ジョジョ スタンド名の元ネタ一覧|洋楽バンド・曲を部ごとに

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この記事の結論

  • 音楽由来は172個中134個
  • 最多はQueen、次いでPrince
  • バンド名は6部で最後になる

ジョジョのスタンド名は、全部が洋楽から来ているわけではない。Perfumeの曲が元のスタンドがあり、モーツァルトから取った名前もある。3部に至っては、33個のうち音楽由来は2個だけだ。

3〜9部の名前付きスタンド172個を数えると、音楽に結びつくのは134個。最多はQueenで、7部から先にバンド名から取った名前は1つも無い。作者の発言と、名前の一致だけの通説も分けて引ける。

部ごとの全体像

部 名前の数 音楽由来 元ネタの中心
3部 33 2 タロットと神の名
4部 26 25 バンド12・曲とアルバム13
5部 27 27 バンド名18が大半
6部 24 23 バンド10・曲10
7部 22 20 曲12・アルバム8、バンド0
8部 27 24 曲20が大半、バンド0
9部 13 13 曲12、9巻までの範囲

9部は、2026年9月17日発売の単行本9巻(No.36)までを数えた。部の順番や巻数はジョジョ全9部一覧で整理した。

印の読み方

一覧の印は、根拠の強さを示す。◎は作者の発言を確かめられたもの、○は公式の本や誌に由来の記載があるとファン資料が示すもの。

無印は名前の一致による通説で、△は綴りを変えた名前か候補が割れるものだ。×は音楽の元ネタが確かめられないものを指す。

タロットと神を除く141個の内訳は、◎11個、○26個、無印79個、△20個、×5個。無印が半分を超える。では、作者は実際に何を語ったのか。

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作者が語った元ネタ

本人の発言がある11個

スタンド 元ネタ 作者の話
ゴールド・エクスペリエンス Prince『The Gold Experience』 鉱物の名にこだわり、金で思いついた
ソフト&ウェット Prince「Soft and Wet」 シャボン玉に合う言葉から考えた
ペイズリー・パーク Prince「Paisley Park」 交通表記の「P」から連想した
スティッキィ・フィンガーズ Stones『Sticky Fingers』 ジャケットのジッパーから生まれた
アトム・ハート・ファーザー Pink Floyd『Atom Heart Mother』 アルバム名から取ったと明言
マン・イン・ザ・ミラー Michael Jackson の曲 曲から着想し、鏡の中を舞台にした
ジャンピン・ジャック・フラッシュ Stones の同名曲 曲を聞いて思いついたのかな、と回想
キャッチ・ザ・レインボー Rainbow の同名曲 雨を歩く発想は曲から
チョコレート・ディスコ Perfume の曲 繰り返す歌詞を本体の無口さへ
チャリオッツ・レクイエム モーツァルト「レクイエム」 作曲の依頼者の逸話を死の使者に
ビタミンC Can「Vitamin C」 曲とダモ鈴木から本体名を付けた

上の3つは、Billboard JAPANの2021年のインタビュー本文で確かめた。Princeの名前は、なるべく避けていたという。Prince作品ばかりだとあざといから、という理由も語られている。

次の7つは、画集『JOJOVELLER』の作者コメントだ。この記事では実物を読めていないため、ファン資料JoJo Wikiの書き起こしで確認した。

ジャンピン・ジャック・フラッシュだけは「〜かな」という語り口で、断定まではしていない。

最後のビタミンCは、ジョジョリオン14巻の作者コメントで、同じく書き起こしで確認した。話の中心は本体の田最環の名前で、Canの曲とボーカルのダモ鈴木を理由に挙げる。

公式の本に由来が載る4部

○のほとんどは4部にある。JoJo WikiとFandomは、集英社『SHUEISHA JUMP REMIX』の由来欄を出典に挙げる。4部26個のうち24個が、作者発言か、この欄で裏付けのある名前だ。

ザ・ハンドの元がThe Band、ボーイ・II・マンの元がBoyz II Menという、語を変えた名前もここに入る。名前の一致だけでは言い切りにくい例を、公式の本が支える形になる。

この由来欄の実物も未読で、資料が挙げる出典の範囲で書いた。

名前の一致だけの通説

5部以降は、公式の裏付けが急に減る。メタリカやムーディー・ブルースは名前が同じでも、バンドとの関係を語った発言を見つけられなかった。

JoJo Wikiに記載があり、Fandomとも矛盾しないものを無印にしている。

変わった例がセックス・ピストルズだ。作者は画集のコメントで、シックス・ピストルズの語呂合わせと話したとされる。バンド名に触れた言葉ではないため、これも無印に置いた。

通説だから誤りというわけではない。作者は1998年の雑誌で、スタンド名は好きだったグループやアルバムの名から取ったと話したとされる。

ただ1個ずつの確証は無いので、断定を避けて印で分けた。次の一覧で、名前から元ネタを引いてほしい。

部別の元ネタ一覧

曲は「」、アルバムは『』で示す。年は曲やアルバムの最初の発表年で、音楽データベースMusicBrainzなどで確かめた。バンドの結成年は、2つの資料が一致したものだけ書いた。

3部は2個だけ

タロット22枚とエジプトの神9柱が、33個のうち31個を占める。各スタンドの能力は3部スタンド一覧にまとめた。音楽に結びつくのは、DIOの館で待つ敵の2個だけだ。

  • ○クリーム(ヴァニラ・アイス)。Cream(英国・1966年結成)。
  • ○ティナー・サックス(ケニーG)。楽器のテナーサックス。本体名のケニーGは、作者が好きな奏者と語る。

4部はQueenとFloyd

吉良吉影の3つの能力は、すべてQueenから来ている。主人公のクレイジー・ダイヤモンドはPink Floydの曲だ。

  • ○クレイジー・ダイヤモンド(東方仗助)。Pink Floyd「Shine On You Crazy Diamond」1975年。英語名 Shining Diamond。
  • ○ザ・ハンド(虹村億泰)。The Band(カナダ発・1967年結成)。
  • ○エコーズ(広瀬康一)。Pink Floyd「Echoes」1971年。英語名 Reverb。
  • ○ヘブンズ・ドアー(岸辺露伴)。Bob Dylan「Knockin’ on Heaven’s Door」1973年。
  • ○キラークイーン(吉良吉影)。Queen「Killer Queen」1974年。英語名 Deadly Queen。
  • ○シアーハートアタック(吉良吉影)。Queen『Sheer Heart Attack』1974年。英語名 Heart Attack。
  • ○バイツァ・ダスト(吉良吉影)。Queen「Another One Bites the Dust」1980年。英語名 Bite the Dust。
  • ×アクア・ネックレス(片桐安十郎)。音楽の元ネタは資料で一致せず。
  • ○バッド・カンパニー(虹村形兆)。Bad Company(英国・1973年結成)。英語名 Worse Company。
  • △ザ・ロック(小林玉美)。The Who「The Rock」1973年。Rockの綴りをLockに変えた形とする資料がある。
  • ○サーフィス(間田敏和)。Surface(米国・1983年結成)。英語名 Show Off。
  • ○ラブ・デラックス(山岸由花子)。Sade『Love Deluxe』1992年。英語名 Love Extra。
  • ○レッド・ホット・チリ・ペッパー(音石明)。Red Hot Chili Peppers(米国のバンド)。英語名 Chili Pepper。
  • ○ラット(虫喰いほか)。Ratt(米国のバンド)。英語名 Rats。
  • ○ハーヴェスト(矢安宮重清)。Neil Young『Harvest』1972年。
  • ◎アトム・ハート・ファーザー(吉良吉廣)。Pink Floyd『Atom Heart Mother』1970年。英語名 Heart Father。
  • ○ボーイ・II・マン(大柳賢)。Boyz II Men(米国のバンド)。英語名 Boys Man Man。
  • ○ハイウェイ・スター(噴上裕也)。Deep Purple「Highway Star」1972年。英語名 Highway Go Go。
  • ○スーパーフライ(鋼田一豊大)。Curtis Mayfield『Super Fly』1972年。英語名 Superfly。
  • ○エニグマ(宮本輝之輔)。Enigma(ドイツ・1990年結成)。英語名 Misterioso。
  • ○チープ・トリック(乙雅三)。Cheap Trick(米国・1973年結成)。英語名 Cheap Trap。
  • ○パール・ジャム(トニオ)。Pearl Jam(米国・1990年結成)。英語名 Pole Jam。
  • ○アクトン・ベイビー(静・ジョースター)。U2『Achtung Baby』1991年。
  • ○アース・ウィンド・アンド・ファイヤー(支倉未起隆)。Earth, Wind & Fire(米国・1969年結成)。英語名 Terra Ventus。
  • ○シンデレラ(辻彩)。Cinderella(米国・1983年結成)。英語名 Fashionista。
  • ○ストレイ・キャット(猫草)。Stray Cats(米国・1979年結成)。英語名 Cat Plant。

5部はバンド名の部

27個のうち18個がバンド名になる。曲やアルバムから来た名前は、スティッキィ・フィンガーズなど少数にとどまる。

  • ◎ゴールド・エクスペリエンス(ジョルノ)。Prince『The Gold Experience』1995年。英語名 Golden Wind。
  • GEレクイエム(ジョルノ)。Prince『The Gold Experience』1995年に、レクイエムを足した名。英語名 Golden Wind Requiem。
  • ◎スティッキィ・フィンガーズ(ブチャラティ)。The Rolling Stones『Sticky Fingers』1971年。英語名 Zipper Man。
  • ムーディー・ブルース(アバッキオ)。The Moody Blues(英国・1964年結成)。英語名 Moody Jazz。
  • セックス・ピストルズ(ミスタ)。Sex Pistols(英国・1975年結成)。英語名 Six Bullets。
  • エアロスミス(ナランチャ)。Aerosmith(米国・1970年結成)。英語名 Li’l Bomber。
  • パープル・ヘイズ(フーゴ)。Jimi Hendrix「Purple Haze」1967年。英語名 Purple Smoke。
  • スパイス・ガール(トリッシュ)。Spice Girls(英国・1994年結成)。英語名 Spicy Lady。
  • ミスター・プレジデント(ココ・ジャンボ)。Mr. President(ドイツ・1991年結成)。
  • キング・クリムゾン(ディアボロ)。King Crimson(英国・1968年結成)。能力名エピタフも同バンドの曲名。英語名 Emperor Crimson。
  • ブラック・サバス(ポルポ)。Black Sabbath(英国・1968年結成)。英語名 Shadow Sabbath。
  • ソフト・マシーン(ズッケェロ)。Soft Machine(英国・1966年結成)。英語名 Tender Machine。
  • △クラフト・ワーク(サーレー)。Kraftwerk(ドイツ・1970年結成)。綴りを変えた名。英語名 Arts & Crafts。
  • メタリカ(リゾット)。Metallica(米国・1981年結成)。英語名 Metallic。
  • △リトル・フィート(ホルマジオ)。Little Feat(米国・1969年結成)。FeatをFeetに変えた名。英語名 Tiny Feet。
  • ◎マン・イン・ザ・ミラー(イルーゾォ)。Michael Jackson「Man in the Mirror」1987年。英語名 Mirror Man。
  • ビーチ・ボーイ(ペッシ)。The Beach Boys(米国・1961年結成)。英語名 Fisher Man。
  • ザ・グレイトフル・デッド(プロシュート)。Grateful Dead(米国・1965年結成)。英語名 The Thankful Death。
  • ベイビィ・フェイス(メローネ)。米国の音楽家 Babyface。英語名 Babyhead。
  • ホワイト・アルバム(ギアッチョ)。The Beatles『The Beatles』1968年。通称がホワイト・アルバム。英語名 White Ice。
  • クラッシュ(スクアーロ)。The Clash(英国・1976年結成)。英語名 Crush。
  • トーキング・ヘッド(ティッツァーノ)。Talking Heads(米国のバンド)。英語名 Talking Mouth。
  • ○ノトーリアス・B・I・G(カルネ)。米国のラッパー The Notorious B.I.G.。本誌の作者コメントで触れたとされる。英語名 Notorious Chase。
  • グリーン・ディ(チョコラータ)。Green Day(米国のバンド)。英語名 Green Tea。
  • オアシス(セッコ)。Oasis(英国・1991年結成)。英語名 Sanctuary。
  • ◎チャリオッツ・レクイエム(ポルナレフ)。モーツァルト「レクイエム」1791年。シルバーチャリオッツの進化形。
  • ローリング・ストーン(ズ)(スコリッピ)。The Rolling Stones(英国・1962年結成)。英語名 Prophecy Stones。

6部はバンド名の最後

バンド名は6部で最後になる。ホワイトスネイクとフー・ファイターズが、その代表だ。

  • ストーン・フリー(空条徐倫)。Jimi Hendrix「Stone Free」1966年。英語名 Stone Ocean。
  • バーニング・ダウン・ザ・ハウス(エンポリオ)。Talking Heads「Burning Down the House」1983年。英語名 Burn the House Down。
  • キッス(エルメェス)。Kiss(米国・1973年結成)。英語名 Smack。
  • フー・ファイターズ(F・F)。Foo Fighters(米国・1994年結成)。英語名 F.F.。
  • ウェザー・リポート(ウェザー)。Weather Report(米国のバンド)。能力名ヘビー・ウェザーは同バンドの1977年のアルバム名。英語名 Weather Forecast。
  • ダイバー・ダウン(アナスイ)。Van Halen『Diver Down』1982年。英語名 Diver Drive。
  • ホワイトスネイク(プッチ)。Whitesnake(英国・1978年結成)。英語名 Pale Snake。
  • C-MOON(プッチ)。Wings「C Moon」1972年。英語名 See Moon。
  • メイド・イン・ヘブン(プッチ)。Freddie Mercury「Made in Heaven」1985年。Queenのアルバム名でもある。英語名 Maiden Heaven。
  • グーグー・ドールズ(グェス)。Goo Goo Dolls(米国のバンド)。英語名 G.G. Dolls。
  • マンハッタン・トランスファー(ジョンガリ・A)。The Manhattan Transfer(米国・1969年結成)。英語名 Downtown Transfer。
  • ハイウェイ・トゥ・ヘル(サンダー・マックイイーン)。AC/DC「Highway to Hell」1979年。英語名 Freeway Thru Hell。
  • マリリン・マンソン(ミラション)。Marilyn Manson(米国・1989年結成)。英語名 Mary Lynn Manson。
  • ◎ジャンピン・ジャック・フラッシュ(ラング・ラングラー)。The Rolling Stones「Jumpin’ Jack Flash」1968年。英語名 Jumpin’ Jack Spark。
  • リンプ・ビズキット(スポーツ・マックス)。Limp Bizkit(米国のバンド)。英語名 Limp Viscuit。
  • サバイバー(グッチョほか)。Survivor(米国のバンド)。
  • プラネット・ウェイブス(ヴィヴァーノ)。Bob Dylan『Planet Waves』1974年。英語名 Starlight Waves。
  • △ドラゴンズ・ドリーム(ケンゾー)。音楽作品とは断定できない。画家ロジャー・ディーンの出版社名とする資料がある。英語名 Drake’s Dream。
  • △ヨーヨーマッ(DアンG)。チェロ奏者 Yo-Yo Ma の名を崩した形。英語名 YA-YA MA。
  • グリーン・グリーン・グラス・オブ・ホーム(緑色の赤ん坊)。Porter Wagoner の同名曲。1965年。英語名 Green, Green, Green Home。
  • △ジェイル・ハウス・ロック(ミュッチャー)。Elvis Presley「Jailhouse Rock」1957年。RockをLockに変えた名。英語名 Jailhouse Lock。
  • ボヘミアン・ラプソディー(ウンガロ)。Queen「Bohemian Rhapsody」1975年。英語名 Bohemian Ecstatic。
  • スカイ・ハイ(リキエル)。Jigsaw「Sky High」1975年。英語名 Sky Guy。
  • アンダー・ワールド(ヴェルサス)。Underworld(英国のバンド)。英語名 Netherworld。

7部は曲とアルバム

バンド名が消え、曲名とアルバム名だけになる。能力の内容はSBRスタンド一覧で引ける。

  • タスク(ジョニィ)。Fleetwood Mac『Tusk』1979年。
  • ボール・ブレイカー(ジャイロ)。AC/DC『Ballbreaker』1995年。
  • チケット・ゥ・ライド(ルーシー)。The Beatles「Ticket to Ride」1965年。英語名 Ticket of Tears。
  • スケアリー・モンスターズ(フェルディナンド)。David Bowie『Scary Monsters (and Super Creeps)』1980年。英語名 Frightening Monsters。
  • ×クリーム・スターター(ホット・パンツ)。音楽の元ネタは資料で一致せず。
  • D4C(ヴァレンタイン)。AC/DC『Dirty Deeds Done Dirt Cheap』1976年。略してD4C。英語名 Filthy acts, at a reasonable price。
  • D4C-ラブトレイン-(ヴァレンタイン)。The O’Jays「Love Train」1972年。D4Cの進化形。
  • イン・ア・サイレント・ウェイ(サンドマン)。Miles Davis『In a Silent Way』1969年。英語名 Silent Ways。
  • トゥーム・オブ・ザ・ブーム(ブンブーン一家)。Outkast「Tomb of the Boom」2003年。英語名 Tomb of the Noise。
  • △ボクのリズムを聴いてくれ(オエコモバ)。Santana「Oye Como Va」1970年の日本題「僕のリズムを聞いとくれ」から。英語名 Tic Tac Boom。
  • ワイアード(ポーク・パイ・ハット小僧)。Jeff Beck『Wired』1976年。英語名 Roped。
  • △マンダム(リンゴォ)。Jerry Wallace「Lovers of the World」1970年。日本ではマンダムのCM曲。英語名 Mando。
  • ◎キャッチ・ザ・レインボー(ブラックモア)。Rainbow「Catch the Rainbow」1975年。英語名 Stroboscope。
  • シュガー・マウンテンの泉(大木)。Neil Young「Sugar Mountain」1969年。英語名 Snow Mountain’s Spring。
  • △TATOO YOU!(11人の男たち)。The Rolling Stones『Tattoo You』1981年。綴りを変えた名。英語名 Man in Tatoo。
  • チューブラー・ベルズ(マイク・O)。Mike Oldfield『Tubular Bells』1973年。英語名 Tubular。
  • 20th Century BOY(マジェント)。T. Rex「20th Century Boy」1973年。英語名 Millesimal Boy。
  • シビル・ウォー(アクセル・RO)。Guns N’ Roses「Civil War」1990年。英語名 The Abandoned。
  • ◎チョコレート・ディスコ(ディ・ス・コ)。Perfume「チョコレイト・ディスコ」2007年。
  • ×THE WORLD(別次元のディエゴ)。音楽ではない。3部のザ・ワールドと同じ名。
  • オー! ロンサム・ミー(マウンテン・ティム)。Don Gibson「Oh Lonesome Me」1958年。英語名 Lasso Blues。
  • ヘイ・ヤー(ポコロコ)。Outkast「Hey Ya!」2003年。

8部は曲とキング

27個のうち20個が曲名だ。東方家の8人は、名前のどこかに必ずキングを含む。

  • ◎ソフト&ウェット(東方定助)。Prince「Soft and Wet」1978年。
  • ◎ペイズリー・パーク(広瀬康穂)。Prince「Paisley Park」1985年。英語名 Flower Park。
  • ドギー・スタイル(豆銑礼)。Snoop Dogg『Doggystyle』1993年。
  • キング・ナッシング(東方憲助)。Metallica「King Nothing」1996年。英語名 King of Nothingness。
  • △ナット・キング・コール(東方常秀)。歌手 Nat King Cole の名に、ネジのナットをかけた形。英語名 Nuts N. Bolts。
  • △ペーパー・ムーン・キング(東方つるぎ)。1933年の曲「It’s Only a Paper Moon」に、キングを足した名。
  • カリフォルニア・キング・ベッドちゃん(東方大弥)。Rihanna「California King Bed」2010年。英語名 King Bed。
  • ×ウォーキング・ハート(東方鳩)。音楽の元ネタは資料に無い。名前の中にキングを含む。
  • スピード・キング(東方常敏)。Deep Purple「Speed King」1970年。
  • ×アウェイキング・IIIリーブス(東方密葉)。音楽の元ネタは資料に無い。名前の中にキングを含む。
  • △スペース・トラッキング(東方花都)。Deep Purple「Space Truckin’」1972年。
  • △ワンダー・オブ・U(透龍)。「The Wonder of You」。Elvis Presley版は1970年。Uの綴りはPrince由来という見方もある。
  • ファン・ファン・ファン(笹目桜二郎)。The Beach Boys「Fun, Fun, Fun」1964年。
  • ボーン・ディス・ウェイ(虹村京)。Lady Gaga「Born This Way」2011年。
  • アイ・アム・ア・ロック(八木山夜露)。Simon & Garfunkel「I Am a Rock」1966年。英語名 I, Rock。
  • ドゥービー・ワゥ!(大年寺山愛唱)。Peter Frampton「Doobie Wah」1974年。
  • △ショット・キー No.1(エイ・フェックス兄)。Aphex Twin「Schottkey 7th Path」1992年。
  • △ショット・キー No.2(エイ・フェックス弟)。Aphex Twin「Schottkey 7th Path」1992年。本体名もエイ・フェックス。
  • ◎ビタミンC(田最環)。Can「Vitamin C」1972年。
  • ブルー・ハワイ(ドロミテ)。Elvis Presley『Blue Hawaii』1961年。
  • ブレイン・ストーム(アーバン・ゲリラ)。Hawkwind「Brainstorm」1972年。
  • △オゾン・ベイビー(プアー・トム)。Led Zeppelin「Ozone Baby」1982年。綴りを変えた名。
  • ドクター・ウー(羽伴毅)。Steely Dan「Doctor Wu」1975年。
  • △ラブラブデラックス(作並カレラ)。Sade『Love Deluxe』1992年に、ラブを重ねた名。
  • オータム・リーブス(本体なし)。シャンソン「枯葉」。Joseph Kosma が1945年に作曲。
  • △ミラグロマン(武器商人)。候補が割れる。Santana『Milagro』1992年、「Miracle Man」という同名曲など。
  • キラークイーン(8部)(吉良吉影)。Queen「Killer Queen」1974年。4部と同じ名だが別の人物。

9部は9巻まで

連載中のため、単行本9巻(No.36)までに名前が出たものだけ載せた。岸辺露伴のヘブンズ・ドアーは、漫画家で同じ能力の露伴として再登場するので数えない。

作者は9部1巻のコメントで、ノーヴェンバー・レインの名に触れた。NOVEMは数の9を指す、という話だ。曲には触れていないため無印に置いた。これも書き起こしで確認した。

  • ノーヴェンバー・レイン(ジョディオ)。Guns N’ Roses「November Rain」1991年。
  • スムース・オペレイターズ(ドラゴナ)。Sade「Smooth Operator」1984年。
  • THE ハッスル(パコ)。Van McCoy「The Hustle」1975年。
  • THE MATTEKUDASAI(ウサギ)。King Crimson「Matte Kudasai」1981年。
  • ビッグマウス・ストライクス・アゲイン(チャーミング・マン)。The Smiths「Bigmouth Strikes Again」1986年。
  • △エクリプス8(アッカ・ハウラー)。Pink Floyd「Eclipse」1973年に、数字の8を足した名。
  • キャット・サイズ(ワイルド・キャット・サイズ)。Suzi Quatro「Cat Size」1974年。
  • バグス・グルーヴ(ルルちゃん)。Miles Davis『Bags’ Groove』1957年。
  • グローリー・デイズ(ボビー・ジーン)。Bruce Springsteen「Glory Days」1984年。
  • 偽りの瞳 Lyin’ Eyes(レムチャバン)。Eagles「Lyin’ Eyes」1975年。
  • 200バルーンズ(寧波)。Prince「200 Balloons」1989年。
  • ウエスト・エンド・ガール(キー・ウエスト)。Pet Shop Boys「West End Girls」1984年。
  • △ポイント・ブランク・シール(ムンドラー)。Bruce Springsteen「Point Blank」1980年に、シールを足した名。

一覧を通して見ると、部によって選び方がはっきり違う。数えて初めて見える傾向が、いくつかある。

数えて分かること

最多はQueen

アーティスト 数 スタンド
Queen 6 キラークイーン、ボヘミアン・ラプソディーなど
Prince 5 ゴールド・エクスペリエンスなど
Pink Floyd 4 クレイジー・ダイヤモンド、エコーズなど
The Rolling Stones 4 スティッキィ・フィンガーズなど
AC/DC 3 D4C、ボール・ブレイカーなど
Deep Purple 3 ハイウェイ・スターなど
Sade 3 ラブ・デラックスなど
Elvis Presley 3 ジェイル・ハウス・ロックなど

Queenの6個には、Freddie Mercuryのソロ曲が元のメイド・イン・ヘブンと、8部のキラークイーンを含めた。Queen名義だけなら5個で、Princeと同数だ。

同じ作品の重ね使いを除くと、Queenは5作品、Princeは4作品になる。

Princeの5個は、作者が避けていたと語る割に多い。ただし5部で初めて使ったあと、次は8部まで間が空く。8部で2つをPrinceでそろえた、とも語られている。

バンド名は6部まで

バンド名から取ったスタンドは、語や綴りを変えたものも含めて、4部12個、5部18個、6部10個と続く。ところが7部から9部は0個だ。

代わりに7部は曲とアルバムが20個、8部は曲が20個、9部は曲が12個を占める。

変えた理由を作者が語った資料は、見つけられなかった。7部の途中で連載誌がウルトラジャンプへ移るが、それと結びつける根拠も無い。数の上でそうなっている、というところまでが確かな話だ。

9部の曲は最新でも1991年

曲とアルバムの発表年の新しさを部ごとに見ると、連載との距離が分かる。4部の最新は1992年、5部は1995年で、連載開始の年に重なる。8部の最新2011年も、連載開始と同じ年だ。

一方、9部の最新は1991年のNovember Rainで、連載開始の2023年より32年も前になる。

ただし発表年の中央値は9部が1981年、8部が1974年で、9部全体が古いわけでもない。ここ30年の曲が入っていない点が、9部の特徴だ。

モーツァルトを除いて最も古いのは、8部の「It’s Only a Paper Moon」で1933年。最も新しいのは8部の「Born This Way」で2011年だ。8部は振れ幅も大きい。

東方家のキング

8部の東方家8人のスタンド名には、すべてキングが入る。キング・ナッシングやスピード・キングは分かりやすい。ウォーキング・ハートとアウェイキング、スペース・トラッキングは、語尾の綴りに隠れている。

作者はBillboard JAPANのインタビューで、東方家のスタンド名をキングで統一したと語った。

曲名に見えるものも、この決まりが先にある。Space Truckin’の綴りが変わっている理由も、そう読むと筋が通る。

英語版で変わった名前

88個には、海外のゲームや配信などで別の英語名が使われた例がある。JoJo Wikiに載る名前を数えた。

Sticky FingersはZipper Man。Purple HazeはPurple Smoke。Gold ExperienceはGolden Wind。

媒体によって揺れるので、一覧の英語名は一例として見てほしい。

米Looperは、著作権の問題を避けるためViz Mediaが変えたと説明する。ただ、会社の公式声明は見つけられなかった。スタンドの仕組みそのものは波紋とスタンドの違いで整理した。

この記事の数え方

対象は3〜9部の本編で、名前が付いたスタンド。同じ人物の再登場は最初の部だけで数えた。8部の吉良吉影は名前が同じでも4部とは別の人物なので、キラークイーンは別に数える。

スタープラチナやタスクの再登場、名前のないスタンド、スピンオフは除く。

3部のタロットと神は、数だけ入れて一覧には載せていない。

音楽由来の134個は、一覧の141個から×の5個と、△の2個を除いた数だ。

ドラゴンズ・ドリームは音楽作品と断定できず、ミラグロマンは候補を1つの作品に絞れないため外した。

進化形でも別の名が付けば1個とし、シアーハートアタックやD4C-ラブトレイン-も数えた。ショット・キーは2個、トゥーム・オブ・ザ・ブームは1個。キャラクターの名前の元ネタは対象外とした。

スタンド名と元ネタの対応は、JoJo Wikiを基本に、記載のあるものはFandomと突き合わせた。音楽の事実はMusicBrainzで調べ、英語版Wikipediaとも照らした。

発表年の分かれた曲は最初の発表を取り、結成年が2つの資料で一致しないバンドは年を書いていない。

作者の発言のうち、本文を直接読んだのはBillboard JAPANの1本だけ。原作の漫画は読み直しておらず、元ネタの確認には使っていない。時点は2026年11月4日で、9部は単行本9巻までとした。

元ネタの根拠は2段階根拠がある・作者の発言 11個・公式の本などの記載 26個・4部に集中している根拠が弱い・名前の一致だけ 79個・綴り変更や候補割れ 20個・5部以降に多い公式の裏付けと、名前の一致を分けた
名前の取り方の変化3部タロットと神33個中31個が該当音楽由来は2個▶4〜6部バンド名が軸バンド名が計40個5部は18個で最多▶7部曲とアルバムバンド名は0個曲12個とアルバム8個▶8・9部曲名が中心8部は曲が20個9部は曲が12個数は名前付きスタンド

スタンド名の元ネタで、いちばん好きなアーティストは?1タップで投票すると結果が見られます

投票するとみんなの結果が見られます

『ジョジョの奇妙な冒険』の最新の展開を追う

一覧で整理した続きは、最新刊で確かめられます。

スタンド名が洋楽づくしになる第4部の1巻を見る ›

Amazonのアソシエイトとして、BuzzBeaverは適格販売により収入を得ています。

よくある質問

ジョジョのスタンド名は全部洋楽が元ネタですか?

全部ではありません。3〜9部の172個のうち音楽に結びつくのは134個です。3部はタロットとエジプトの神が中心で、7部のチョコレート・ディスコはPerfumeの曲、チャリオッツ・レクイエムはモーツァルトが元です。

作者が元ネタを語ったスタンドはありますか?

ゴールド・エクスペリエンス、ソフト&ウェット、ペイズリー・パークは、Billboard JAPANの2021年のインタビューで語られています。スティッキィ・フィンガーズなど7個は画集『JOJOVELLER』、ビタミンCは単行本の作者コメントとして資料に載っています。

いちばん多く元ネタになったバンドはどこですか?

数えた範囲ではQueenが6個で最多です。メイド・イン・ヘブンと8部のキラークイーンを含む数で、同じ作品の重なりを除くと5作品です。次いでPrinceが5個、Pink FloydとThe Rolling Stonesが4個です。

英語版でスタンド名が変わるのはなぜですか?

海外での著作権の問題を避けるため、と説明する記事があります。ただ、会社の公式声明は確認できませんでした。Sticky FingersがZipper Man、Purple HazeがPurple Smokeになった例があり、媒体によって名前は揺れます。

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