ハリーポッター映画音楽の比較|作曲家と曲の使われ方を整理

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この記事の結論

  • 第1〜3作はウィリアムズが担当。
  • 第4作以降は担当者が交代する。
  • 曲を探すなら作品から絞る。

映画音楽を聴き直すなら、まずどの時期?

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映画『ハリー・ポッター』の音楽担当は全8作で同じではない。ジョン・ウィリアムズが担当したのは最初の3作だ。

その後はドイル、フーパー、デスプラが担当する。一方、「ヘドウィグのテーマ」は担当交代後も使われる。作品別に曲を探そう。

映画8作と担当者

映画スコアの担当変遷1〜3作ウィリアムズ最初の3映画▶4作ドイル炎のゴブレット▶5〜6作フーパー2映画を担当▶7〜8作デスプラ最終章の前後編サウンドトラックの公式資料を照合
映画 音楽担当 位置づけ 音源を探すときの手掛かり
賢者の石 ジョン・ウィリアムズ 最初の映画のスコア 「Hedwig’s Theme」の出発点
秘密の部屋 ジョン・ウィリアムズ 第2作のスコア 「Fawkes the Phoenix」など第2作の曲
アズカバンの囚人 ジョン・ウィリアムズ 第3作のスコア 「A Window to the Past」など第3作の曲
炎のゴブレット パトリック・ドイル 作曲担当の最初の交代 「Hogwarts’ March」など第4作の曲
不死鳥の騎士団 ニコラス・フーパー 第5作のスコア 「Dumbledore’s Army」など第5作の曲
謎のプリンス ニコラス・フーパー 第6作のスコア 「In Noctem」など第6作の曲
死の秘宝 PART1 アレクサンドル・デスプラ 最終章前編のスコア 「Obliviate」など第7作の曲
死の秘宝 PART2 アレクサンドル・デスプラ 最終章後編のスコア 「Lily’s Theme」など第8作の曲

Rhinoの全8作のサントラ案内は担当者を整理している。最初の3作がウィリアムズ、第4作がドイルだ。第5・6作はフーパー、最後の2作はデスプラになる。

原作は7巻でも映画は8作なのは、『死の秘宝』が前後編に分かれるためだ。この記事では映画の作曲担当を見ており、小説版やドラマ版の音楽を合算しない。

ヘドウィグのテーマ

担当と旋律を分ける映画のスコア・作品ごとに担当者・後期は別作曲家継承される旋律・全8作で耳にする・元の作者は変わらない同じテーマが流れても担当は別

「ヘドウィグのテーマ」はシリーズの顔だ。Wizarding Worldもこの曲をシリーズ共通のモチーフと説明する。最初の映画で印象づけられ、全8作を通して聞かれる。

そのため、後期の映画で同じ旋律を耳にしても、後期の映画全体の音楽担当がウィリアムズへ戻ったわけではない。

映画音楽を調べるときの単位は二つある。一つは「その映画のスコアを誰が担当したか」、もう一つは「ある旋律が後の映画にどう残ったか」だ。サウンドトラックの商品ページは前者を確かめる入口になる。

シリーズ全体を通じたモチーフの説明は後者を確かめる入口になる。この二つを一つの作曲者欄へ押し込めると、後期作品の担当者を見落とす。

作品を原作・映像で確かめる

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初めて城を見る場面で聴ける曲

『賢者の石』で新入生が小舟からホグワーツを見上げる場面には、「ヘドウィグのテーマ」が流れる。公式の場面解説は、弦の響きと城が初めて姿を見せる瞬間を結び付けている。ヘドウィグ自身が画面にいる場面だけの曲ではなく、ハリーが魔法界へ入った実感を支える旋律として使われている。

この場面を探すなら、第1作のホグワーツ到着場面から見返せる。一方、Rhinoのアルバムには「Hedwig’s Theme」と「Leaving Hogwarts」が別トラックで並ぶ。映画内で聴こえる主題と、同名トラックの収録位置を区別すると、場面と音源を取り違えにくい。

最初の3作を探す

ウィリアムズの担当は『賢者の石』『秘密の部屋』『アズカバンの囚人』の3作。Rhinoの曲目には、映画ごとの曲名が載る。

第1作の「Hedwig’s Theme」、第3作の「A Window to the Past」などだ。

曲名が曖昧なら、場面がどの映画だったかを先に確かめ、それから該当映画の公式トラックリストを開くとよい。ここで挙げる曲名は公式アルバムの収録名だ。

この記事では特定シーンの秒数を断定しない。

第4〜6作の担当

『炎のゴブレット』の担当はパトリック・ドイル。Rhinoの第4作トラックリストには「Hogwarts’ March」や「Hogwarts’ Hymn」が載る。

ここで重要なのは「ウィリアムズの旋律が一切消えた」という主張ではない。映画のスコア担当が変わり、その作品のアルバムに別の作曲家の仕事が並ぶ、という事実だ。

『不死鳥の騎士団』と『謎のプリンス』はニコラス・フーパーが担当する。第5作のアルバムには「Dumbledore’s Army」などの曲がある。第4作以降、毎回担当が変わったわけではない。

第5・6作は同じ担当が続く。検索で「後半のハリーポッターの作曲家」とだけ入力すると、この二作と最終章が混ざりやすい。

最終章の音楽

『死の秘宝』PART1とPART2の音楽担当はアレクサンドル・デスプラ。PART1の公式音源ページには「Obliviate」「The Deathly Hallows」などが並ぶ。

前後編を一つの原作巻として覚えていても、映画のサウンドトラックは別々に探す必要がある。PART1にあるトラック名をPART2の収録曲だと決めつけないことも大切だ。

Rhinoのセット商品名は「I–VII」と表記するが、説明文では映画8作の音源を収めると明示している。商品名のローマ数字だけで映画7作分と判断せず、収録対象と曲目を確認する。

『死の秘宝』がPART1とPART2に分かれる点まで見て数えると、作曲家の対応も誤らない。

『謎のプリンス』の収録曲を探すなら、WaterTower Musicの個別ページに「In Noctem」「Journey to the Cave」「Dumbledore’s Farewell」などが並ぶ。

Rhinoの説明文は第5・6作をフーパーの担当と記し、WaterTower Musicの個別ページも各曲にNicholas Hooperと記す。

同じ担当の第5作「Dumbledore’s Army」を探す場合とは、開くアルバムを分けよう。

曲名に映画や人物の名前があっても、その映画だけで流れるとは限らない。ここでは断定を避けた。ここで示したのは、公式サウンドトラック上でその曲を探せる映画である。

劇中の反復や別アレンジの有無を網羅したリストではない。

聴きたい曲への道

まず映画の題名を決め、次にその映画のサウンドトラックを選ぶ。シリーズを代表する旋律なら「ヘドウィグのテーマ」から。三大魔法学校対抗試合や舞踏会なら第4作、ダンブルドア軍団なら第5作を選ぶ。

最終章の旅ならPART1、ホグワーツでの決戦ならPART2だ。場面から作品を先に絞るほうが速い。これは曲の優劣を並べたランキングではなく、映像の記憶と音源の対応を間違えないための道案内だ。

映画の見る順番を知りたい読者には視聴ガイドがある。

原作から削られた場面を調べたい読者には映画と原作の違いを扱う記事がある。

本稿はその二つを繰り返さず、映画ごとの音楽担当とサウンドトラックの探し方に対象を絞った。

作品を原作・映像で確かめる

記事で気になった場面は、作品そのもので確かめるのがいちばん確実です。

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