黒の組織編は何話から見る?重要回だけ時系列で追う見方|名探偵コナン

※本記事には広告・PRが含まれます。

※本記事には『名探偵コナン』本編のネタバレを含みます。

『名探偵コナン』を見始めたい人が、最初にぶつかる問題があります。

それは、黒の組織編だけ追いたいのに、どこから見ればいいのか分からないことです。

コナンは1話完結の事件も多い作品です。
だから最初から全部見ると、もちろん楽しい。
でも、黒の組織の本筋だけを追いたい人にとっては、かなり長いです。

「ジンとウォッカが出る回だけ見ればいい?」
「灰原哀の初登場から見ればいい?」
「赤井秀一や安室透はどこから関係してくる?」
「ラム編まで追うには何話を見ればいい?」

こう思う人は多いはずです。

結論から言うと、黒の組織編は、1話から全部見る必要はありません。
ただし、流れを理解するには、見るべき“節目”があります。

この記事では、黒の組織編を、

  • コナン誕生編
  • 灰原哀・シェリー編
  • ベルモット編
  • キール・赤井秀一編
  • バーボン・安室透編
  • ラム・羽田浩司事件編
  • 近年の組織対FBI編

という流れで、重要回だけ時系列で紹介します。

単なる話数リストではなく、その回を見ると何が分かるのかまで解説します。


まず結論|黒の組織編だけ追うならこの順番

黒の組織編を効率よく追うなら、まずは以下の順番で見るのがおすすめです。

1話「ジェットコースター殺人事件」

ここがすべての始まりです。
工藤新一が黒ずくめの男たちに薬を飲まされ、江戸川コナンになる回です。

128話「黒の組織10億円強奪事件」

宮野明美に関わる重要回です。
灰原哀を見る前に、この回を押さえておくと、彼女の背景がかなり理解しやすくなります。

129話「黒の組織から来た女 大学教授殺人事件」

灰原哀の初登場回です。
黒の組織編を本格的に追うなら、ここは絶対に外せません。

176〜178話「黒の組織との再会」

灰原哀と黒の組織の距離が一気に縮まる回です。
シェリーがどれほど危険な立場なのかが分かります。

345話「黒の組織と真っ向勝負 満月の夜の二元ミステリー」

ベルモット編の大きな山場です。
ベルモット、灰原哀、FBI、コナンの関係が大きく動きます。

425話「ブラックインパクト!組織の手が届く瞬間」

キールが登場し、黒の組織の活動規模が一気に広がります。
ジンとウォッカだけではない、組織全体の怖さが見える回です。

491〜504話「赤と黒のクラッシュ」

赤井秀一、キール、FBI、CIAが絡む大長編です。
黒の組織編の中でも、かなり重要度が高いシリーズです。

701〜704話「漆黒の特急(ミステリートレイン)」

バーボン編の山場です。
灰原哀、ベルモット、バーボン、怪盗キッドまで絡む重要回です。

779〜783話「緋色シリーズ」

赤井秀一の生死、沖矢昴の正体、安室透との関係が大きく動きます。

861〜862話「17年前と同じ現場」

羽田浩司事件に本格的につながる回です。
ラム編を理解したいなら重要です。

941〜942話「マリアちゃんをさがせ!」

紅の修学旅行後、新一の生存が話題になり、工藤邸周辺に報道陣が集まる回です。黒の組織側に新一の情報が届く危険性を感じられる重要回です。

1053〜1054話「牧場に墜ちた火種」

若狭留美、安室透、灰原哀が同じ場にいる緊張感の強い回です。ラム編の空気を追うなら見ておきたいです。

1071〜1072話「工藤優作の推理ショー」

工藤家、ベルモット、怪盗キッド、黒の組織側の動きが絡む近年の重要回です。

1077〜1079話「黒ずくめの謀略」

黒の組織とFBIの対決色が強い近年の重要回です。
ジンたちの危険度を改めて感じられます。

まずはこの流れで見れば、黒の組織編の大きな筋はかなり追いやすくなります。


黒の組織編は1話から見るべき?

結論として、黒の組織編だけ追うなら1話は必須です。

理由は、1話でコナンという物語の目的が決まるからです。

高校生探偵の工藤新一は、遊園地で黒服の男たちの取引現場を目撃します。
その後、背後から襲われ、組織が開発した薬を飲まされてしまいます。

読売テレビの公式アーカイブでも、第1話では新一が怪しげな黒服の男たちの犯罪現場に遭遇し、背後から襲われる流れが紹介されています。

ここで大事なのは、コナンの物語が最初から、

「小学生になった名探偵の日常」

ではなく、

「黒の組織に人生を奪われた工藤新一が、元の体に戻る物語」

として始まっていることです。

つまり、黒の組織編は後から追加された要素ではありません。
コナンという作品の最初からある、本筋です。


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黒の組織編を見るときの考え方

黒の組織編を見るときは、話数をただ追うよりも、章ごとに見るのがおすすめです。

黒の組織は、いきなり全体像が見える敵ではありません。

最初は、ジンとウォッカだけ。
次に、宮野明美と灰原哀。
その後、ベルモット。
さらに、キール、赤井秀一、FBI、CIA。
そこから、バーボン、安室透、沖矢昴。
そして、ラム、羽田浩司事件、若狭留美、黒田兵衛、脇田兼則。

このように、少しずつ層が増えていきます。

だから、黒の組織編は一気に理解しようとしなくて大丈夫です。

大事なのは、
「今は誰の正体が問題になっているのか」
を意識して見ることです。

ベルモット編ではベルモット。
キール編ではキールと赤井。
バーボン編では安室透。
ラム編では羽田浩司事件とラム候補。

この見方をすると、話数が多くてもかなり追いやすくなります。


第1段階|コナン誕生と組織の影を見る

1話「ジェットコースター殺人事件」

黒の組織編の入口は、やはり第1話です。

この回で見るべきなのは、事件のトリックだけではありません。

本当に重要なのは、ジンとウォッカの異物感です。

遊園地という明るい場所に、黒服の男たちがいる。
新一は事件を解決した後、その男たちを追う。
そして、そこで人生を変えられてしまう。

第1話は、コナンの“始まり”であると同時に、黒の組織の恐ろしさを最初に刻む回です。

ここで新一が薬を飲まされなければ、江戸川コナンは生まれていません。

だから、黒の組織編を追うなら、1話は飛ばさない方がいいです。


128話「黒の組織10億円強奪事件」

次に見るべきなのが、第128話です。

この回は、灰原哀が登場する前の重要な準備回です。

公式アーカイブでは、銀行の裏口で現金輸送車の襲撃事件に出くわしたコナンが、事件の裏にあるものを見抜いていく流れが紹介されています。

この回の重要ポイントは、宮野明美です。

宮野明美は、灰原哀を理解する上で欠かせない人物です。
彼女を知らないまま129話を見ると、灰原哀の登場は少し唐突に見えるかもしれません。

でも128話を見ておくと、灰原哀が背負っているものが分かります。

黒の組織は、ただの悪の組織ではありません。
組織に関わった人間の人生を壊す存在です。

宮野明美の回は、それを強く感じられる重要回です。


第2段階|灰原哀・シェリー編を見る

129話「黒の組織から来た女 大学教授殺人事件」

黒の組織編が一気に深くなるのが、第129話です。

ここで灰原哀が初登場します。

読売テレビの公式アーカイブでも、コナンのクラスに灰原哀という少女が転校してくること、そして帰り道でコナンが彼女の口から思いがけない言葉を聞くことが紹介されています。

この回は、黒の組織編の中でもかなり重要です。

なぜなら、灰原哀は“被害者”でありながら、“組織を知る側”の人物だからです。

コナンは黒の組織に薬を飲まされた側です。
でも灰原は、その薬に関わっていた側です。

この違いが、2人の関係を面白くしています。

コナンは組織を追う。
灰原は組織から逃げる。
でも、どちらも同じ薬によって子どもの姿になっている。

この共通点があるから、灰原哀はただの転校生ではなく、黒の組織編そのものを背負ったキャラになります。


176〜178話「黒の組織との再会」

129話の次に見たいのが、176〜178話です。

このシリーズでは、灰原哀と黒の組織の距離が一気に縮まります。

ここで重要なのは、灰原が組織をどれほど恐れているかです。

コナンは、黒の組織に対してかなり前のめりです。
危険でも追う。
手がかりがあれば突っ込む。
相手の情報を得ようとする。

一方で灰原は、組織の怖さを知っています。

組織から逃げた人間がどうなるのか。
ジンがどれだけ冷酷なのか。
シェリーとして追われることが何を意味するのか。

このシリーズを見ると、黒の組織が“謎の敵”ではなく、灰原の過去そのものとして見えてきます。

黒の組織編を追うなら、灰原哀の恐怖は必ず押さえたいポイントです。


第3段階|ベルモット編を見る

345話「黒の組織と真っ向勝負 満月の夜の二元ミステリー」

黒の組織編の中でも特に人気が高い山場が、第345話です。

この回では、ベルモット編が大きく動きます。

公式アーカイブでは、小五郎や新一の家にハロウィンパーティーへの招待状が届き、新一とコナンが同一人物であることに差出人が気づいているような流れが紹介されています。さらに、ベルモットの名前を聞いた灰原がコナンを引き止めようとする展開も示されています。

この回で見るべきなのは、ベルモットの複雑さです。

ベルモットは黒の組織のメンバーです。
でも、ジンとは違います。

灰原を追う。
組織側として動く。
しかし、コナンや蘭には特別な態度を見せる。

この矛盾が、ベルモットの最大の魅力です。

黒の組織は基本的に冷酷です。
でもベルモットは、冷酷さの中に個人的な感情を持ち込んでいるように見える。

だから彼女は怖いし、面白い。

345話を見ると、黒の組織編は単純な敵味方では語れなくなります。


ベルモット編で押さえるべきポイント

ベルモット編で大事なのは、以下の3つです。

まず、ベルモットがコナンの正体にかなり近い位置にいることです。

これは黒の組織編において非常に危険です。
コナンの正体が組織に知られれば、コナンだけでなく蘭や小五郎たちも危険になります。

次に、ベルモットが灰原哀を狙っていることです。

灰原にとってベルモットは、ただの敵ではありません。
自分の過去と恐怖を呼び戻す存在です。

最後に、ベルモットが蘭やコナンに特別な感情を持っているように見えることです。

ここがベルモット編の面白さです。

組織の人間なのに、完全に組織の論理だけで動いていない。
このズレが、後の展開にも大きく影響していきます。


第4段階|キール・赤井秀一・FBI編を見る

425話「ブラックインパクト!組織の手が届く瞬間」

ベルモット編の次に見るべき大きな節目が、第425話です。

ここからキール、FBI、CIA、黒の組織の対立が強くなっていきます。

公式アーカイブでは、水無怜奈が登場し、コナンが彼女の自宅周辺で盗聴器を使って動きを追う流れが紹介されています。その後、黒の組織に近づいていく展開へつながります。

この回で黒の組織の印象は変わります。

それまでは、黒の組織は“コナンと灰原を追う敵”という印象が強かったかもしれません。

でも425話では、組織がもっと大きな規模で動いていることが分かります。

メディア関係者。
暗殺計画。
スナイパー。
潜入者。
盗聴。
FBIとの駆け引き。

ここから黒の組織編は、かなりスパイものに近い雰囲気になります。


491〜504話「赤と黒のクラッシュ」

黒の組織編を追うなら、「赤と黒のクラッシュ」はかなり重要です。

このシリーズでは、赤井秀一、キール、FBI、CIA、黒の組織が複雑に絡みます。

特に第504話「赤と黒のクラッシュ 殉職」では、キールが来葉峠で赤井と対面し、ジンたちがモニター越しにその様子を見る展開が公式アーカイブで紹介されています。

このシリーズは、黒の組織編の中でもかなり緊張感があります。

なぜなら、誰が本当に味方なのか分かりにくいからです。

キールは組織側なのか。
赤井はどこまで読んでいるのか。
FBIはどこまで作戦を共有しているのか。
ジンは何を疑っているのか。

このあたりが複雑に絡みます。

黒の組織編が面白いのは、単純に「敵を倒す」話ではないところです。

誰かが潜入している。
誰かが裏切っている。
誰かが死んだように見える。
でも、それも作戦かもしれない。

この疑心暗鬼が、「赤と黒のクラッシュ」の魅力です。


第5段階|バーボン・安室透編を見る

701〜704話「漆黒の特急(ミステリートレイン)」

バーボン編の大きな山場が、701〜704話の「漆黒の特急」です。

特に704話「漆黒の特急(ミステリートレイン)(終点)」は、シリーズの終点として重要です。公式アーカイブでも、ベルツリー急行での事件と、車内でのトリックが描かれた回として紹介されています。

このシリーズの魅力は、登場人物の密度です。

灰原哀。
ベルモット。
バーボン。
世良真純。
沖矢昴。
怪盗キッド。
そしてコナン。

これだけの人物が、列車という閉じた空間に集まります。

黒の組織編として見るなら、注目すべきは灰原哀です。

灰原は、また組織に近づかれる。
シェリーとしての過去を引きずり出される。
そして、ベルモットやバーボンの思惑に巻き込まれる。

この回は、灰原哀にとってかなり危険な回です。

同時に、バーボンという存在を理解するうえでも重要です。


779〜783話「緋色シリーズ」

「漆黒の特急」の次に見るべきなのが、779〜783話の緋色シリーズです。

特に第783話「緋色の真相」では、赤井秀一がジョディたちの前に現れ、安室透との関係や正体に関わる重要な会話が描かれます。公式アーカイブでも、赤井が安室と通話し、安室の正体に関わる内容が明かされる流れが紹介されています。

ここは、赤井秀一と安室透を理解するためにかなり重要です。

黒の組織編の中で、安室透は非常に複雑な立場にいます。

喫茶ポアロの店員。
私立探偵。
黒の組織のバーボン。
そして公安の降谷零。

この複数の顔があるから、安室透は面白いキャラになっています。

緋色シリーズを見ると、赤井秀一の死亡偽装、沖矢昴の正体、安室透の疑いが大きくつながります。

ここを見ずにラム編や近年の黒の組織編へ進むと、赤井・安室まわりがかなり分かりにくくなります。


第6段階|ラム・羽田浩司事件編を見る

861〜862話「17年前と同じ現場」

ラム編を追うなら、861〜862話は重要です。

公式アーカイブでは、コナンが17年前に棋士の羽田浩司がホテルで殺害された未解決事件を調べていること、同じホテルでアマンダ・ヒューズも殺害されたことが紹介されています。

この回から、黒の組織編はさらに過去へ広がります。

それまでは、コナン、灰原、赤井、安室の現在の戦いが中心でした。

でも羽田浩司事件が入ることで、黒の組織の謎は17年前へ戻ります。

誰が羽田浩司を殺したのか。
アマンダ・ヒューズとは何者だったのか。
ラムはどこまで関わっているのか。
若狭留美、黒田兵衛、脇田兼則は何者なのか。

ラム編は、答えがすぐ出るタイプの話ではありません。

断片が少しずつ出てきて、読者がつなげていくタイプです。

だから、ラム編は「事件」ではなく、過去の未解決事件を追う編として見ると分かりやすいです。


941〜942話「マリアちゃんをさがせ!」

941〜942話は、一見すると少年探偵団系の回に見えます。

でも、黒の組織編を追うならかなり重要です。

公式アーカイブでは、紅の修学旅行後、工藤新一が生きていて事件を解決したとネットで話題になり、工藤邸の前に報道陣が集まっていることが紹介されています。

ここで大事なのは、新一の生存情報が広まる危険性です。

コナンの正体は工藤新一です。
しかし、世間的には新一は長く姿を見せていない存在です。

その新一が表に出たとなれば、普通のニュースでは終わりません。

黒の組織にとっても、これは無視できない情報になる可能性があります。

つまりこの回は、単なる学校の事件ではなく、コナンの秘密が社会に漏れかける回でもあります。

黒の組織編は、ジンたちが直接出る回だけが重要ではありません。

新一の存在が表に出る回も、かなり危険です。


1053〜1054話「牧場に墜ちた火種」

ラム編の空気を追うなら、1053〜1054話も見ておきたい回です。

公式アーカイブでは、コナン、少年探偵団、灰原、小林先生、若狭留美先生が牧場へ向かうバスに乗り、そこに安室透も同乗していることが紹介されています。

この回の面白さは、普通の事件に見えて、人物配置がかなり不穏なところです。

灰原哀がいる。
若狭留美がいる。
安室透がいる。
コナンがいる。

この組み合わせだけで、黒の組織編を追っている人は警戒します。

ラム編は、誰が何を知っているのかが非常に重要です。

若狭留美は何者なのか。
安室透はどこまで把握しているのか。
灰原哀は何を感じ取っているのか。

こうした緊張感を味わえる回です。


第7段階|近年の黒の組織編を見る

1071〜1072話「工藤優作の推理ショー」

近年の黒の組織編を追うなら、1071〜1072話も重要です。

公式アーカイブでは、工藤優作が連続密室殺人事件についてテレビで推理を披露する予定だったこと、しかし優作と有希子が倒れ、コナンが対応に追われる流れが紹介されています。

さらに後編では、優作の姿で現れた人物の正体や、番組をめぐる展開が描かれます。

この回は、黒の組織編として見るとかなり面白いです。

ポイントは、工藤家が狙われやすい位置にいることです。

コナンの正体に近い家。
優作と有希子という強力な協力者。
新一の存在を知る人物たち。
そして、組織側の変装・工作。

黒の組織編が進むほど、戦いはコナン一人だけのものではなくなります。

工藤家、FBI、公安、灰原、赤井、安室。
それぞれが組織と接点を持ち、危険に近づいていきます。


1077〜1079話「黒ずくめの謀略」

近年の黒の組織編で特に重要なのが、1077〜1079話「黒ずくめの謀略」です。

公式アーカイブでは、身元不明の外国人の遺体が発見される事件が起こり、コナンたちがその話をしているところから物語が始まります。

このシリーズは、黒の組織とFBIの対決色が強い回です。

黒の組織は、昔の敵ではありません。
今も動いている。
今も人を殺す。
今もFBIを追い詰める。

それを改めて感じさせる回です。

特に、黒の組織が本気で動いたときの怖さが出ています。

ジンは冷静です。
ウォッカも動く。
キールは複雑な立場にいる。
FBI側も安全ではない。

このシリーズを見ると、黒の組織編はまだ終わっていないと感じます。


最短で見るならどこまで必要?

黒の組織編を最短で追うなら、まずはこの流れで大丈夫です。

1話 → 128話 → 129話 → 176〜178話 → 345話 → 425話 → 491〜504話 → 701〜704話 → 779〜783話 → 861〜862話 → 941〜942話 → 1077〜1079話

このルートなら、黒の組織編の大きな流れを押さえられます。

ただし、さらに深く見たいなら、安室透や赤井秀一、若狭留美、羽田浩司事件に関わる周辺回も追加した方がいいです。

最短ルートは、あくまで“本筋を追うための道”です。

キャラの感情や細かい伏線まで味わうなら、周辺回を足していくのがおすすめです。


黒の組織編を時系列で見ると何が面白い?

黒の組織編を時系列で見ると、ただ敵が増えていく話ではないことが分かります。

むしろ面白いのは、組織の見え方が変わっていくことです。

最初は、ジンとウォッカという“黒服の男たち”です。

次に、灰原哀によって、組織の内部にいた人間の恐怖が見えます。

ベルモット編では、組織の中にも個人的な感情を持つ人物がいることが分かります。

キール編では、組織に潜入している人間の危うさが見えます。

赤井秀一編では、FBIとの長い戦いが見えます。

バーボン編では、公安まで絡み、誰がどの立場なのか分からなくなります。

ラム編では、17年前の事件にまで謎が広がります。

つまり、黒の組織編は、進めば進むほど“敵の正体”が見えるのではなく、逆に世界が広がっていく構造になっています。

ここが面白いです。


黒の組織編で注目すべき人物

黒の組織編を見るときは、人物ごとに注目すると分かりやすいです。

コナン/工藤新一

黒の組織に薬を飲まされた当事者です。

彼の目的は、元の体に戻ること。
そして、黒の組織の正体を暴くことです。

ただし、物語が進むほど、コナン一人の問題ではなくなります。

蘭を守る。
灰原を守る。
FBIと協力する。
公安とも関わる。
工藤家も巻き込まれる。

黒の組織編は、コナンの秘密が周囲に広がっていく物語でもあります。

灰原哀/宮野志保

灰原哀は、黒の組織編のもう一人の中心人物です。

彼女がいるから、組織の内部が見えます。

コナンは組織を外から追う存在。
灰原は組織の内側を知る存在。

この2人の違いが、黒の組織編の深みを作っています。

ベルモット

ベルモットは、黒の組織の中でも特に異質です。

組織の人間でありながら、コナンや蘭に対して独特の態度を取ります。

なぜ彼女はコナンを守るような行動をするのか。
なぜ灰原を狙うのか。
なぜ組織の中で特別な立場にいるのか。

ベルモットを追うと、黒の組織の冷酷さだけでなく、歪んだ人間味も見えてきます。

赤井秀一

赤井秀一は、黒の組織に対抗する重要人物です。

彼はFBIであり、過去に組織へ潜入していた人物でもあります。

赤井が絡むと、黒の組織編は一気にスパイものになります。

死んだのか。
生きているのか。
どこまで作戦だったのか。
安室透とは何があったのか。

赤井秀一を理解すると、黒の組織編の読み応えはかなり増します。

安室透/降谷零/バーボン

安室透は、黒の組織編で最も複雑な立場にいる人物の一人です。

安室透として喫茶ポアロで働き、
バーボンとして黒の組織に潜入し、
降谷零として公安に所属しています。

この3つの顔を理解すると、安室透がただの人気キャラではなく、黒の組織編の重要人物だと分かります。

ラム

ラムは、黒の組織の中でも非常に重要な存在です。

ラム編では、単に現在の事件だけでなく、羽田浩司事件という過去の未解決事件が絡みます。

ラムを追うなら、羽田浩司事件、若狭留美、黒田兵衛、脇田兼則周辺を意識して見る必要があります。


どこから見てもいいけど、飛ばしすぎると分かりにくい

黒の組織編は、途中から見ても面白いです。

たとえば、安室透が好きならバーボン編から見ても楽しめます。
灰原哀が好きなら129話から見てもいいです。
赤井秀一が気になるなら赤と黒のクラッシュから入るのもありです。

ただし、完全に理解したいなら、やはり時系列で追うのがおすすめです。

黒の組織編は、後から「あのときの話がここにつながるのか」と分かるタイプの物語です。

宮野明美の死が、灰原哀につながる。
灰原哀が、ベルモット編につながる。
ベルモット編が、バーボン編につながる。
赤井の死が、緋色シリーズにつながる。
羽田浩司事件が、ラム編につながる。

だから、重要回だけでも順番に見る意味があります。


まとめ|黒の組織編は“章ごと”に見ると分かりやすい

黒の組織編は、話数が多くて複雑です。

でも、章ごとに分けるとかなり見やすくなります。

まずは1話で、コナンが生まれた理由を見る。
次に128話と129話で、宮野明美と灰原哀を理解する。
176〜178話で、灰原と組織の距離を知る。
345話で、ベルモット編の大きな山場を見る。
425話で、キールと組織の活動規模を知る。
491〜504話で、赤井秀一とFBIの戦いを見る。
701〜704話で、バーボン編の山場を見る。
779〜783話で、赤井と安室の関係を理解する。
861〜862話以降で、羽田浩司事件とラム編へ入る。
そして1077〜1079話で、近年の黒の組織とFBIの対決を見る。

黒の組織編は、単なる敵組織との戦いではありません。

灰原哀の過去。
ベルモットの矛盾。
赤井秀一の作戦。
安室透の潜入。
ラムの正体。
羽田浩司事件の謎。
そして、工藤新一の存在がいつ組織にバレるのかという緊張感。

これらが重なって、コナンの本筋は進んでいきます。

最短で追うなら、まずは重要回だけで大丈夫です。
でも、見始めるときっと分かります。

黒の組織編は、ただ答えを知るための話ではありません。
誰が味方で、誰が敵で、誰が嘘をついているのかを疑いながら見る物語です。

だからこそ、今から追っても十分に面白い。

まずは1話から。
そして灰原哀の129話へ。
そこから黒の組織の闇は、少しずつ深くなっていきます。

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