ワンピース エルバフ編 キャラ一覧|巨人族・神の騎士団の現在

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この記事の結論

  • エルバフ編の戦場には巨人族・麦わら・ギャバン・神の騎士団・イムの5勢力が集まっている
  • ロキは父自身の頼みを引き受けていた。軍子の正体は滅んだ王国のシュリ姫だった
  • ハイルディンもギャバンも生存。死亡した巨兵海賊団の元船長はヤルルではなくヨルル

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編集長のひとこと

これは流れを整理しないと分からん。

勢力が多すぎる

エルバフ編の登場人物は、巨人族だけではない。2026年9月時点(1194話まで)で同じ島の戦場に立っているのは、巨人族、麦わらの一味、ロジャー海賊団の元船員ギャバン、神の騎士団、そして世界の王イム本人だ。立場のまったく違う5つの勢力が、ひとつの国に集まっている。

しかもこの編では、最初の見え方と正体がひっくり返った人物が多い。父殺しの罪人として鎖につながれていたロキは、父自身の頼みを引き受けていた。敵の神の騎士団にいた軍子は、滅んだ王国の姫だった。

エルバフ編の主な登場人物を、勢力・役割・1194話時点の状況で一覧にする(本誌1194話まで)。

エルバフ編のキャラ一覧|勢力と1194話時点の状況

名前 勢力 エルバフ編での役割 1194話時点
ハラルド王 エルバフ王家 世界政府への加盟を目指し、神の騎士団に入った 故人。王殺しの真相が明かされた
イーダ エルバフ王家 ハイルディンの母。暴君だったハラルドを変えた 故人。エストリッダの親族が毒を盛っていた
エストリッダ エルバフ王家 ロキの実母。古代巨人族の血を引く家柄 ロキを拒絶して冥界に捨てた
ロキ エルバフ王家(王子) 父殺しの罪で冥界に縛られていた イムの攻撃で貫かれたが戦線に戻り、ルフィと共闘中(1191〜1193話)
ハイルディン 王子・新巨兵海賊団の船長 ロキの異母兄 生存。イムの攻撃で倒れたが1189話で復帰し、ロキと共闘
ヤルル 長老(元巨兵海賊団の船長) ハラルドの死の真相を全巨人に語った(1172話) 生存。1193話にも登場
ドリーとブロギー 元巨兵海賊団の船長 イムの力で悪魔化された 互いの首を斬り合って支配を解いた(1176話)。1193話ではザザのMMAと交戦
ロード・ゲルズ・ゴールドバーグ・スタンセン 新巨兵海賊団 航海士・船医・コック・船大工 エルバフでの戦いに加わっている
コロン エルバフの子ども ギャバンとリプリーの子 神の騎士団に狙われた子の一人
ビブロ フクロウの図書館の館長 祖父の代から伝わる箱を開けるよう促した 箱の中身の意味はまだ明かされていない
スコッパー・ギャバン 元ロジャー海賊団 約20年前からエルバフで暮らしていた イムに左腕を斬られた(1190話)が生きている
ルフィ 麦わらの一味 イムと戦う中心人物 イムの盾を貫いた(1192話)が、ギア5の体力が尽きかけている(1193話)
ゾロ・サンジ 麦わらの一味 ソマーズ聖・キリンガム聖と交戦 決着していない。ゾロは覇王色を刀に纏えるようになった(1194話)
ロビン 麦わらの一味 サウロと再会した ―
シャンクス 赤髪海賊団 6年前にロキを捕らえた 本編の最新の場面にいるかは不明
軍子(マンマイヤー・軍子宮) 神の騎士団 正体はエスペリア王国のシュリ姫 目を覚ました(1193話)が、軍子としてかシュリとしてかは未確定
ソマーズ聖 神の騎士団 子どもたちを連れ去る役 ゾロと交戦中。斬られた手がつながらない(1194話)
キリンガム聖 神の騎士団 雨の神ザザを出した サンジと交戦中(1193話)
シャムロック聖 神の騎士団の団長 シャンクスの双子の兄 1140話でマリージョアへ呼び戻され、エルバフにはいない
イム(ネロナ・イム) 世界の王 軍子の体を使った後、本体でエルバフに降りた ルフィ・ロキと交戦中。1192話で手傷を負う

数えると、ここに並べた人物のうち、エルバフで生まれ育った巨人族以外がちょうど半分を占める。エルバフ編は巨人族の物語であると同時に、外から来た者たちがこの国の運命に割り込んでくる物語でもある。各人物の詳しい経緯は、ハイルディンとは何者かやロキとハイルディンの関係で個別に扱っている。

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エルバフ編で見え方がひっくり返った人物

最初の見え方と明かされた実像最初の見え方・ロキ 父を殺した罪人・ハラルド 国を売ろうとした王・軍子 神の騎士団の一員・ドリーとブロギー 敵に回った巨人・ギャバン 島の元海賊ヤーさん明かされた実像・父自身が倒すよう求めていた・イムの深海契約に縛られていた・滅んだ王国のシュリ姫・悪魔化を自力で解いた・ロジャーの左腕と呼ばれた男1194話時点

この編のいちばんの特徴は、登場したときの印象と、明かされた実像が食い違う人物が多いことだ。

人物 最初の見え方 明かされた実像 まだ確定していないこと
ロキ 父を殺した罪人 父ハラルド自身が、自分を倒すようロキに求めていた ロキが麦わら側に正式に加わるか
ハラルド王 国を政府に売ろうとした王 イムと深海契約を結び、逆らえない体になっていた 契約を結んだ時期
軍子 神の騎士団の一員 滅んだエスペリア王国のシュリ姫 目覚めた後にどちら側に立つか
ドリーとブロギー 敵に回った伝説の巨人 イムに悪魔化されていただけで、自力で支配を解いた ―
ギャバン 島で「ヤーさん」と呼ばれる元海賊 ロジャーの左腕と呼ばれた男 今後の生死
シャンクス ロキを捕らえた男 ロキに「敵は世界の王だ」と伝えていた 今どこにいるか

4列目を縦に読むと、正体が明かされても、次にどう動くかが決まっていない人物ばかりだと分かる。エルバフ編はまだ、ひっくり返った盤面の上で次の一手を待っている段階にある。王殺しの経緯はハラルド王の記事で、ロキの実母と義母についてはイーダの記事で整理している。

ロキと兄弟の和解を詳しくロキとハイルディンの関係|王殺しの真相と兄弟の和解

エルバフ編の流れ|場面ごとの順番

エルバフ編の流れ上陸冥界のロキ鎖につながれた王子神の騎士団が来る▶回想王殺しの真相父がロキに頼んでいたヤルルが全巨人に語る▶イム降臨本体が来るルフィが貫かれるギャバンが左腕を失う▶反撃三人の共闘ルフィ・ロキハイルディンが並ぶ1194話時点。決着はまだ

登場人物がいつ物語に入ってきたかを、場面の順に並べる。

  1. 麦わらの一味がエルバフに上陸し、冥界で鎖につながれたロキと出会う
  2. 神の騎士団が現れ、巨人族の子どもたちを狙う。ギャバンが軍子に刺される
  3. 軍子の体を使ったイムが巨人たちを悪魔化し、ドリーとブロギーも敵に回る
  4. ロキの過去の回想で、王殺しの真相が明かされる。長老ヤルルが真相を全巨人に語る(1172話)
  5. 軍子の正体がシュリ姫だと分かり、ドリーとブロギーが支配を解く
  6. イムが本体でエルバフに降りる。ルフィがイムに貫かれ、ギャバンが割って入って左腕を失う
  7. ハイルディンとロキが加わり、3人でイムに反撃する

1194話時点で、ルフィが完全に敗北したという描写はない。一度倒れたところから、戦いに戻っている。

ネットでよく見る誤り

よくある書き方 実際
ハイルディンは死亡した 生存。ロキと共闘している
ギャバンは死亡した 左腕を斬られたが生きており、ルフィに声をかけている
火ノ傷の男はギャバンで確定 確定していない。額の傷からの考察にすぎない
神の騎士団にガンフォールがいる 根拠がない。ガン・フォールは空島の元「神」で別人
シャンクスは元神の騎士団の団員 描かれたのは「神の従刃」としての潜入まで
ソマーズとキリンガムは撃破済み イムの力で強化・復活し、今も戦っている
長老ヤルルは死亡した ビッグ・マムの食いわずらいで死んだのは別の元船長ヨルル
イムはロキとルフィに撃退されて終わった それは軍子の体を借りていた段階の話。その後は本体が降りている

特に「ヤルル」と「ヨルル」は名前が似ているうえ、どちらも巨兵海賊団の元船長なので取り違えが多い。死亡しているのはヨルルで、ヤルルは王殺しの真相を語った長老である。

ギャバンと火ノ傷の男の謎スコッパー・ギャバンの現在|イムとの激突と火ノ傷の男の謎

エルバフ編に集まった勢力

エルバフ編の登場人物を勢力で分けると、次の5つになる。

  • エルバフの巨人族 — 王家(ハラルド・イーダ・エストリッダ・ロキ・ハイルディン)、戦士(ヤルル・ドリー・ブロギー・新巨兵海賊団)、子どもたちと学校(コロン・リプリー)、図書館のビブロ
  • 麦わらの一味 — イムとの戦いの中心
  • ロジャー海賊団の元船員 — ギャバン。約20年前からこの国で暮らしていた
  • 神の騎士団 — 軍子、ソマーズ聖、キリンガム聖(団長シャムロックは1140話でマリージョアへ呼び戻された)
  • 世界の王イム — 本体でエルバフに降りている

ここにシャンクスが「過去の関わり」として重なる。6年前にロキを捕らえ、エルバフ近海ではキッドを一撃で倒した。神の騎士団の団長シャムロックは、シャンクスの双子の兄である。神の騎士団そのものは神の騎士団とはで整理した。

神の騎士団の不死身の正体神の騎士団とは|メンバー一覧と不死身の正体を整理

一覧にして見えること|巨人族の国が世界の縮図になった

ここからは読者側の解釈になる。

エルバフ編が始まったとき、読者の多くは「巨人族の国の話」を予想していた。ところが実際に集まったのは、世界政府の頂点、その直属の騎士団、海賊王の元船員、そして四皇ルフィである。エルバフは、巨人族の故郷であると同時に、世界の対立がいちばん濃く凝縮された場所になった。

そしてこの国では、「罪人」とされていた王子が父の願いを背負っていたことが明かされ、「敵」だった騎士が滅んだ国の姫だったことが明かされた。エルバフ編は、敵と味方の線を一度すべて引き直す編として描かれている。誰がどちら側に立つのかは、まだ決まっていない人物のほうが多い。

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よくある質問

エルバフ編の敵キャラは誰ですか?

神の騎士団の軍子・ソマーズ聖・キリンガム聖と、世界の王イムです。団長のシャムロックは1140話でマリージョアへ呼び戻されており、エルバフにはいません。ただし軍子の正体はエスペリア王国のシュリ姫だと明かされており、目を覚ました後にどちら側に立つかは確定していません。

ロキはなぜ父ハラルドを殺したのですか?

ハラルドはイムと深海契約を結び、逆らえない体になっていました。自分が生きている限り国が危ないと考えたハラルド自身が、自分を倒すようロキに求めたことが明かされています。

ギャバンは死亡しましたか?

1194話時点で生きています。イムの刀で左腕を斬られましたが(1190話)、その後もルフィに声をかけています。「火ノ傷の男=ギャバン」は確定していない考察です。

ヤルルは死亡しましたか?

ヤルルが死亡した描写はありません。1172話でハラルドの死の真相を全巨人に語った長老で、1193話にも登場しています。ビッグ・マムの食いわずらいで死んだのは、同じく巨兵海賊団の元船長のヨルルで、名前が似ているため混同されがちです。


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