ロキとハイルディンの関係|王殺しの真相と兄弟の和解

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ロキとハイルディンの現在原作第1191話時点・10月9日更新

生死2人とも生存
関係和解済み。力のロキと人望のハイルディンとして共闘
直近の動きイムとの戦いで共闘している(第1191話)

この記事の結論

  • ロキとハイルディンはハラルド王を父とする異母兄弟である
  • 14年前の王殺しは、イムに支配された父自身が望んだ結果だった
  • ロキは父の名誉を守るため、自ら大罪人を演じ続けていた

ロキは父を殺していない——正確に言えば、父に頼まれて殺した。

「父殺しの大罪人」と呼ばれ、約6年前から冥界に鎖で繋がれてきた王子は、実のところエルバフで最も父を守ろうとした男だった。そして彼を最も憎んでいたのが、腹違いの兄ハイルディンだ。

この記事では2人の関係を、出生・確執・王殺しの真相・和解の順に整理する。※エルバフ編の重大なネタバレを含む。

2人は異母兄弟だった

対照的に育った兄弟兄ハイルディン・母が王妃と認められず・私生児として蔑まれた・王城から遠ざけられた・外の海で仲間を得た弟ロキ・王妃の子で正統な王子・忌み子として奈落へ・古代巨人族のツノを持つ・14年間鎖に繋がれたどちらも祝福されずに生まれた

まず関係の整理から。ロキとハイルディンは、ハラルド王を父とする異母兄弟だ。ハイルディンが兄にあたる。

ただし2人の育ち方は正反対だった。

ハイルディン ロキ
立場 私生児として扱われた 王妃の子=正統な王子
母 他国出身の巨人イーダ。王妃と認められず エルバフの王妃
幼少期 王城から遠ざけられて育つ 忌み子として奈落へ落とされる
周囲の扱い 「私生児」と蔑まれた 「呪われた子」と恐れられた

兄は母の出自ゆえに王子として認められず、弟は生まれた瞬間に呪われた子として扱われた。どちらも祝福されて生まれてこなかったという点で、実は同じ場所に立っている。

体格でも力でも勝るロキは幼少期にハイルディンをいじめており、この確執が長く尾を引いた。一方で父ハラルドだけは、2人を分け隔てなく育てていた。この事実が後にすべての鍵になる。

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14年前に起きたこと

エルバフを揺るがしたのが14年前の王殺しだ。城内の兵士113人が死に、長老ヤルルも重傷を負う惨事で、ハラルド王は命を落とした。

犯人とされたのがロキだった。その後、約6年前にシャンクスに捕らえられ、彼は「父殺し」として冥界に鎖で繋がれることになる。ハイルディンはこれを信じ、弟に憎悪を燃やし続けた。エルバフ編で2人が対峙する場面の緊張感は、この14年分の恨みから来ている。

だが物語は、この前提を根こそぎひっくり返した。

王殺しの真相——父が死を望んだ

14年前に何が起きたかイーダが毒で命を落とすハラルドが心を失った▼イムの深海契約に堕ちる軍事国家化を強要された▼王は自らの死を決意するエルバフを守るために▼ロキが引き受け大罪人となる

真相はこうだ。

発端はハイルディンの母イーダの死だった。結婚を認められなかった最愛の人を、王妃エストリッダの一族側による毒で失ったハラルドは、その後イムの「深海契約」に堕ちて支配下に置かれる。エルバフを軍事国家に作り変えることを強要された王は、自分が生きている限りエルバフが世界政府の道具になると悟った。だから決意する——一刻も早く死ななければならない、と。

その願いを引き受けたのがロキだ。彼は伝説の悪魔の実を口にし、鉄雷ラグニルの力で、操られた父を泣きながら討った。

つまりロキは大罪人ではない。父の名誉とエルバフを守るために、自ら悪役を引き受けたのだ。真実を明かせばハラルドがイムに屈した事実が露見し、王の名誉もエルバフの独立も失われる。だから彼は王殺しの汚名を一人で背負い、捕らえられてからも何も言わずに鎖に繋がれていた。

長老ヤルルが頑なにロキの死刑を止め続けた理由も、これで説明がつく。ヤルルは真相を知っていたのだ。

忌み子伝承と「冥界送り」

ロキがそもそも奈落に落とされたのは、彼が忌み子と見なされたからだ。エルバフには生まれつき呪われた子を恐れる伝承があり、ロキはその条件に当てはまるとされた。

興味深いのは血の濃さの差だ。ロキには古代巨人族の証とされるツノがあり、ハイルディンにはない。この差が2人の運命を分けた面もある。兄は王家から遠ざけられ、弟は王家の血が濃すぎるがゆえに恐れられた。

呪われているとされた弟が、実際には最も王家を守り、王家から外された兄が、外の海で「全巨人族の王になる」と誓う。皮肉な対称になっている。

そして和解した

真相を知ったハイルディンは、ヤルルが弟をかばい続けた意味を理解する。父への想いは同じだったと認め、2人は和解に至った。

組み合わせとしては最良だ。力のロキと、人望のハイルディン。ロキは圧倒的な戦闘力を持つが14年間幽閉され島に居場所がない。ハイルディンは麦わら大船団を率い、外の海で仲間を得てきた。互いに持っていないものを持っている。

しかも和解のタイミングは、神の騎士団とイムがエルバフに攻め込んでいる最中だった。物語の合流点として、これ以上ない場所に置かれている。

まとめ——14年分の誤解が解けた

ロキとハイルディンの物語は、「祝福されずに生まれた兄弟が、父の死をめぐる誤解で14年間引き裂かれ、真相を知って背中を預け合うまで」に集約される。

ハイルディンの「全巨人族の王になる」という夢と、ロキが背負ってきた王家の血が、この先どう決着するのか。エルバフ編最大の見どころはここに移った。※本編は進行中のため、状況が動き次第この記事も更新する。

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よくある質問

ロキとハイルディンはどういう関係ですか?

ハラルド王を父とする異母兄弟で、ハイルディンが兄です。ハイルディンの母は他国出身で王妃と認められなかったため私生児として扱われ、ロキは王妃の子でしたが忌み子として奈落に落とされました。

ロキは本当に父を殺したのですか?

殺しましたが、それはハラルド自身の望みでした。イムの深海契約に支配された父がエルバフを守るため自らの死を選び、ロキがその願いを引き受けて悪役を演じ続けていました。

ロキとハイルディンは仲直りしたのですか?

しました。王殺しの真相を知ったハイルディンは弟への誤解を解き、父への想いは同じだったと認めて和解しています。現在は力のロキと人望のハイルディンとして共闘する関係です。

ハイルディン本人の経歴や新巨兵海賊団については、ハイルディンとは何者か|経歴と生存が確定した理由 で詳しく整理しています。

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