藤本タツキ作品一覧|連載2作と短編10作の収録先を整理
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この記事の結論
- 対象は連載2作と短編・読切10作
- 初期短編集2冊には各4作品を収録
- 短編10作の収録先は合計4冊
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藤本タツキ作品を探すときは、短編集の冊数と、中に入った作品数を分けると迷いにくい。ここでは連載2作、単独の長編読切2作、短編集の8作を合わせた12作品を整理する。
短編10作を読むための収録先は4冊だ。短編集2冊を2作品として数え直さず、作品名・収録先・物語の入口を対応させた。結末の詳しいネタバレは避けた。
連載と読切の全体像
| 分類 | 対象作品 | 作品数 | 収録先の考え方 |
|---|---|---|---|
| 連載 | ファイアパンチ/チェンソーマン | 2作 | それぞれ独立したシリーズ |
| 長編読切 | ルックバック/さよなら絵梨 | 2作 | それぞれ単独の1冊 |
| 初期の短編 | 17-21と22-26の収録作 | 8作 | 4作ずつの短編集2冊 |
長く読む連載2作
『ファイアパンチ』と『チェンソーマン』は、物語が複数の巻へ続く連載だ。初期短編集を読む前に、どちらかの世界へ入っても構わない。
『ファイアパンチ』はアグニを中心に進むダークファンタジーだ。集英社の最終巻紹介でも、凍りついた世界と復讐、赦しが物語の軸になる。
全8巻で完結するため、読む量を見通して手に取りやすい連載だ。ただし巻数の短さだけで、気軽な内容と判断する作品ではない。
『チェンソーマン』はデンジとチェンソーの悪魔を中心にした作品だ。アニメなどから作者を知った人には、まずこの名前が入口になりやすいでしょう。
作品一覧では第一部と第二部を別々のタイトルに数えない。同じ『チェンソーマン』の中の区分として扱う。
アニメの構成を知りたい場合は、チェンソーマンの見る順番へ。この記事は作者の作品を探すための索引で、各編のあらすじは扱わない。
1冊で読む長編読切
『ルックバック』と『さよなら絵梨』は、どちらも単独で書籍になった読切だ。連載の途中にある外伝を集めた本ではない。
この2作と初期の8作を合わせて、この記事では短編・読切を10作品と数えた。
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単独の長編読切
ルックバック
『ルックバック』は、漫画を描く藤野と京本の物語だ。自信を持つ藤野と家にこもる京本を、絵を描きたいという気持ちが結びつける。
描くことが、人に出会う理由にも、自分を支えるものにもなる作品だ。戦いや特殊な力より、創作に向き合う人の関係を追いたいときの入口になる。
単行本の発売日は2021年9月3日だ。これは書籍の発売日であり、最初にウェブへ公開された日と同じ意味ではない。
収録先を確認するなら、書名『ルックバック』を選ぶ。作者名だけで検索し、初期短編集へ進むと目的の本とずれることがある。
さよなら絵梨
『さよなら絵梨』は、母を撮影することから始まる優太の物語だ。絵梨との出会いを経て、映像を作る行為が物語の中心になる。
集英社の紹介は、現実と創作の交錯を作品の特徴として挙げる。何が記録で何が演出なのかを考える余地があり、映像表現に興味がある人にも接点がある。
両作とも創作を扱うが、藤野と京本は漫画、優太と絵梨は映像が接点だ。この対応を覚えると、題名から内容を思い出しやすくなる。
初期短編集の8作
17-21の収録作
『藤本タツキ短編集17-21』には4作が入る。書名の数字は巻数の範囲ではなく、初期の作品をまとめるための表記だ。
| 作品名 | 収録先 | 物語の入口 | 収録本の紙版ページ数 |
|---|---|---|---|
| 庭には二羽ニワトリがいた。 | 17-21 | 人類滅亡後の世界と絆 | 168ページ |
| 佐々木くんが銃弾止めた | 17-21 | 思春期の強い衝動 | 168ページ |
| 恋は盲目 | 17-21 | 恋心が暴走するSF | 168ページ |
| シカク | 17-21 | 殺し屋の少女の恋 | 168ページ |
| 人魚ラプソディ | 22-26 | 少年と人魚、ピアノ | 200ページ |
| 目が覚めたら女の子になっていた病 | 22-26 | 体の変化と自分らしさ | 200ページ |
| 予言のナユタ | 22-26 | 過酷な運命を負う兄妹 | 200ページ |
| 妹の姉 | 22-26 | 絵を描く姉妹と才能 | 200ページ |
『庭には二羽ニワトリがいた。』は、集英社が漫画賞への初投稿作と紹介する作品だ。最初に描いた作品、最初に連載した作品とは意味が違う。
『恋は盲目』は恋心とSFを組み合わせた作品だ。『シカク』にも恋の要素があるが、殺し屋の少女が中心で、同じ設定の続きではない。
この本を手に取ると、ひとつの長い話を追うより、物語の始め方の違いを続けて比べられる。同じ作者でも、入口の設定は一様ではない。
22-26の収録作
『藤本タツキ短編集22-26』も4作入りだ。前の短編集を読まないと人物関係が分からない、連作の後半という意味ではない。
『人魚ラプソディ』は少年と人魚をピアノがつなぐ話だ。『目が覚めたら女の子になっていた病』は、体の変化と気持ちを扱う。
『予言のナユタ』は兄妹の物語だ。題名に聞き覚えがあっても、それだけで『チェンソーマン』の同名人物と同一人物だと決めることはできない。
『妹の姉』は、絵に向き合う姉妹が中心だ。『ルックバック』と共に創作へ関心を持った読者が探すときも、収録先を確認してほしい。
設定や名前が似て見えることと、世界がつながることは別だ。本記事では、公式に確認できない作品同士の接続を設定として扱わない。
短編集の書籍発売は、17-21が2021年10月4日、22-26が同年11月4日だ。個々の作品が初めて発表された年月を示す日付ではない。
読む量と題材から1冊を選ぶ
集英社の書誌では、紙版の『17-21』は168ページ、『22-26』は200ページ、『ルックバック』は144ページ。表のページ数は本1冊の総ページ数で、各短編の長さではない。4本の異なる設定を試すなら短編集、2人の創作の関係を一つの物語で追うなら『ルックバック』を選べる。
『22-26』の中でも、『人魚ラプソディ』はピアノを介した恋、『予言のナユタ』は過酷な運命を背負う兄妹、『妹の姉』は絵を描く姉妹の才能と葛藤が入口になる。作者の名前だけで一括りにせず、恋・家族・創作という読みたい題材から収録作へ戻れる。
作品を探すときの区分
内容と収録先を結ぶ
連載を読みたいか、1冊で完結する話を探したいかで、最初に見る欄が変わる。作品数と本の冊数を分けるのは、読みたい本へ迷わず進むためだ。
| 探しているもの | 確認する作品・本 | 入口になる要素 | 注意点 |
|---|---|---|---|
| 複数巻の連載 | ファイアパンチ/チェンソーマン | 長く続く人物と世界 | 部と独立作品を分ける |
| 漫画を描く人の話 | ルックバック | 藤野と京本の創作 | 初期短編集には入らない |
| 映像を作る人の話 | さよなら絵梨 | 優太と絵梨の制作 | 単独の書名で探す |
| 初期の短編を読みたい | 17-21/22-26 | 4作ずつ違う設定 | 2冊で8作を読む |
初期8作は『藤本タツキ17-26』としてアニメ化された。エイベックスの2025年10月11日発表では、同年10月17日から2週間限定上映、11月8日からPrime Video世界独占配信という当時の予定が案内された。2026年の新規発表日ではない。短編集の収録作とアニメの対象は対応するが、新しい漫画が8作増えたわけではない。
短編だから明るい、連載だから戦闘中心といった決めつけもできない。まず概要で関心のある題材を選び、内容は実際の作品で確かめてほしい。
『チェンソーマン』から入った場合も、ほかの作品に同じ世界設定を求める必要はありません。独立した物語として読むと、人物や題材の違いが見つけやすくなる。
この記事の数え方
集英社刊の連載2作と、単独の長編読切2作、初期短編集2冊に収録された8作を対象にした。2+2+8で12作品だ。
短編・読切10作の収録先は、長編読切の単行本2冊と初期短編集2冊の計4冊だ。短編集の本そのものは、追加の作品として数えない。
原作担当のみの作品、未収録の読切、ネット上の過去作品、関連小説は集計外だ。12作は全活動を網羅した生涯の総作品数ではない。
書誌は2026年10月23日に確認した。連載の最新巻数や将来の新作まで含めた総冊数は出さず、確認済みの作品と収録先を整理した。
参考・出典
本文の事実関係は以下の公式情報・資料で確認しています。
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よくある質問
藤本タツキの短編は何から読める?
単独の長編読切ならルックバックかさよなら絵梨、初期作品なら短編集17-21と22-26で探せる。短編集には各4作が収録される。
ルックバックは短編集に入っている?
17-21と22-26には入っていない。ルックバックという書名の単独の単行本で読める。
12作品で全作品を網羅している?
この記事の12作は連載2作と単独読切2作、初期短編集の8作の集計だ。未収録の読切や原作担当のみの作品などは含まない。
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