ジャンプ漫画の版ごとの巻数と値段|完全版・文庫版と定価の推移

※本記事には広告・PRが含まれます。

この記事の結論

  • ONE PIECE1巻は本体390円→今は484円
  • 新刊の本体は2018年から3回上がった
  • 完全版は通常版の1.8〜2.7倍

ONE PIECEの1巻は、1997年の発売時は本体390円だった。同じ1巻を今新品で買うと、税込484円する。

ジャンプ・コミックスの定価は、新刊だけでなく古い巻も改められてきた。

ONE PIECEの新刊の本体は、2018年から2024年までに3回上がって520円になった。古い巻も発売時より高くなり、全巻をそろえる総額は発売当時より上がっている。

定価の移り変わり

刊行の時期 ONE PIECEの巻 刊行時の本体 今の税込
1997年12月〜2008年3月 1〜49巻 390円 484円
2008年12月〜2018年6月 52〜89巻 400円 484円
2018年9月〜2022年8月 90〜103巻 440円 484円
2022年11月〜2024年3月 104〜108巻 480円 528円
2024年7月〜2026年3月 109〜114巻 520円 572円
2026年7月 115巻 540円 594円

刊行時の本体は国立国会図書館の記録、今の税込は2026年10月29日の楽天ブックスの表示だ。

上がり方を見ると、2008年までの10年は390円のままだった。そこから2018年までは400円で、ほとんど動いていない。

変わったのは2018年以降だ。2018年9月に440円、2022年11月に480円と上がった。2024年7月からは520円だ。

115巻だけは本体540円で、248ページと厚い。12月発売予定の116巻は、予約の段階で572円(本体520円)と表示されている。

同じ時期に、SAKAMOTO DAYSの定価も同じ区切りで変わっている。ONE PIECEだけの事情ではなく、ジャンプ・コミックス全体の動きと見られる。

ただし、集英社が値上げを発表した資料は見つからなかった。

なぜ値上がりしたのか

集英社は理由を示していないが、同じ時期に紙と運送の値段が上がっていた。製紙大手の日本製紙は2022年6月、印刷用紙を8月出荷分から15%以上値上げすると発表した。円安と原燃料の高騰が理由だった。

同じ集英社のヤングジャンプの『キングダム』は、2025年に既刊の定価を改めた。そのときの説明は「昨今の原材料、輸送費高騰の影響」だった。ジャンプ・コミックスの改定も、同じ流れの中にあると見られる。

では、昔の巻は今いくらで売られているのか。作品によって、答えが違う。

『ONE PIECE』を読む・観るなら

ONE PIECEの1巻を見る ›

Amazonのアソシエイトとして、BuzzBeaverは適格販売により収入を得ています。

古い巻の今の値段

ONE PIECE新刊の本体価格1997年390円1巻の発売2008年まで据え置き▶2018年9月440円90巻から10年ぶりの改定▶2022年11月480円104巻から▶2024年7月520円109巻から115巻だけ540円国立国会図書館の記録による刊行時の本体価格

古い巻も定価が改まる

ONE PIECEの1〜103巻は、刊行時の本体が390〜440円とばらばらだった。それが今は、確かめた巻はどれも税込484円だ。

古い巻の定価も、あとから改められてきた。発売時の値段のまま買えるわけではない。

作品によって違う

同じころに出た巻でも、今の値段は作品で違う。DRAGON BALL・幽☆遊☆白書・るろうに剣心・HUNTER×HUNTERの古い巻は484円だ。

一方、NARUTOの1巻は572円、BLEACHの古い巻は572〜638円する。ジョジョの奇妙な冒険も572円が中心だ。なぜ作品で違うのか、集英社の説明は見つからなかった。

同じ時期でも巻で違う

鬼滅の刃は22巻までが484円で、最終23巻だけ506円。23巻は232ページある。

ただ、ページ数だけでは決まらない。カグラバチの1巻と6巻はどちらも216ページだが、550円と594円で値段が違う。

値段の次は、同じ作品で版が分かれている場合だ。完全版や文庫版を選ぶと、全巻の総額は大きく変わる。

版が複数ある作品

作品 ジャンプ・コミックス 完全版 文庫版
DRAGON BALL 42巻・20,328円 34巻・36,652円 ―
幽☆遊☆白書 19巻・9,196円 15巻・24,750円 12巻・10,032円
るろうに剣心 28巻・13,552円 22巻・27,654円 14巻・10,556円
SLAM DUNK 31巻・13,299円 24巻・24,624円 ―
ジョジョ(第1〜6部) 80冊・約45,900円 ― 50巻・39,688円
聖闘士星矢 28巻・注文不可 22巻・注文不可 15巻・14,190円

金額は全巻の定価の合計(税込)。「―」は今回の調べで見つからなかった版、「注文不可」は楽天ブックスで注文できない表示だった版だ。

完全版は1.8〜2.7倍

完全版の総額は、ジャンプ・コミックスの1.8〜2.7倍になる。

DRAGON BALLの完全版はA5判で、34巻は256ページある。今の本体は980円だ。倍率がいちばん大きいのは幽☆遊☆白書の2.7倍だ。

完全版は、1冊の値段が1,000円を超える。DRAGON BALLは1,078円、るろうに剣心は1,257円、幽☆遊☆白書は1,650円だ。

文庫版は作品しだい

るろうに剣心は文庫版14巻で10,556円と、ジャンプ・コミックスより約3,000円安い。ジョジョも第1〜6部なら文庫版が約6,200円安い。

逆に幽☆遊☆白書は、ジャンプ・コミックスのほうが836円安い。文庫版だから安いとは限らない。

完全版は2000年代に集中

完全版が出た時期は近い。SLAM DUNKが2001〜2002年、DRAGON BALLが2002年12月〜2004年4月、幽☆遊☆白書が2004年8月〜2005年3月だ。

続いて聖闘士星矢が2005年12月〜2006年10月、るろうに剣心が2006年7月〜2007年5月に出た。文庫版は、るろうに剣心が2012年、幽☆遊☆白書が2010〜2011年の刊行だ。

全盛期の作品に版が多い

DRAGON BALLとSLAM DUNKが連載されていた1995年、ジャンプの3・4合併号は653万部に達した(少年漫画誌の部数推移)。表に並んだ作品の多くは、この1980〜90年代の連載だ。

そして完全版は、そろって2000年代に出た。連載を読んでいた世代が、もう一度そろえ直せる版だ。

独自の版を持つ作品

SLAM DUNKには、試合ごとに組み直した新装再編版20巻がある。ダイの大冒険には、2020〜2021年に出た新装彩録版25巻がある。

DRAGON BALLには、紙のフルカラー版32巻も2013〜2016年に出た。今は楽天ブックスで注文できない表示だった。

版ごとの細かい違いは、作品ごとの記事で整理している。最後に、全巻をそろえるならどう選ぶかをまとめる。

全巻そろえるなら、どの版を選ぶ?

投票するとみんなの結果が見られます

全巻そろえるなら

完全版と文庫版完全版・1冊1,000円を超える・通常版の1.8〜2.7倍の総額・幽☆遊☆白書は24,750円・版の特徴を重視する人向け文庫版・冊数が少ない・るろうに剣心は10,556円・幽☆遊☆白書はJCより836円高い・総額は作品しだい全巻の定価の合計(2026年10月29日)

総額は定価の改定で動く

ONE PIECEの1〜115巻を新品でそろえると、今の定価の合計は56,518円になる。1〜103巻が484円、104巻以降が528〜594円の計算だ。

1〜103巻も、発売時の本体は390〜440円だった。今は確かめた巻がどれも本体440円にあたる484円で売られていて、古い巻の値段も上がってきた。

ONE PIECEは2014年末に世界の累計発行部数が3億2,000万部を超えた。「最も多く発行された単一作者によるコミックシリーズ」として、ギネス世界記録にも認定されている。

安さか、大きさか

総額を抑えるなら、上の表で作品ごとに比べるのが確実だ。文庫版があっても、いちばん安いとは限らない。完全版を選ぶなら、総額は1.8〜2.7倍になる。

連載中のONE PIECEやHUNTER×HUNTERは、紙の単行本では調べた範囲でジャンプ・コミックスだけだ。

ONE PIECEには電子のカラー版もある。新刊が出るたびに、最新の定価で買い足していくことになる。

人気の巻は品切れで高くなる

定価とは別に、人気の巻は品切れで売値が跳ね上がることがある。鬼滅の刃の21巻特装版は2020年に品切れが続き、通販サイトで価格が高騰した。編集部は重版で対応すると発表している。

最終23巻は、初版395万部(同梱版を含む)で刷られた。23巻の発売前の時点で、電子版を含む累計は1億2,000万部を超えていた。

中古という手もある

刊行から年数のたった作品は、中古の全巻セットも出回っている。新品で注文できない版も、中古なら手に入ることがある。

巻と物語の対応は、アニメはどこまでとエルバフ編は何巻からにまとめた。

全巻セットで探すPR

記事で取り上げた作品の全巻セットです。新品と中古があります。

ONE PIECE 1〜115巻セット新品楽天市場で見る ›DRAGON BALL 完全版 全34巻セット新品楽天市場で見る ›DRAGON BALL 新書版 全42巻セット新品楽天市場で見る ›ONE PIECE 1〜115巻 中古セット中古楽天市場で見る ›

漫画全巻ドットコム(楽天市場店)の商品ページへ移動します。値段と在庫は移動先でご確認ください。

確かめた資料

この記事の数え方

刊行時の本体価格は、国立国会図書館サーチの書誌で巻ごとに確かめた。

ONE PIECEの50・51巻は記録が見つからなかった。390円から400円に変わった巻は、49〜52巻のあいだまでしか絞れていない。

今の定価は、2026年10月29日に楽天ブックスと版元ドットコムで表示されていた税込の値段だ。

全巻の合計は、1冊ずつの定価を足して出した。ONE PIECEの1〜103巻は、確かめた巻がすべて484円だったため484円で計算した。

ジョジョの第1〜5部は、楽天の全巻セットの表示額を使った。

ONE PIECEの56,518円は、漫画全巻ドットコムの新品セットの値段と一致した。DRAGON BALLの2つの版の合計も同じく一致した。

SLAM DUNKの13,299円は、書店によって8冊の表示が違うため、429円×31冊で計算した。

集英社の公式サイトは確認日にメンテナンス中で、公式の書誌とは照らし合わせていない。値上げの理由も、集英社が説明した資料は見つからなかった。

『ONE PIECE』の続きをチェックする

記事で気になった場面は、作品そのもので確かめるのがいちばん確実です。

ONE PIECEの1巻を見る ›

Amazonのアソシエイトとして、BuzzBeaverは適格販売により収入を得ています。

よくある質問

ジャンプコミックスの値段はいくら?

作品と巻によって違います。2026年10月29日時点の楽天ブックスでは、ONE PIECEの古い巻は484円、最新115巻は594円でした。NARUTOやBLEACHの古い巻は572円以上です。

ジャンプコミックスはいつ値上げした?

ONE PIECEの刊行時の本体価格を見ると、2018年9月に440円、2022年11月に480円、2024年7月に520円になりました。115巻だけは厚いためか本体540円です。集英社の公式発表は見つかっていません。

ワンピースを全巻買うといくら?

1〜115巻を新品でそろえると、今の定価の合計は56,518円です(2026年10月29日時点)。1〜103巻が各484円、104巻以降が528〜594円です。

あわせて読みたい

コメントを残す