ロード・オブ・ザ・リング/ホビットを見る順番|映画6作の公開順と拡大版の選び方

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この記事の結論

  • 初見は本編3作からホビット3作へ進む公開順、見直しは時間順も選べる
  • 公式セット仕様の同一基準では、劇場版6本は約17時間13分・拡大版は約20時間16分
  • 映画の本数・版・ディスク規格・枚数を分けて、見る作品を照合する

次に見返すなら、どの見方を選びますか?

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初めて見るなら、『ロード・オブ・ザ・リング』3部作を先に、その後に『ホビット』3部作を見る公開順が入りやすいでしょう。すでにフロドの旅を知っている人は、ビルボの冒険から始まる物語の時間順も選べます。これは鑑賞の提案であり、作者や監督が定めた唯一の正解という意味ではありません。

順番と一緒に決めたいのが、劇場版かエクステンデッド版かです。同じ6作品でも長さが変わり、ディスクの枚数は映画の本数とも一致しません。本記事はピーター・ジャクソン監督の実写6作を対象に、見る手順と、視聴に使う時間・版・商品を確認する方法を整理します。重要人物の死や最終決戦の詳細には踏み込みません。

初めてなら、この公開順で6作品を見る

初見の入口は公開順本編3部作旅の仲間→二つの塔→王の帰還▼前日譚3部作思いがけない冒険→竜に奪われた王国→決戦のゆくえ
監督をそろえた実写6作品の手順
順番 作品名 どの三部作か
1 ロード・オブ・ザ・リング(旅の仲間) フロドの旅・第1作
2 ロード・オブ・ザ・リング/二つの塔 フロドの旅・第2作
3 ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還 フロドの旅・第3作
4 ホビット 思いがけない冒険 ビルボの旅・第1作
5 ホビット 竜に奪われた王国 ビルボの旅・第2作
6 ホビット 決戦のゆくえ ビルボの旅・第3作

第1作を検索すると、副題のない『ロード・オブ・ザ・リング』と、『旅の仲間』を添えた表示に出会います。ここで扱う実写第1作は同じ映画です。副題の表示だけで別の7本目があると数えず、出演者・監督と作品紹介も確認すると迷いません。

『二つの塔』から入ると、前作で仲間が集まり、旅の形が変わる過程を飛ばすことになります。合戦だけを見たい場合は別として、人々が何のために動いているかを追う初見では第1作から進む方が整理できます。『王の帰還』も独立した別主人公の映画ではなく、その先の完結編です。

公開順を選ぶ理由は、制作された順に設定の入口をたどれることにあります。フロドの旅でビルボや指輪を知った後、『ホビット』でその以前の冒険を見ると、同じ土地や道具の前の姿がつながります。先に前日譚を見ないと本編を理解できない、という予習の義務にはしません。THR Japanの鑑賞順紹介も初見には公開順を提案していますが、本稿ではそれに加え、版別の所要時間を下で照合しています。

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一度見た人は、ホビットから時間順に追える

物語の中心となる冒険の順に見直すなら、『思いがけない冒険』→『竜に奪われた王国』→『決戦のゆくえ』→『旅の仲間』→『二つの塔』→『王の帰還』です。三部作の中の順番は変えず、二つの三部作の前後を入れ替えます。

向いているのは、すでにフロドの旅を見て、ビルボが何を経験したのかからつなぎ直したい人です。初見で『ホビット』に興味を持った人が、そこから入ってはいけないわけでもありません。故郷を取り戻すビルボたちの冒険と、指輪を運ぶフロドたちの旅は、主人公も主な目的も異なることを押さえておきます。

ただし時間順は、6本の映像をすべて出来事順へ並べ替える編集ではありません。映画には前の時代を示す回想や、後の時代の人物が語る枠組みがあります。途中で再生を止めて別の映画へ移る見方まで求めると、各映画が置いた語りの流れを切ってしまいます。通常の鑑賞では各作品を最初から最後まで見て、三部作同士の前後を選べば十分です。

本を読む順序も、映画を6本見る順序とは別の話です。トールキン財団の『ホビット』成立史は一つの小説の執筆・改稿を扱っています。映画『ホビット』の3本に、別々の原作3作品が一対一で対応するわけではありません。先に映画の三部作を選び、原作へ進むときは書籍の商品名と巻分けを改めて見れば、映画第2作の題名そのままの原作を探して迷うことを減らせます。

劇場版と拡大版では、6本を見る時間も変わる

同じ公式仕様で比べた本編合計劇場版6本・1,033分=約17時間13分拡大版6本・1,216分=約20時間16分2022年発売セットの約分を加算。休憩・特典を除く

エクステンデッド版は、同じ映画に場面を加えるなどした長尺の版です。ここでは拡大版とも呼びます。『二つの塔』の次に『二つの塔・拡大版』という別の続編が入るわけではありません。6本を選ぶときは、各作品で劇場版か拡大版かを一つ選びます。

次の表は、ワーナー公式の2022年発売トリロジーセットの「本編:約○分」を基準に照合した値です。『ロード・オブ・ザ・リング』の拡大版は分割された本編2枚の時間を加算し、同内容の別規格ディスクを重ねて数えていません。配信サービスや別商品の表示時間へ、そのまま共通の数値を強制する表ではありません。

作品 劇場版・約分 拡大版・約分 この仕様での差
旅の仲間 178 208(105+103) 30分
二つの塔 179 223(106+117) 44分
王の帰還 201 253(128+125) 52分
思いがけない冒険 170 182 12分
竜に奪われた王国 161 186 25分
決戦のゆくえ 144 164 20分

数値の出所は、『ロード・オブ・ザ・リング』公式商品仕様の2022年6月3日発売・品番1000812793と、『ホビット』公式商品仕様の同日発売・品番1000812792です。映像特典の時間は表に足していません。

この基準なら、劇場版6本は558+475=1,033分、約17時間13分。拡大版6本は684+532=1,216分、約20時間16分です。差は183分、約3時間3分になります。いずれも公式が「約」とした値の合計で、実際には休憩・ディスク交換・再生メニューの操作時間が別に必要です。

特に、一晩3時間を目安にする人は『王の帰還』の劇場版でも約201分と、180分を超える点に注意してください。「映画6本だから毎晩3時間で6日」と計画するより、長い作品の日に余裕を取り、まず1本ずつ完了させる方が途中で急いで切り上げずに済みます。拡大版を選ぶ際も、増える時間を三部作全体の平均で薄めず、見る作品ごとに確認できます。

初見は劇場版、見直しは拡大版という選び方

初めて世界と人物を覚える段階では、まず劇場公開時の長さで一つの旅を追う選び方があります。関心が強く、長い時間を確保できるなら最初から拡大版を見ても構いません。長い版を選ぶことを、作品を理解するための資格や義務にはしません。

一度見た人には、同じ筋の中で人物の会話や周辺の出来事がどう補われるかを見直す楽しみがあります。例えば『二つの塔』の比較ガイドは、ファラミア・ボロミア兄弟と父デネソールの関係を補う回想を説明します。また『決戦のゆくえ』EE盤レビューでは、戦後に加わる別れや王国の継承場面を挙げています。前者は人物の判断の背景、後者は戦いの後の区切りに関心がある人の選ぶ材料です。追加分の長さだけでなく、見直したい内容から版を決められます。一方、拡大版なら原作の出来事がすべて映像化され、原作との違いがなくなる、という意味ではありません。映画としての構成や変更は残ります。原作の説明を補う目的と、映画の追加場面を楽しむ目的を分けて版を選びます。

今の状態 取りやすい手順 選ぶときの確認
初めてで、長いシリーズに不安がある まず第1作の劇場版を1本見る 続編をまとめて購入する前に、自分に合うか試せる
本編3部作を見て、前日譚へ進みたい ホビット第1作から順に見る 主人公が若いフロドではなくビルボになる
6作を見て、細部を見直したい 気になる三部作の拡大版を選ぶ 劇場版とは長さが異なる。各作品の版名も確認
すでに手元に一部の版がある 持っている作品と版を書き出して不足を確かめる 同じ映画の別版を、次の新作だと思って買い足さない

BOXの枚数と、映画の本数を取り違えない

『ロード・オブ・ザ・リング』のBOXと『ホビット』のBOXは、それぞれ3作品のまとまりです。18枚組や12枚組と表示されていても、18本・12本の別々の物語が入っているという意味ではありません。上で照合した商品は、同じ映画の版や記録規格が違うディスクを含みます。

確認の順は、収録作品の名前、劇場版・拡大版の別、ディスクの規格です。「トリロジー」は三部作を表すので、二つのシリーズを合わせて6作品そろえたいなら、どちらの三部作が収録されているかを先に見ます。『旅の仲間』が入った商品に、『思いがけない冒険』も当然入っているとは限りません。

DVD、Blu-ray、4K ULTRA HDも別の区別です。映像の規格を変えれば物語の時代が変わるわけではなく、拡大版かどうかも規格の名前だけでは決まりません。4Kテレビを持っていることと、4K ULTRA HDディスクを再生できるプレーヤーを持っていることも同じではありません。購入時は手元の機器の対応規格と商品仕様を照合してください。

配信で見る場合も、まず作品名と版名を見ます。同じサービスの検索結果に通常版と長尺版が別ページで並ぶことがあり、会員向けの対象作品か、別料金のレンタル・購入かも確認が必要です。本稿では変わり得る配信先や料金を固定して案内せず、6作品の名前を照合するための一覧を入口にしています。

ドラマや別のアニメを、実写6作の途中へ必須で挟まない

今回の順番は、監督と映画シリーズをそろえた実写6作品の鑑賞手順です。『力の指輪』のようなドラマや、別のアニメ作品を先に見終えないと、フロドやビルボの旅を再生できないという手順にはしていません。中つ国を扱う作品が増えても、まず何のシリーズを通して見たいかで対象を決められます。

初見なら公開順の最初の1本、見直しなら時間順または拡大版というように、今の用事から決めてください。作品名の一覧で次の1本を選び、長さの表で予定を取り、再生画面や商品の版名で最後に照合する。この三つを通せば、物語の順番が分かっていても別版を取り違える、という迷いまで解消できます。

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よくある質問

最初にホビットを見てもいい?

構いません。本記事は初見に公開順を提案しますが、ビルボの冒険に興味があればホビット第1作から進めます。各三部作内の順番は保ちます。

旅の仲間とロード・オブ・ザ・リングは別の映画?

ここで扱う実写第1作は同じ映画です。副題のない表示と旅の仲間を添えた表示を、別々の作品として数えません。

6作品の劇場版は全部で何時間?

本記事で照合した2022年発売の公式セット仕様では約1,033分、約17時間13分です。映像特典や休憩は含めず、別商品や配信の表示時間とは区別します。

拡大版は全部で何時間?

同じ公式セット仕様を基準に本編を加算すると約1,216分、約20時間16分です。分割本編の前後を加え、同じ内容の別規格ディスクは重ねて数えていません。

18枚組なら映画18作品?

違います。今回照合したロード・オブ・ザ・リングのセットは3作品で、版や規格、分割された本編によってディスクが複数あります。ホビット3作とは別です。

拡大版なら原作どおりになる?

原作の全場面を網羅した版ではありません。映画の構成や変更は残り、原作を読むことと追加場面を楽しむことは別の目的です。

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