コナン映画 主題歌一覧|全29作の曲と最多担当アーティスト

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この記事の結論

  • 劇場版主題歌の最多はB’zの5作。倉木麻衣は4作で2番目
  • 第2作から第15作までの14作は全部がビーイング所属。第1作だけ違う
  • 第22作以降の8作は全員が初登板で、重複が一度も起きていない

「コナンの主題歌といえば倉木麻衣」はテレビアニメを含めた話だ。劇場版の主題歌だけを数えると、最多はB’zの5作で、倉木麻衣は4作である。

もう1つ、主題歌は毎回その映画のために書き下ろされていると思われがちだが、そうでない曲が混じっている。第12作の主題歌は、亡くなった歌手の未発表音源だった。

下は全29作の主題歌を公開順に並べたものだ。2026年9月時点で公開済みの作品がこれで全部になる。

コナン映画 主題歌一覧|全29作の曲とアーティスト

作 作品タイトル 公開年 主題歌 アーティスト
1 時計じかけの摩天楼 1997 Happy Birthday 杏子
2 14番目の標的 1998 少女の頃に戻ったみたいに ZARD
3 世紀末の魔術師 1999 ONE B’z
4 瞳の中の暗殺者 2000 あなたがいるから 小松未歩
5 天国へのカウントダウン 2001 always 倉木麻衣
6 ベイカー街の亡霊 2002 Everlasting B’z
7 迷宮の十字路 2003 Time after time〜花舞う街で〜 倉木麻衣
8 銀翼の奇術師 2004 Dream×Dream 愛内里菜
9 水平線上の陰謀 2005 夏を待つセイル(帆)のように ZARD
10 探偵たちの鎮魂歌 2006 ゆるぎないものひとつ B’z
11 紺碧の棺 2007 七つの海を渡る風のように 愛内里菜&三枝夕夏
12 戦慄の楽譜 2008 翼を広げて ZARD
13 漆黒の追跡者 2009 PUZZLE 倉木麻衣
14 天空の難破船 2010 Over Drive GARNET CROW
15 沈黙の15分 2011 Don’t Wanna Lie B’z
16 11人目のストライカー 2012 ハルウタ いきものがかり
17 絶海の探偵 2013 ワンモアタイム 斉藤和義
18 異次元の狙撃手 2014 ラブサーチライト 柴咲コウ
19 業火の向日葵 2015 オー!リバル ポルノグラフィティ
20 純黒の悪夢 2016 世界はあなたの色になる B’z
21 から紅の恋歌 2017 渡月橋〜君 想ふ〜 倉木麻衣
22 ゼロの執行人 2018 零 -ZERO- 福山雅治
23 紺青の拳 2019 BLUE SAPPHIRE HIROOMI TOSAKA
24 緋色の弾丸 2021 永遠の不在証明 東京事変
25 ハロウィンの花嫁 2022 クロノスタシス BUMP OF CHICKEN
26 黒鉄の魚影 2023 美しい鰭 スピッツ
27 100万ドルの五稜星 2024 相思相愛 aiko
28 隻眼の残像 2025 TWILIGHT!!! King Gnu
29 ハイウェイの堕天使 2026 ラストダンスあなたと MISIA

公開年を上から追うと1997年から2026年まで並ぶが、29作で30年ぶんの年号が埋まらない。2019年の次が2021年になっている。ここに理由がある作品が1本ある。

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劇場版の最多はB’zの5作

倉木麻衣とB’zの数え方倉木麻衣・コナン楽曲は通算23曲・オープニング9曲・エンディング12曲・劇場版主題歌は4作・テレビを含めれば最多B’z・劇場版主題歌は5作・歴代でいちばん多い・1999年から5回登板・オープニングも5曲・劇場版だけなら最多テレビを含めるかどうかで最多が入れ替わる

担当回数で数え直すと、印象と実際がずれる。

アーティスト 劇場版主題歌 担当した作品
B’z 5作 第3作・第6作・第10作・第15作・第20作
倉木麻衣 4作 第5作・第7作・第13作・第21作
ZARD 3作 第2作・第9作・第12作
愛内里菜 2作 第8作・第11作(第11作は三枝夕夏との連名)
その他15組 各1作 残りの15作

複数回担当したのは4組だけで、この4組で14作=ほぼ半分を占めている。残る15作は15組が1回ずつだ。

倉木麻衣が「コナンの歌手」として記憶されているのは、劇場版ではなくテレビアニメでの本数が理由である。倉木麻衣のコナン楽曲はオープニング9曲・エンディング12曲・劇場版主題歌4曲で、重複を除いた提供曲は23曲になる。この数を持っている歌手は他にいない。テレビを含めれば倉木麻衣が最多、劇場版に限ればB’zが最多という整理になる。

興行成績の側から歴代を並べた一覧はコナン映画 興行収入ランキング全29作にある。

第2作から第15作までは14作連続でビーイング

主題歌の起用の変遷1997年第1作杏子が担当したポリドールから▶1998〜2011ビーイング14作連続で起用B’zと倉木麻衣▶2012年転換点初の他レーベルいきものがかり▶2018年〜毎作交代8作すべて初登板重複が一度もない誰が歌うかの決め方が途中で入れ替わった

アーティストの並びには、途中まではっきりした規則がある。

ZARD・B’z・小松未歩・倉木麻衣・愛内里菜・三枝夕夏・GARNET CROW。第2作から第15作までの14作は、全部がビーイング所属のアーティストだ。誰が歌うかは事実上ひとつのレーベルの中で決まっていた。

例外は第1作である。杏子の「Happy Birthday」はポリドールからのリリースで、ビーイングの連続起用が始まるのは第2作からだ。第1作だけを「初期のビーイング路線」に含めると事実がずれる。

流れが切れるのは第16作の いきものがかり だ。ここで初めてビーイング以外の歌手が主題歌を担当した。ただし完全に終わったわけではなく、第20作のB’zと第21作の倉木麻衣で2作だけ戻っている。

第22作以降は同じアーティストが二度選ばれていない

第22作『ゼロの執行人』(2018年)以降を数えると、もう1つの規則が見える。

福山雅治・HIROOMI TOSAKA・東京事変・BUMP OF CHICKEN・スピッツ・aiko・King Gnu・MISIA。この8組は全員が劇場版主題歌としては初登板で、8作のあいだ重複が一度も起きていない。第15作までの「1つのレーベルで回す」やり方から、毎回別の歌手を立てるやり方へ完全に切り替わったことになる。

なお第23作のHIROOMI TOSAKAはグループ名ではなくソロ名義だ。一覧でグループ名に置き換えている記事があるが、主題歌のクレジットはこの表記である。

書き下ろしではなかった曲がある

主題歌は映画のために書き下ろされることが多い。第14作のGARNET CROW「Over Drive」も第18作の柴咲コウ「ラブサーチライト」も、映画に合わせて作られた新曲だ。ただし全部がそうではない。

作品 何が例外なのか 出どころ
第12作 戦慄の楽譜 ZARDの未発表音源。坂井泉水は前年に亡くなっており、CD化は2008年 発売元・報道での発表
第5作 天国へのカウントダウン 「always」はテレビアニメのエンディングにも起用された曲 楽曲の起用歴
第21作 から紅の恋歌 「渡月橋〜君 想ふ〜」も同じく両方で使われている 楽曲の起用歴

第12作は特に性格が違う。ZARDの坂井泉水は2007年に亡くなっており、翌年の第12作の主題歌は生前に残されていた未発表の音源だった。ZARDが劇場版の主題歌を担当したのはこれが最後になる。

「主題歌は全部が映画のための新曲」という前提で一覧を読むと、この3本は説明がつかない。

公開が1年ずれた第24作

表の公開年が2019年から2021年へ飛んでいる理由がこれだ。第24作『緋色の弾丸』は2020年4月17日に公開予定だったが、新型コロナウイルスの影響で公開2週間前に延期が発表され、1年後の2021年4月16日に公開された。

ところが主題歌の発表は延期の前、2020年2月28日に済んでいた。主題歌が決まってから映画が公開されるまでに1年以上かかった作品は、29作でこの1本だけである。東京事変「永遠の不在証明」は作詞作曲が椎名林檎、編曲が東京事変で、配信は2021年4月だった。

黒の組織がどの作品に出ているかはコナン映画 黒の組織登場作一覧、各作の舞台になった場所はコナン映画の舞台一覧で整理している。

第30作の主題歌は未発表

第30作は2027年のゴールデンウィーク公開が決定しているが、2026年9月時点でタイトルも主題歌も発表されていない。第29作の本編後に流れた予告でロンドンらしい鐘の音と毛利蘭・工藤新一の声が使われたこと、2026年9月21日にタイトルの文字数のヒントが公開されたことまでが判明している範囲だ。舞台をロンドンと断定している解説は、この予告からの推測である。

よくある誤解

劇場版主題歌の最多は倉木麻衣ではない。 劇場版だけならB’zの5作が最多で、倉木麻衣は4作だ。倉木麻衣が最多なのはテレビアニメを含めた総曲数(23曲)である。

第1作はビーイング系ではない。 杏子「Happy Birthday」はポリドールからのリリース。連続起用は第2作からだ。

主題歌が全部書き下ろしというわけではない。 第12作は未発表音源、第5作と第21作はテレビアニメでも使われた曲である。

29作あるが公開年は29年分ではない。 2020年に公開された劇場版はない。第24作が1年延期されたためだ。

まとめ

29作の主題歌は、前半14作を1つのレーベルで固め、後半8作は毎回別の歌手を立てるという、途中でやり方が入れ替わった名簿になっている。

そして主題歌はエンディングで流れる。曲が始まってからも映像が続く作品があるので、席を立つ前に最後まで見ておいたほうがいい。第30作の発表でこの表が1行伸びたとき、また誰かが初登板になるのかどうかが見どころだ。

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よくある質問

コナン映画の主題歌をいちばん多く担当したのは誰ですか?

劇場版の主題歌だけで数えるとB’zの5作が最多です。第3作・第6作・第10作・第15作・第20作を担当しています。倉木麻衣は4作で2番目ですが、テレビアニメを含めた総曲数では倉木麻衣が最多になります。

倉木麻衣はコナンの曲を何曲担当していますか?

オープニング9曲、エンディング12曲、劇場版主題歌4曲です。「always」と「渡月橋〜君 想ふ〜」がテレビと劇場版の両方で使われているため、重複を除いた提供曲は23曲になります。

コナン映画の主題歌はすべて書き下ろしですか?

いいえ。第12作『戦慄の楽譜』のZARD「翼を広げて」は坂井泉水の没後にCD化された未発表音源です。また第5作の「always」と第21作の「渡月橋〜君 想ふ〜」はテレビアニメのエンディングにも使われた曲です。

2020年のコナン映画の主題歌は何ですか?

2020年に公開された劇場版はありません。第24作『緋色の弾丸』が2020年4月公開予定から1年延期され、2021年4月16日公開になったためです。主題歌の東京事変「永遠の不在証明」は延期前の2020年2月に発表されていました。

第30作の主題歌は決まっていますか?

2026年9月時点で発表されていません。第30作は2027年のゴールデンウィーク公開が決定していますが、タイトルも主題歌も未発表です。ロンドンが舞台という話は第29作の本編後に流れた予告からの推測です。

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