呪術廻戦 渋谷事変 戦い一覧|19の対戦と誰が倒したかを整理
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この記事の結論
- 渋谷事変の主な戦いは19戦。対戦相手本人が決着をつけた戦いは半分ほど
- 特級呪霊4体は五条・甚爾・宿儺・羂索という別々の手で退場した
- 渋谷で最も多く相手を退場させたのは宿儺で、美々子・菜々子・漏瑚・重面・魔虚羅の5つ
- 七海の直接の死因は漏瑚ではなく真人の無為転変
- 九十九と羂索の本格的な戦い・夜蛾の死・乙骨の登場は渋谷事変の後
渋谷事変の戦いを対戦カードで数えると、主なものだけで19戦になる。そして数えてみると目立つのが、戦った相手にとどめを刺されていないケースの多さだ。陀艮は七海たちではなく乱入した伏黒甚爾に祓われ、漏瑚は五条ではなく宿儺に倒され、七海の最期は漏瑚ではなく真人がつけた。
もう1つ。呪霊側の特級、漏瑚・花御・陀艮・真人の4体は、4体とも別々の人物の手で退場している。五条、甚爾、宿儺、そして味方のはずの羂索だ。虎杖が直接とどめを刺した特級は1体もいない。
この記事は完結済みの原作をもとに、渋谷事変の戦いを起きた順に並べ、「誰が決着をつけたか」で整理する。事変全体の流れは渋谷事変ストーリーまとめに書いた。こちらは対戦カードの名簿として使ってほしい。
渋谷事変の戦い一覧(時系列)
| # | 対戦カード | 結果 | 決着をつけたのは | その後に響いたこと |
|---|---|---|---|---|
| 1 | 五条悟 vs 漏瑚・花御・脹相 | 五条が終始優勢 | 五条が花御を祓う | 花御の死を受けて陀艮が成体に変わる |
| 2 | 五条悟の封印 | 獄門疆で封印される | 偽夏油(羂索) | 虎杖が封印を術師たちに伝える |
| 3 | 虎杖 vs 蝗GUY | 虎杖の勝ち | 虎杖 | 冥冥・憂憂と行動中の一戦 |
| 4 | 冥冥(+憂憂) vs 疱瘡婆 | 冥冥の勝ち | 冥冥(神風) | 冥冥は事変後に国外へ退避する |
| 5 | 虎杖・伏黒・猪野 vs 粟坂二良・オガミ婆 | 粟坂は倒れる | 伏黒が術式を見抜き、虎杖が決める | オガミ婆が孫の体に伏黒甚爾を降ろす |
| 6 | 伏黒甚爾(降霊)の暴走 | オガミ婆が死亡 | 甚爾 | 制御を失った甚爾が渋谷をさまよう |
| 7 | 七海 vs 重面春太 | 七海の圧勝 | 七海(重面は逃げ延びる) | 重面に刺された伊地知は治療を受けて生き残る |
| 8 | 虎杖 vs 脹相 | 脹相の勝ち | 脹相(とどめは刺さず去る) | 「存在しない記憶」で脹相が虎杖を弟と認識 |
| 9 | 七海・禪院真希・禪院直毘人 vs 陀艮 | 3人は劣勢 | 伏黒甚爾が乱入して陀艮を祓う | 伏黒恵が領域で介入した直後の出来事 |
| 10 | 漏瑚の奇襲 | 七海・真希・直毘人が焼かれる | 漏瑚 | 真希は重い火傷、直毘人は事変後に死亡 |
| 11 | 伏黒恵 vs 伏黒甚爾 | 決着前に終わる | 甚爾の自害 | 恵が「伏黒」と名乗ったことが引き金 |
| 12 | 美々子・菜々子と宿儺 | 交渉決裂 | 宿儺が2人を殺害 | 宿儺が表に出たまま暴れ始める |
| 13 | 宿儺 vs 漏瑚 | 宿儺の圧勝 | 宿儺 | 漏瑚が退場する |
| 14 | 伏黒恵 vs 重面春太 | 恵が魔虚羅を呼ぶ | 重面は儀式に巻き込まれ宿儺に両断される | 恵は瀕死に |
| 15 | 宿儺 vs 魔虚羅 | 宿儺の勝ち | 宿儺(領域展開で渋谷一帯を破壊) | 多くの一般人が犠牲になる |
| 16 | 釘崎 vs 真人 | 分身は倒すが本体に顔を触れられる | 真人 | 釘崎は重傷。渋谷では生死不明のまま終わる |
| 17 | 七海の最期 | 七海が死亡 | 真人の無為転変 | 漏瑚の炎で瀕死のまま虎杖の前で倒れる |
| 18 | 虎杖+東堂 vs 真人 | 虎杖の勝ち | 虎杖(東堂が援護) | 東堂は左手を失い、術式を使えなくなる |
| 19 | 脹相 vs 羂索 → 裏梅・九十九由基が加わる | 決着つかず | — | 真人を取り込んだ羂索が死滅回游の準備を宣言して去る |
右から2列目の「決着をつけたのは」を縦に読むと、この事変の性格が見えてくる。対戦相手本人が決着をつけた戦いは半分ほどしかない。乱入、自害、第三者のとどめ、吸収。渋谷は1対1の勝負が成立しにくい戦場だった。
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特級呪霊4体は、4人の別々の手で消えた
渋谷事変に参加した呪霊側の特級は4体いる。それぞれの最期を並べると、きれいに担当が分かれる。
| 特級呪霊 | 退場させた人物 | その人物の立場 |
|---|---|---|
| 花御 | 五条悟 | 高専側。事変の序盤で封印される |
| 陀艮 | 伏黒甚爾 | 降霊された過去の人物。どちらの味方でもない |
| 漏瑚 | 両面宿儺 | 虎杖の体を乗っ取った呪いの王 |
| 真人 | 羂索 | 呪霊側の首謀者。敗れた真人を取り込んだ |
4体のうち、高専側の術師が退場させたのは花御の1体だけだ。虎杖は真人に勝ったが、とどめは刺せず、逃げる真人を羂索が取り込んだ。渋谷の呪霊たちは、ほとんどが高専の外側の力によって消えている。
呪霊と組んでいた人間の側の顔ぶれは呪詛師とは何者か|呪術師との違いと主要メンバー一覧で整理している。
最も多く倒したのは宿儺
一覧から「誰を退場させたか」を人物ごとに数え直すと、突出しているのは宿儺だ。
| 人物 | 渋谷で退場させた相手 | 数 |
|---|---|---|
| 両面宿儺 | 美々子・菜々子・漏瑚・重面春太・魔虚羅 | 5 |
| 伏黒甚爾 | オガミ婆・陀艮 | 2 |
| 五条悟 | 花御 | 1 |
| 真人 | 七海建人 | 1 |
宿儺が表に出ていた時間は、事変全体の中ではそれほど長くない。その短い間に、名前のある相手を5つ退場させ、さらに領域展開で渋谷一帯を壊した。一般人の犠牲はこの数に入っていない。
魔虚羅がどういう式神で、なぜ宿儺にしか倒せなかったのかは魔虚羅(まこら)とは|適応の仕組みと倒し方を解説で扱っている。
七海の最期は、3つの戦いの積み重ね
七海建人の死は、1つの戦いで起きたわけではない。一覧の中で七海が関わった戦いを追うと、3段階を経ている。
最初は重面との戦いで、ここは七海の圧勝だった。次に陀艮の領域の中で真希・直毘人とともに消耗し、その直後に漏瑚の奇襲で全身を焼かれる。瀕死の状態で渋谷を歩き続けた先で真人と出会い、無為転変でとどめを刺された。
「七海は漏瑚に殺された」と書かれることがあるが、直接の死因は真人である。漏瑚が致命的な傷を負わせ、真人が最後の一手を打った。七海の術式と生き方は七海建人の術式・過去・最後の戦いまで全記録にまとめた。
渋谷事変に「含まれない」戦い
渋谷事変の名場面として語られることが多いのに、実際には事変の後に起きた出来事がある。混ざりやすいので分けておく。
| 出来事 | 渋谷事変の中か | 実際の時期 |
|---|---|---|
| 九十九由基 vs 羂索の本格的な戦い | 中ではない | 渋谷では到着して言葉を交わすだけ。戦いは死滅回游編 |
| 夜蛾正道の死 | 中ではない | 事変後。上層部の死罪の決定を受け、楽巌寺に討たれる |
| 乙骨憂太の登場 | 中ではない | 事変後、虎杖の処刑役として姿を見せる |
| 禪院直毘人の死 | 負傷は事変中 | 死亡が明かされるのは事変後の禪院家の場面 |
| 釘崎野薔薇の生死 | 負傷は事変中 | 渋谷では生死不明のまま。原作の終盤で戦線に戻る |
事変後の顔ぶれの変化は呪術廻戦 死亡キャラ一覧|誰が生き残ったのかで追っている。
よくある誤解
- 陀艮を倒したのは七海・真希・直毘人 … 3人は劣勢だった。祓ったのは乱入した伏黒甚爾
- 漏瑚を倒したのは五条 … 五条戦で祓われたのは花御。漏瑚を倒したのは宿儺
- 七海を殺したのは漏瑚 … 致命傷は漏瑚の炎だが、とどめは真人の無為転変
- 虎杖は脹相に勝った … 勝ったのは脹相。とどめを刺す直前に虎杖を弟と認識して去った
- 脹相は渋谷で死んだ … 死んでいない。終盤には羂索と対峙している
- 甚爾は恵に倒された … 決着前に甚爾が自ら命を絶った
- 重面は七海に倒された … 七海戦では逃げ延び、後に宿儺に両断された
渋谷事変は「勝った側が生き残れない」戦場だった
19戦を並べて分かるのは、渋谷では勝敗と生死が噛み合っていないということだ。七海は重面に圧勝したあとで死に、虎杖は真人に勝ったのにとどめを刺せず、脹相は勝ったのに相手を見逃した。
その一方で、特級4体を実際に消したのは五条・甚爾・宿儺・羂索という、戦いの枠の外からやってきた力だった。渋谷事変の結末を決めたのは、目の前の勝負の勝ち負けではなく、盤面の外にいる者たちである。この構図がそのまま死滅回游へ引き継がれていく。
アニメでは第2期の後半にあたる「渋谷事変」が2023年8月31日から全18話で放送され、2023年12月28日の「渋谷事変 閉門」で終わった。
参考・出典
本文の事実関係は以下の公式情報・資料で確認しています。
- King Gnu『呪術廻戦』OP『SPECIALZ』、渋谷事変全18話のエピソード12話までを担当(ORICON NEWS)
- 「呪術廻戦 渋谷事変」脹相が"黒幕"に気づく― 絶体絶命の危機に現れたのは? 最終話先行カット(アニメ!アニメ!)
- アニメ『呪術廻戦』2期14話(渋谷事変)の先行カット&あらすじ公開(電撃オンライン)
- 「呪術廻戦 渋谷事変」小松未可子、津田健次郎、中田譲治がクライマックスに向けて語る【第39話先行カット】(アニメ!アニメ!)
- 「呪術廻戦 渋谷事変」伏黒恵役・内田雄馬【インタビュー&第40話先行カット】(アニメ!アニメ!)
- アニメ『呪術廻戦』42話先行カット&あらすじ公開(電撃オンライン)
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あわせて読みたい
- 死滅回游編ストーリーガイド|ルール・登場キャラ・重要バトル ›渋谷事変の直後に始まる死滅回游の全体像
よくある質問
渋谷事変で陀艮を倒したのは誰ですか
伏黒甚爾です。七海・禪院真希・禪院直毘人は陀艮の領域で劣勢に立たされ、伏黒恵の介入の直後に乱入した甚爾が陀艮を祓いました。
七海建人を殺したのは誰ですか
直接の死因は真人の無為転変です。七海はその前に漏瑚の炎で瀕死の重傷を負っており、その状態で真人にとどめを刺されました。
漏瑚を倒したのは五条悟ですか
違います。五条悟が渋谷で祓ったのは花御です。漏瑚は、表に出てきた両面宿儺によって倒されました。
虎杖悠仁と脹相の戦いはどちらが勝ちましたか
脹相の勝ちです。脹相はとどめを刺す直前に「存在しない記憶」で虎杖を弟と認識し、その場を去りました。
九十九由基と羂索の戦いは渋谷事変の中で起きますか
本格的な戦いは渋谷事変の後、死滅回游編で描かれます。渋谷事変の終盤では九十九が到着し、羂索と言葉を交わすところまでです。
