MCU 映画の見る順番|全38作を公開順と時系列で整理

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この記事の結論

  • MCU映画は2026年10月時点で38作。2026年の新作はブランド・ニュー・デイの1本だけ
  • Disney+の時系列の並びは36作で、ソニー配給のスパイダーマン2作が載っていない
  • ファンタスティック4は1960年代風の別の地球の話だが、時系列の並びでは最後
  • ホームカミングの「8年後」は公式年表本で修正され、2016年秋の話になった
  • ドゥームズデイ前の公式予習リスト15本のうち、ドラマはロキの1本だけ

MCUの劇場映画は、2026年10月時点で38作ある。2026年に公開されたのは7月31日の『スパイダーマン:ブランド・ニュー・デイ』の1本だけで、年内に残るのは12月18日の『アベンジャーズ/ドゥームズデイ』だ。

順番で迷う人にまず伝えたいのは、時系列順で並べても全38作はきれいに並ばないということだ。Disney+(米国版)の時系列の並びには、『ノー・ウェイ・ホーム』と『ブランド・ニュー・デイ』の2作が載っていない。さらに1960年代風の別の地球が舞台の『ファンタスティック4:ファースト・ステップ』は、時代でいえば最初のはずなのに並びの最後に置かれている。時系列は「作中の年号」ではなく「物語のつながり」で組まれているのだ。

MCU映画38作の公開順一覧

まず公開順の全作を並べる。右の2列は、時系列順に並べ替えたときに位置が動くかどうかと、ディズニー公式が出した『ドゥームズデイ』前の予習リストに入っているかどうかだ。

# 作品 日本公開 フェーズ 時系列で位置が動くか ドゥームズデイ予習リスト
1 アイアンマン 2008年 1 3番目へ —
2 インクレディブル・ハルク 2008年 1 アイアンマン2の後へ —
3 アイアンマン2 2010年 1 — —
4 マイティ・ソー 2011年 1 — —
5 キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー 2011年 1 1番目へ ○
6 アベンジャーズ 2012年 1 — ○
7 アイアンマン3 2013年 2 ダーク・ワールドの後へ —
8 マイティ・ソー/ダーク・ワールド 2014年 2 — —
9 キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー 2014年 2 — —
10 ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー 2014年 2 — —
11 アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン 2015年 2 GotGリミックスの後へ —
12 アントマン 2015年 2 — —
13 シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ 2016年 3 — —
14 ドクター・ストレンジ 2017年 3 ホームカミングの後へ —
15 ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス 2017年 3 ウルトロンの前へ —
16 スパイダーマン:ホームカミング 2017年 3 ブラックパンサーの後へ —
17 マイティ・ソー バトルロイヤル 2017年 3 — —
18 ブラックパンサー 2018年 3 — —
19 アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー 2018年 3 — ○
20 アントマン&ワスプ 2018年 3 インフィニティ・ウォーの前へ —
21 キャプテン・マーベル 2019年 3 2番目へ —
22 アベンジャーズ/エンドゲーム 2019年 3 — ○
23 スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム 2019年 3 シャン・チーの後へ —
24 ブラック・ウィドウ 2021年 4 シビル・ウォーの直後へ —
25 シャン・チー/テン・リングスの伝説 2021年 4 ファー・フロム・ホームの前へ ○
26 エターナルズ 2021年 4 — —
27 スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム 2022年 4 Disney+の並びに載っていない ○
28 ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス 2022年 4 — ○
29 ソー:ラブ&サンダー 2022年 4 ワカンダ・フォーエバーの後へ —
30 ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー 2022年 4 — ○
31 アントマン&ワスプ:クアントマニア 2023年 5 — —
32 ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3 2023年 5 — —
33 マーベルズ 2023年 5 — —
34 デッドプール&ウルヴァリン 2024年 5 — ○
35 キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド 2025年 5 — ○
36 サンダーボルツ* 2025年 5 — ○
37 ファンタスティック4:ファースト・ステップ 2025年 6 — ○
38 スパイダーマン:ブランド・ニュー・デイ 2026年 6 Disney+の並びに載っていない —

フェーズ別では、フェーズ1が6作、2が6作、3が11作、4が7作、5が6作、6が2作で、合計38作になる。ソニーが単独で作った『ヴェノム』『モービウス』などはMCUの本数に数えないのが通例だ。2017年にマーベル・スタジオのケヴィン・ファイギが『ヴェノム』はMCUの計画にないと語っている。一方、トム・ホランド版のスパイダーマンはソニー配給でもMCU本編に入る。

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時系列順に並べると36作になる

Disney+(米国版)には、作中の時系列で並べた「タイムライン順」がある。2025年11月の報道で確認できた並びから映画だけを抜き出すと次の36作になる。ドラマも同じ並びの中に入っているが、ここでは省いた。

  1. キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー
  2. キャプテン・マーベル
  3. アイアンマン
  4. アイアンマン2
  5. インクレディブル・ハルク
  6. マイティ・ソー
  7. アベンジャーズ
  8. マイティ・ソー/ダーク・ワールド
  9. アイアンマン3
  10. キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー
  11. ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー
  12. ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス
  13. アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン
  14. アントマン
  15. シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ
  16. ブラック・ウィドウ
  17. ブラックパンサー
  18. スパイダーマン:ホームカミング
  19. ドクター・ストレンジ
  20. マイティ・ソー バトルロイヤル
  21. アントマン&ワスプ
  22. アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー
  23. アベンジャーズ/エンドゲーム
  24. シャン・チー/テン・リングスの伝説
  25. スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム
  26. エターナルズ
  27. ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス
  28. ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー
  29. ソー:ラブ&サンダー
  30. アントマン&ワスプ:クアントマニア
  31. ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3
  32. マーベルズ
  33. デッドプール&ウルヴァリン
  34. キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド
  35. サンダーボルツ*
  36. ファンタスティック4:ファースト・ステップ

38作から2作足りないのは、ソニー配給の『ノー・ウェイ・ホーム』と『ブランド・ニュー・デイ』がこの並びに入っていないからだ。『ノー・ウェイ・ホーム』は物語上、『ファー・フロム・ホーム』の直後の事件で、『マルチバース・オブ・マッドネス』より前に見ておくと話がつながる。『ブランド・ニュー・デイ』の位置は、2026年10月時点でディズニー側の並びが確認できない。

なお、この並びはディズニーが新作のたびに更新している。日本版のDisney+が同じ並びかどうかも、この記事では確認できていない。

時系列で注意が要る5作と、その理由

公開順と時系列の違い公開順(38作)・アイアンマンから始まる・前日譚は後から公開・予告が次作につながる・初めて見る人に向く時系列順(36作)・ファースト・アベンジャーが先頭・キャプテン・マーベルが2番目・ソニー配給の2作は載らない・2周目に向くDisney+米国版の並び。2025年11月の報道時点

公開順と時系列で扱いに注意が要るのは次の5作だ。

作品 公開順 時系列 動く理由 公開順で見た場合どうなるか
ファースト・アベンジャー 5番目 1番目 第二次世界大戦の時代が舞台 問題なし。回想として楽しめる
キャプテン・マーベル 21番目 2番目 1995年が舞台 エンドゲーム直前に登場人物の背景が分かる
ブラック・ウィドウ 24番目 16番目 シビル・ウォー直後の逃亡中の話 エンドゲームの後に見ると、ナターシャの過去を振り返る形になる
ホームカミング 16番目 18番目 シビル・ウォー直後の話。年代表記に公式の修正あり ほとんど影響なし
ファンタスティック4 37番目 36番目(最後) 別の地球の話で、物語上の役割を優先 影響なし。年代順なら最初だが公式は最後に置く

とくに訂正しておきたいのが『ホームカミング』の「8年後」だ。冒頭は2012年のニューヨーク決戦の後片付けで、その後「8年後」と字幕が出る。そのまま足すと2020年になり、エンドゲームの前なのに年代が合わない。マーベル公式の年表本はこの舞台を2016年秋に直していて、字幕の数字は誤りだった扱いになっている。

もう1つ、ファンタスティック4は「1960年代が舞台だから時系列なら最初」と書かれることがあるが、ディズニーの並びでは最後だ。別の地球の物語で、『ドゥームズデイ』へ向かう流れの中で置かれている。

初めてならどちらの順番で見るか

見る順番の決め方MCUを見るのは初めてか初めてなら公開順で38作▼2周目なら時系列順人物の歩みを1本の線で追える▼ソニー配給の2作を差し込むNWHはFFHの直後に見る▼時間がなければ15本

結論を先に書くと、初めてなら公開順、2周目なら時系列順を勧める。

公開順を勧める理由は2つある。1つは、ポストクレジットの予告が次の作品につながるように作られていること。もう1つは、『キャプテン・マーベル』や『ブラック・ウィドウ』のように、後から作られた前日譚が「先の展開を知っている前提」で驚きを仕込んでいることだ。時系列で最初に見ると、その仕掛けが効かなくなる。

時系列順は、2周目に人物の歩みを1本の線で追いたいときに向いている。トニーやスティーブの年表を通しで見ると、エンドゲームの重さが変わる。

アベンジャーズの誰がいつ加入したかはアベンジャーズ メンバー一覧で、トム・ホランド版スパイダーマン7作の結末はトム・ホランド版スパイダーマン ネタバレ一覧で整理している。

ドゥームズデイの前に見ておく作品

2026年8月、ディズニーは『ドゥームズデイ』の前に見ておく作品として15本の予習リストを出した。中身を数えると、意外な構成になっている。

区分 本数 作品
MCU映画 12本 ファースト・アベンジャー、アベンジャーズ、インフィニティ・ウォー、エンドゲーム、シャン・チー、ノー・ウェイ・ホーム、マルチバース・オブ・マッドネス、ワカンダ・フォーエバー、デッドプール&ウルヴァリン、ブレイブ・ニュー・ワールド、サンダーボルツ*、ファンタスティック4
MCUドラマ 1本 ロキ
MCU以外の映画 2本 20世紀フォックス版『X-MEN』『X-MEN2』

「ドゥームズデイの前にドラマを全部見ないといけない」は誤りで、公式リストに入ったドラマは『ロキ』だけだ。代わりにフォックス時代の『X-MEN』2作が入っている。発表キャストにX-MENの俳優陣が並んでいることと合わせて読むと、リストの意図が見えてくる。ただし、リストの公開日は報道で8月17日と21日に割れている。

『ブランド・ニュー・デイ』はこのリストに入っていないと報じられている。

よくある誤解の整理

  • MCUの映画はもう40作を超えた … 2026年10月時点で38作。2026年の新作は『ブランド・ニュー・デイ』の1本だけ
  • ヴェノムもMCUの1作 … ソニーの単独企画で、MCUの本数には数えない
  • ホームカミングは2020年の話 … 「8年後」の字幕は公式年表本で修正され、2016年秋の話
  • 時系列ならファンタスティック4が最初 … ディズニーの並びでは最後
  • ドゥームズデイの前にドラマを全部見る … 公式の予習リストのドラマは『ロキ』だけ
  • MCUは昔から全部Disney+で見られた … 日本では『アイアンマン』『インクレディブル・ハルク』『ホームカミング』『ファー・フロム・ホーム』の配信開始は2022年6月17日だった
  • ファンタスティック・フォー:ファースト・ステップ … 邦題の表記は『ファンタスティック4:ファースト・ステップ』

これからのMCU映画の予定

作品 公開予定(2026年10月時点) 補足
アベンジャーズ/ドゥームズデイ 2026年12月18日 日米同時 当初の2026年5月から延期
アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ 米国2027年12月17日 当初の2027年5月から延期。日本公開日は未発表

配信サービスでの扱いは作品ごとに入れ替わる。とくにソニー配給のスパイダーマン作品は配信先が分かれやすいので、見る前に各サービスで確かめてほしい。MCU映画と原作コミックの違いはMARVEL作品の映画と原作コミックスの違いで扱っている。

38作を公開順で追うと、12月の『ドゥームズデイ』は39作目になる。そこまでに全部を見る時間がない人は、公式の15本から始めればいい。

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記事で気になった場面は、作品そのもので確かめるのがいちばん確実です。

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あわせて読みたい

よくある質問

MCU映画は全部で何作ありますか

2026年10月時点で38作です。最新作は2026年7月31日公開の『スパイダーマン:ブランド・ニュー・デイ』で、12月18日公開予定の『アベンジャーズ/ドゥームズデイ』が39作目になります。

MCUは公開順と時系列順のどちらで見るべきですか

初めてなら公開順がおすすめです。ポストクレジットの予告が次の作品につながるように作られていて、後から作られた前日譚も公開順で見る前提の驚きを持っています。時系列順は2周目に向いています。

時系列で最初に見るMCU映画は何ですか

『キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー』です。次が1995年を舞台にした『キャプテン・マーベル』で、その後に『アイアンマン』が続きます。

ドゥームズデイの前にドラマは見ておくべきですか

ディズニーが2026年8月に出した予習リスト15本のうち、ドラマは『ロキ』だけです。ほかは映画12本と、フォックス版の『X-MEN』『X-MEN2』でした。

ヴェノムはMCUに含まれますか

含めないのが通例です。ソニーの単独企画で、2017年にケヴィン・ファイギがMCUの計画にないと語っています。トム・ホランド版スパイダーマンはソニー配給ですがMCU本編に入ります。

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