トム・ホランド版スパイダーマン ネタバレ一覧|映画7作の結末
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この記事の結論
- ホランド版スパイダーマンの出演は7作。単独作4本とアベンジャーズ関連作3本
- 正体を知る人はファー・フロム・ホームで世界中に広がり、ノー・ウェイ・ホームでゼロになる
- ファー・フロム・ホームのミッドクレジットを見ないと次作の冒頭がわからない
トム・ホランド版のピーター・パーカーは、作品を重ねるごとに「持っているもの」を失っていく。師匠のトニー・スターク、育ての親のメイおばさん、そして最後には、世界中の人がピーター・パーカーという人間を覚えていた記憶そのもの。2026年7月公開の4作目『ブランド・ニュー・デイ』は、誰にも知られていないスパイダーマンから始まる。
この記事では、ホランドがスパイダーマンとして出演した映画7作の結末とクレジットシーンを一覧にした。軸にしたのは「ピーターの正体を知っている人の数」だ。この数を作品ごとに数えると、シリーズ全体が1本の線でつながって見える。以下は全作のネタバレを含む(2026年10月時点の情報)。
出演作の一覧と公開順
ホランド版スパイダーマンは、単独作4本とアベンジャーズ関連作3本の計7作に登場している。
| 公開順 | 作品 | 日本公開 | 監督 | 主な敵 |
|---|---|---|---|---|
| 1 | シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ | 2016年4月29日 | ルッソ兄弟 | (アベンジャーズ同士の対立) |
| 2 | スパイダーマン:ホームカミング | 2017年8月11日 | ジョン・ワッツ | バルチャー(エイドリアン・トゥームス) |
| 3 | アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー | 2018年4月27日 | ルッソ兄弟 | サノス |
| 4 | アベンジャーズ/エンドゲーム | 2019年4月26日 | ルッソ兄弟 | サノス |
| 5 | スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム | 2019年6月28日(世界最速) | ジョン・ワッツ | ミステリオ(クエンティン・ベック) |
| 6 | スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム | 2022年1月7日 | ジョン・ワッツ | 別の世界から来たヴィランたち |
| 7 | スパイダーマン:ブランド・ニュー・デイ | 2026年7月31日(日米同日) | デスティン・ダニエル・クレットン | (下で詳述) |
このほか、ソニーの『ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ』のミッドクレジットに、ニュース映像の中のホランド版ピーターが映る。本人が演じる新しい場面ではないので、7作には数えていない。
作品ごとの結末
シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ
トニー・スタークがクイーンズのピーターを訪ね、スカウトする。ピーターは空港の戦いでトニー側に加わり、初めてアベンジャーズの面々と戦う。ポストクレジットでは、新しいウェブシューターに付いたライトからスパイダーマンの紋章(スパイダー・シグナル)が映し出される。
スパイダーマン:ホームカミング
ヴィランのバルチャーことエイドリアン・トゥームスは、ピーターが好意を寄せるリズの父親だった。ピーターはトゥームスを止めて逮捕に追い込み、トニーから誘われたアベンジャーズ入りを断る。ラストでは、メイおばさんがスーツ姿のピーターを目撃する。
ミッドクレジットでは、刑務所でマック・ガーガンにスパイダーマンの正体を聞かれたトゥームスが、知っているのに答えない。ポストクレジットはキャプテン・アメリカが「忍耐」を説く教育ビデオで、本筋とは関係のないジョークだ。
アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー
ピーターはトニーたちとタイタンでサノスと戦うが、サノスの指パッチンで消滅する。トニーの腕の中で消えていく場面は、シリーズでもっとも有名な場面の一つだ。ポストクレジットはニック・フューリーの場面で、スパイダーマンは出てこない。
アベンジャーズ/エンドゲーム
5年後、消えた人々とともにピーターも復活し、最終決戦に加わる。トニー・スタークはインフィニティ・ストーンで指を鳴らしてサノスの軍勢を消し、その代償で命を落とす。ピーターはトニーの葬儀に参列する。
スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム
ヨーロッパの修学旅行中、ピーターはミステリオことクエンティン・ベックと出会う。ベックの正体は、ドローンと幻影で「ヒーロー」を演出していた元スターク社員だった。ピーターはトニーが遺したAR眼鏡「E.D.I.T.H.」を一度ベックに渡してしまうが、最後は取り戻す。ベックは自分のドローンの誤射で死亡する。ピーターはMJに正体を明かし、交際が始まる。
ミッドクレジットで、J・ジョナ・ジェイムソンがベックの編集した映像を流す。「ミステリオを殺したのはスパイダーマン」という嘘と、「スパイダーマンの正体はピーター・パーカー」という暴露が、世界中に広まる。ポストクレジットでは、ニック・フューリーとマリア・ヒルが、実はスクラル人のタロスとソレンの変装だったと明かされる。
スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム
正体が世界に知られたピーターは、ドクター・ストレンジに「みんなが自分の正体を忘れる」呪文を頼む。ところが呪文の途中でピーターが条件を足し続けたため、呪文が乱れ、別の世界からヴィランたちが呼び込まれる。ドック・オク、グリーン・ゴブリン、エレクトロ、サンドマン、リザードの5人だ。
ピーターはヴィランを元の世界へ送り返す前に治療しようとするが、グリーン・ゴブリンの攻撃でメイおばさんが命を落とす。トビー・マグワイア版とアンドリュー・ガーフィールド版のピーターが駆けつけ、3人のスパイダーマンでヴィランたちを治療する。
最後にストレンジは、世界中の人がピーター・パーカーの存在そのものを忘れる呪文をかける。MJとネッドもピーターを忘れ、ピーターはひとりで小さな部屋に住み、手縫いのスーツで活動を続ける。ミッドクレジットでは、エディ・ブロックが元の世界へ戻され、シンビオートの一部がこちらの世界に残る。
スパイダーマン:ブランド・ニュー・デイ
物語は『ノー・ウェイ・ホーム』の4年後から始まる。ピーターは誰にも覚えられていないまま、スパイダーマンとして活動している。大きな脅威として描かれるのは、セイディー・シンクが演じるジーン・グレイだ。
エンドクレジットの後のシーンは1つ。ネッドが作った「スパイディ・トラッカー」の反応が、ニューヨークから地球の外へ移り、「SPIDER-MAN WILL RETURN」の文字が出て終わる。宇宙にいるのが誰なのか、次にどの作品へつながるのかは、2026年10月時点で公式には明かされておらず、海外の媒体でも解釈が割れている。
公開から2か月の時点で、結末の細部は報道によって書き方が違う。この記事では、複数の情報源で一致した範囲だけを書いている。
ピーターの正体を知っている人の数
シリーズを通して見ると、正体を知る人は少しずつ増え、ある時点で一気に世界中に広がり、その後ゼロになる。
| 作品 | 正体を知っている主な人物 | この作品で失ったもの | 得たもの |
|---|---|---|---|
| シビル・ウォー | トニー、ハッピー | — | 新しいスーツとトニーとの関係 |
| ホームカミング | トニー、ハッピー、ネッド、メイおばさん(ラスト) | — | アベンジャーズに入らない選択 |
| インフィニティ・ウォー | (前作までと同じ) | 自分の存在(指パッチンで消滅) | — |
| エンドゲーム | (前作までと同じ) | トニー・スターク | 復活 |
| ファー・フロム・ホーム | 上記に加えMJ、フューリー。ミッドクレジットで世界中へ | 正体の秘密 | E.D.I.T.H.、MJとの交際 |
| ノー・ウェイ・ホーム | ラストでゼロ(ストレンジ、MJ、ネッドも含めて全員が忘れる) | メイおばさん、MJとネッドとの関係 | — |
| ブランド・ニュー・デイ | 誰も覚えていない状態から始まる | — | (2026年10月時点で解釈が割れる部分は書かない) |
表の右端を見ると、ピーターが何かを「得た」作品は、4作目以前に集中している。『ノー・ウェイ・ホーム』でゼロになった人間関係を、『ブランド・ニュー・デイ』でどう取り戻していくのか。これが4作目を見るときの軸になる。
クレジットシーンの一覧
ホランド版スパイダーマンは、クレジットシーンが次の作品の前提になっていることが多い。特に『ファー・フロム・ホーム』のミッドクレジットを見ないと、『ノー・ウェイ・ホーム』の冒頭がわからない。
| 作品 | ミッドクレジット | ポストクレジット | 見なかった場合 |
|---|---|---|---|
| シビル・ウォー | (スパイダーマン以外の場面) | スパイダー・シグナルのお披露目 | 単独作の前振りを見逃すだけで、話は追える |
| ホームカミング | トゥームスがピーターの正体を言わない | キャプテン・アメリカの教育ビデオ(ジョーク) | 本筋に影響はない |
| インフィニティ・ウォー | なし | フューリーの場面(スパイダーマンは出ない) | スパイダーマンの話としては影響なし |
| ファー・フロム・ホーム | ジェイムソンが正体を暴露 | フューリーとヒルの正体はスクラル人 | 次作の冒頭が理解できない |
| ノー・ウェイ・ホーム | エディ・ブロックが元の世界へ | 他作品の予告 | 本筋に影響はない |
| ブランド・ニュー・デイ | — | トラッカーの反応が宇宙へ、「SPIDER-MAN WILL RETURN」 | 次の登場への引きを見逃す |
ネットでよく見る誤り
| よくある書き方 | 正しくは |
|---|---|
| ノー・ウェイ・ホームで「正体の記憶だけ」が消えた | 消えたのはピーター・パーカーという人物の記憶そのもの。MJ、ネッド、ストレンジも忘れる |
| メイおばさんは指パッチンで死んだ | メイおばさんが亡くなるのはノー・ウェイ・ホーム。グリーン・ゴブリンの攻撃による |
| メイおばさんの死で正体がバレた | 正体が世界に知られるのはファー・フロム・ホームのミッドクレジット |
| 正体を暴露したのはミステリオ本人 | 映像を作ったのはベックだが、流したのはジェイムソン。ベックはその時点で死亡している |
| スクラル人が出てくるのはミッドクレジット | スクラル人の場面はポストクレジット。ミッドクレジットはジェイムソンの暴露 |
| ホームカミングのトゥームスは正体をばらした | 知っているのに答えなかった |
| ホランドのアベンジャーズ/ドゥームズデイ出演は決定 | 2026年10月時点で公式キャストに入っておらず、出演の発表はない |
次はどこに登場するのか
『アベンジャーズ/ドゥームズデイ』は2026年12月18日に日米同時公開される。ただし2026年10月時点で、ホランドは公式に発表されたキャストに含まれていない。『ブランド・ニュー・デイ』のポストクレジットが「宇宙」を指していることから、海外ではドゥームズデイにつながるという見方と、さらに先の作品で戻ってくるという見方の両方がある。どちらも公式の発表ではない。
興行面では、『ブランド・ニュー・デイ』は公開47日目に全米の累計興行収入で歴代1位になったと報じられている(Variety、TheWrap)。シリーズは今、いちばん勢いのある時期にある。
失い続けるヒーローという設計
トビー・マグワイア版やアンドリュー・ガーフィールド版のピーターは、最初から孤独なヒーローとして描かれた。ホランド版は逆だ。最初はトニーという師匠、アベンジャーズという居場所、メイ、ネッド、MJという支えを持った、恵まれたピーターとして始まる。
そして6作をかけて、そのすべてを手放す。『ノー・ウェイ・ホーム』のラストで手縫いのスーツを着たピーターは、ようやく「ほかのスパイダーマンと同じ場所」に立った。『ブランド・ニュー・デイ』という題名は、その意味で、7作目にしてやっと始まった本当の1作目のようにも読める。
マーベル作品を映画と原作の違いから見たい場合は、MARVEL作品の映画と原作コミックスの違いもどうぞ。
参考・出典
本文の事実関係は以下の公式情報・資料で確認しています。
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よくある質問
トム・ホランド版スパイダーマンは何作ありますか?
スパイダーマンとして出演した映画は7作です。単独作がホームカミング、ファー・フロム・ホーム、ノー・ウェイ・ホーム、ブランド・ニュー・デイの4本、ほかにシビル・ウォー、インフィニティ・ウォー、エンドゲームに登場します。
メイおばさんはどの作品で亡くなりますか?
スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホームです。別の世界から来たグリーン・ゴブリンの攻撃が原因です。指パッチンやファー・フロム・ホームではありません。
ノー・ウェイ・ホームのラストで何が起きましたか?
ドクター・ストレンジの呪文で、世界中の人がピーター・パーカーという人物を忘れました。MJとネッドも含まれ、ピーターはひとりで活動を続けることになります。
ブランド・ニュー・デイのクレジット後には何がありますか?
エンドクレジットの後に1つあり、ネッドのトラッカーの反応がニューヨークから宇宙へ移り、「SPIDER-MAN WILL RETURN」と表示されます。次の登場作は2026年10月時点で公式に発表されていません。
