、BuzzBeaverは適格販売により収入を得ています。
よくある質問
成れ果て村の価値はお金のことですか?
通貨もありますが、公式の説明は何を大切にしているかと結び付けています。身体を対価に求める取引もあり、お金だけの話ではありません。
ナナチを取り戻すため、リコは何を求められますか?
ベラフから、目、足、臓腑を対価として求められます。マジカジャが止めに入る場面はTV第2期の第6話紹介で確認できます。
ベラフが解放すればミーティも連れて出られますか?
TV第2期の第10話紹介では、境界線を越えればミーティは消えると説明されます。ナナチには別れか残留かの選択が残ります。
