ハリーポッター 先生一覧|ホグワーツ教師23人の担当と結末

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この記事の結論

  • ハリー在学中に教えた先生は校長を含めて23人。7年間同じ役職だった人は少ない
  • スネイプが魔法薬学を教えたのは1〜5年だけ。6年は防衛術、7年は校長
  • 「防衛術の先生は全員死んだ」は誤り。その年に死んだのは7人中クィレルだけ
  • 本物のムーディは1度も授業をしていない。4年の防衛術は最初からクラウチ・ジュニア
  • ハットストールはマクゴナガル。フリットウィックではない

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ハリーが在学した7年間に、ホグワーツで教壇に立った先生は校長を含めて23人いる。数えてみると、7年間ずっと同じ役職のままだった先生は意外に少ない。スネイプですら魔法薬学を教えたのは最初の5年間だけで、6年目は闇の魔術に対する防衛術(以下、防衛術)、7年目は校長だ。

もう1つ、ネットでよく見る「防衛術の先生は全員1年で死んだ」は誤りだ。7人のうち在任中に命を落としたのはクィレルだけで、ロックハートとアンブリッジは生き延びている。この記事では、担当・在任期間・最後どうなったかを1枚の表で数え、公式で確かめられることと、原作に書かれていないことを分けて整理する。

ホグワーツの先生一覧(ハリー在学中の23人)

学年はハリーの学年で表す(1年=『賢者の石』、7年=『死の秘宝』)。出身寮は、原作か公式サイト(Wizarding World)で明かされているものだけを書き、明かされていないものは「非公表」とした。

先生 担当 ハリーの何年生の時に在任 出身寮 最後どうなったか
ダンブルドア 校長 1〜6年(2年・5年に一時解任) グリフィンドール 6年の終わりにスネイプに殺される
マクゴナガル 変身術・副校長 1〜7年 グリフィンドール 最終決戦に参加し生存
スネイプ 魔法薬学→防衛術→校長 1〜7年 スリザリン 最終決戦中にナギニに襲われ死亡
フリットウィック 呪文学 1〜7年 レイブンクロー 最終決戦に参加し生存
スプラウト 薬草学 1〜7年 ハッフルパフ 最終決戦に参加。その後は描かれない
スラグホーン 魔法薬学 6〜7年 スリザリン 援軍を連れて戻り、ヴォルデモートと戦って生存
ビンズ 魔法史 1〜7年 非公表 ゴーストのまま教え続ける
シニストラ 天文学 1〜7年 非公表 描かれない
ベクトル 数占い 1〜7年 非公表 描かれない(ハリーは非履修)
バーベッジ マグル学 1〜6年 非公表 7年の前の夏、ヴォルデモートに殺される
ケトルバーン 魔法生物飼育学 1〜2年 ハッフルパフ 3年の前に退職
ハグリッド 森番→魔法生物飼育学 1〜7年(教授は3年から) グリフィンドール 生存
グラブリー-プランク 魔法生物飼育学(代理) 4年・5年の一時期 非公表 代理の任期を終える
トレローニー 占い学 1〜7年(5年で一度解雇) レイブンクロー 最終決戦で水晶玉を投げて戦う
フィレンツェ 占い学 5〜7年 ―(ケンタウルス) 最終決戦で負傷し生存
フーチ 飛行訓練 1〜7年 非公表 描かれない
クィレル 防衛術 1年 レイブンクロー ハリーとの対決の後に死亡
ロックハート 防衛術 2年 レイブンクロー 記憶を失い聖マンゴに入院
ルーピン 防衛術 3年 グリフィンドール 辞職。4年後の最終決戦で死亡
「ムーディ」 防衛術 4年 ― 中身はクラウチ・ジュニア。吸魂鬼のキスを受ける
アンブリッジ 防衛術・高等尋問官→校長 5年 スリザリン 魔法省に戻り、戦後に有罪
アミカス・カロー 闇の魔術 7年 非公表 最終決戦で拘束される
アレクト・カロー マグル学 7年 非公表 最終決戦で拘束される

表から数えると、出身寮が公式に分かっているのは23人中13人しかいない(人間ではないフィレンツェと、中身が別人の「ムーディ」を除いても21人中13人)。シニストラ・ベクトル・フーチ・ビンズのように、何年も同じ授業を受け持っているのに出身寮が一度も語られない先生も多い。管理人のフィルチ、司書のピンス、校医のポンフリーは教員ではないので表から外した。

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スネイプが魔法薬学を教えたのは5年間だけ

「スネイプ=魔法薬学の先生」という印象は強いが、ハリーの在学中にその役職だったのは1年から5年までだ。

  • 1〜5年:魔法薬学の教授。スリザリンの寮監
  • 6年:念願だった防衛術の教授になる。魔法薬学は引退していたスラグホーンが呼び戻されて担当
  • 7年:ダンブルドアの死の後、ヴォルデモート側の体制のもとで校長になる

スリザリンの寮監も、最終決戦の時点ではスラグホーンとして扱われている。ただしスネイプからスラグホーンへいつ寮監が移ったのかは原作に明記がないので、「6年で交代した」とは言い切れない。スネイプが最後まで誰の側にいたのかはスネイプは本当に味方だった?で掘り下げている。

防衛術の先生7人は「全員1年で死んだ」わけではない

防衛術の担当の移り変わり1年 クィレルハリーとの対決の後に死亡▼2年 ロックハート忘却術が跳ね返り記憶を失う▼3年 ルーピン人狼と暴露され自ら辞職▼4年 偽ムーディ中身はクラウチ・ジュニアだった▼5年 アンブリッジケンタウルスに連れ去られる▼6年 スネイプ

防衛術の職は1年以上続かない。ヴォルデモートがこの職を2度断られて以来のことだと、6年目にダンブルドアがハリーに語っている。ここまでは原作に書かれた事実だ。

ところが、そこから広がった「防衛術の先生は全員死ぬ」は誤りだ。去った理由を並べると次のようになる。

学年 先生 職を去った理由 その年のうちに死んだか
1年 クィレル ハリーとの対決で死亡 死んだ
2年 ロックハート 自分の忘却術が跳ね返り記憶を失う 生存
3年 ルーピン 人狼だと暴露され自ら辞職 生存(死亡は4年後の最終決戦)
4年 「ムーディ」 正体がクラウチ・ジュニアと露見 生存(吸魂鬼のキス)
5年 アンブリッジ ケンタウルスに連れ去られ魔法省へ戻る 生存
6年 スネイプ ダンブルドアを殺害して城を去る 生存(死亡は翌年)
7年 アミカス・カロー 最終決戦で拘束 生存

その年のうちに死んだのは7人中1人だけだ。呪いが実際にしているのは「殺すこと」ではなく「翌年まで職に残らせないこと」だと読める。もう1つ見落とされがちなのが4年目で、教壇に立ったのは最初から最後までクラウチ・ジュニアだった。本物のムーディは1度も授業をしていない。本物は3年後、7年目の夏の「7人のポッター」作戦でヴォルデモートに殺される。

7人それぞれがどう職を失ったかは闇の魔術に対する防衛術はなぜ1年で終わるのかで詳しく扱っている。この記事は先生全員の名簿、あちらは呪いの仕組み、という分担だ。

寮監は4人。7年間で入れ替わったのはスリザリンだけ

寮 寮監 7年間で交代したか 寮監自身の出身寮
グリフィンドール マクゴナガル しない グリフィンドール
スリザリン スネイプ→スラグホーン する(時期は明記なし) 2人ともスリザリン
レイブンクロー フリットウィック しない レイブンクロー
ハッフルパフ スプラウト しない ハッフルパフ

4人とも自分の出身寮の寮監を務めている。各寮の特徴や代表的な生徒はホグワーツの寮一覧で整理している。

ここでも1つ訂正がある。組分け帽子が5分以上迷う「ハットストール」だったのはマクゴナガルで、フリットウィックではない。公式サイトによると、マクゴナガルは帽子がレイブンクローとグリフィンドールで5分半迷った。フリットウィックについては「帽子がグリフィンドールも考えた」と書かれているだけだ。

映画だけ見ていると分からない先生

原作と映画の先生の違い原作・ビンズが魔法史を教える・ケトルバーンが前任と分かる・ベクトルが数占いを教える・フィレンツェが占い学を分担・フリットウィックは同じ外見映画・ビンズは登場しない・ケトルバーンは登場しない・ベクトルは登場しない・フィレンツェは森の場面だけ・3作目以降で外見が変わる映画は授業の場面が大きく削られている

映画では授業の場面が大きく削られているので、原作で毎年出てくる先生が姿を見せないことがある。

先生 原作 映画 映画だけだとどうなるか
ビンズ ゴーストの先生として魔法史を教える 登場しない ホグワーツにゴーストの先生がいることを知らない
ケトルバーン ハグリッドの前任として名前が出る 登場しない ハグリッドが教授になった経緯が抜ける
ベクトル ハーマイオニーの数占いの先生 登場しない 数占いという科目自体がほぼ見えない
フィレンツェ 5年からトレローニーと占い学を分担 1作目の森の場面だけ ケンタウルスが教師になった事件を知らない
フリットウィック 7年間ずっと同じ小柄な先生 1・2作目と3作目以降で外見が大きく変わる 別人が2人いるように見える

フリットウィックの外見の変化は、3作目で同じ俳優が演じた別の役(合唱の指揮者)の姿が、4作目以降フリットウィックとして扱われるようになったためとされる。クレジットの細部は資料で揺れるので、この記事では「外見が変わった」までに留める。原作と映画の違いをまとめて知りたい場合は登場人物一覧も入口になる。

7年間で命を落とした先生と、戦い抜いた先生

表を「最後どうなったか」で読み直すと、先生たちの立ち位置がはっきりする。

  • 命を落とした:クィレル(1年)、ダンブルドア(6年)、バーベッジ(7年の前の夏)、スネイプ(最終決戦)、ルーピン(職を去った後の最終決戦)
  • 最終決戦で城を守って戦った:マクゴナガル、フリットウィック、スプラウト、スラグホーン、トレローニー、フィレンツェ、ハグリッド
  • ヴォルデモート側として教壇に立った:アミカスとアレクトのカロー兄妹

バーベッジは、マグル生まれを擁護する記事を書いたことでヴォルデモートの標的になった。7巻はマグル学の先生が殺される場面から始まり、そのマグル学の後任がカロー兄妹の妹アレクトになる。同じ科目の担当が、擁護した側から差別する側へ入れ替わることで、7年目のホグワーツが何に変わったのかが一目で分かる構成だ。最終決戦で誰が亡くなったかは死亡キャラ25人一覧で確かめられる。

原作に書かれていないこと

先生たちのその後は、原作本文と、作者のインタビューや公式サイトの補足とで情報の出どころが違う。混ぜないように分けておく。

  • マクゴナガルが戦後に校長になった … 原作本文には出てこない。補足資料やインタビュー由来の情報
  • ルーピンを倒した相手 … 原作ではドロホフと戦っていた描写があるだけで、倒した相手は作者のインタビューによる情報
  • ヴォルデモートの死で防衛術の呪いが解けた … 作者の2007年のインタビューによる
  • スプラウト、シニストラ、フーチ、カロー兄妹の戦後 … 描かれていない

同じ「ハリー・ポッターの事実」でも、本で確かめられるものと、確かめられないものがある。先生たちの結末は、その差がいちばん大きく出る場所だ。

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記事で気になった場面は、作品そのもので確かめるのがいちばん確実です。

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よくある質問

ハリー・ポッターのホグワーツの先生は何人いますか

ハリーが在学した7年間に教壇に立った先生は、校長を含めて23人です。闇の魔術に対する防衛術は毎年担当が替わったため7人が入れ替わりました。管理人のフィルチや校医のポンフリーは教員ではないので数えていません。

スネイプはずっと魔法薬学の先生でしたか

いいえ。ハリーの1年から5年までは魔法薬学でしたが、6年目は闇の魔術に対する防衛術、7年目は校長でした。6年目からの魔法薬学はスラグホーンが担当しています。

闇の魔術に対する防衛術の先生は全員死にましたか

死んでいません。その年のうちに死んだのはクィレルだけで、ロックハートは記憶を失い、アンブリッジは魔法省に戻りました。ルーピンとスネイプは職を去った後の最終決戦で亡くなっています。

4年生の時のムーディ先生は本物ですか

偽物です。ポリジュース薬で化けたバーティ・クラウチ・ジュニアが1年間教えており、本物のムーディはトランクに閉じ込められていました。本物は1度も授業をしていません。

寮監は誰ですか

グリフィンドールがマクゴナガル、レイブンクローがフリットウィック、ハッフルパフがスプラウト、スリザリンがスネイプです。スリザリンだけは最終決戦の時点でスラグホーンに替わっていますが、交代の時期は原作に明記がありません。

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