チェンソーマン 天使の悪魔は死亡した?何話かとアキとの関係
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この記事の結論
- 死亡と読むのが自然、死ぬ場面はない
- 意思で動く最後は第75話(9巻)
- 第二部135話の資料に名前は0件
天使の悪魔には、死ぬ場面がない。それなのに第83話では、死者を含むひざまずく列に姿がある。
資料をつないだ結論は「死亡したと読むのが自然で、自分の意思で動く最後は第75話」だ。死んだ瞬間の話数は決められない。第一部の核心を含むので、未読の人は注意してほしい。
最期が描かれた話
第74話から第90話まで、天使の悪魔が出る回を順に並べた。右の列は、その回だけで死亡と言えるかの判定になる。
| 話と巻 | 描かれたこと | 死亡の根拠になるか |
|---|---|---|
| 第74話「波の言う事」9巻 | 病室にアキが来る。海辺で記憶が戻る | ならない。生きて話す |
| 第75話「9.12」9巻 | マキマに斬りかかり、一言で倒され、すべてを渡す | ならない。意思で動く最後の回 |
| 第76話「開けちゃダメ」9巻 | マキマの周りに体がつながる | ならない。アキも同じ場面に並ぶ |
| 第83話「死・復活・チェンソー」10巻 | ひざまずく者たちの列にいる | 資料が死体と記載。死ぬ場面はない |
| 第89話「がんばれチェンソーマン」11巻 | 鎖につながれ、千年使用の槍に使われる | 資料が死体と記載 |
| 第90話「超パワー」11巻 | マキマが百年使用の剣を出す | 名前が出る最後の回 |
第74話で死亡とする一覧記事もあるが、この回の天使の悪魔は生きてアキと歩いている。第75話を見るまで、結末は動かない。ここから順に見ていく。
第74話で記憶が戻る
資料によると、第74話の天使の悪魔は両腕を失い、入院中だ。そこへアキが訪ねてきて、銃の悪魔との戦いで死ぬかもしれないと告げる。
2人はマキマに相談しに行き、海辺で彼女を見つける。そこでマキマはアキに契約を迫り、天使の悪魔の失われた記憶が戻る。
かつて彼は海辺の村で、人々に受け入れられて暮らしていた。マキマの命令で村人すべての寿命を吸い、その記憶を消されて公安に連れてこられた。
第41話でマキマは、見つかったとき村一つ分を吸っていたと説明する。あの説明の裏側が、ここで初めて分かる。
第75話で最後に動く
第75話で、天使の悪魔は10年分の寿命で武器を出し、マキマに斬りかかる。両腕がないので、ある資料は口にくわえたと書く。
マキマの一言で彼は床に崩れる。さらに、すべてを渡すよう命じられて従う。資料が伝える限り、自分の意思で動く姿はこれが最後だ。
死ぬ描写は、この回にもない。
第76話以降は力だけ残る
第76話では、銃の悪魔を迎え撃つマキマの周りに、複数の体がつながる。英語のファンwikiの登場人物欄は、ここで天使の悪魔を「死体」とは書いていない。
第83話になると表記が変わる。デンジが廊下で見る列にいて、同じ欄に死体と書かれる。この列には死者が多いが、全員が死体と書かれるわけではない。
マキマはこの列を、チェンソーマンを守って命をかけた者たちだと説明する。
その後の第89話と第90話では、マキマが天使の悪魔の能力を使う。つまり死亡が起きたとすれば第75話から第83話の間で、その瞬間は読者に見せられない。
第一部の終盤、マキマの敗北と同時に死んだとする解説もある。ただ、英語のファンwikiが第83話で死体と記載している点と合わない。第75話から第83話という幅も、同じwikiの表記に頼った読み方だ。
作者の発言とされる話
作品の外にも手がかりがある。2021年12月のジャンプフェスタ2022の配信ステージで、藤本タツキ氏は担当編集の林士平氏とこの話をしたとされる。
個人サイトの書き起こしの内容はこうだ。藤本氏がコベニと天使の悪魔のどちらに生きてほしいかを尋ね、林氏は天使の悪魔と答えた。
それを聞いて藤本氏は天使の悪魔を殺した方がいいと考えた、という。さらに、今のコベニの位置には本来は天使の悪魔がいるはずだったとも語ったとされる。
その位置を第92話と結びつけるのは、書き起こしの筆者の注だ。第92話は、地下の隠れ家でコベニがデンジと話す回にあたる。
英語のファンwikiもこの話を載せるが、出典は同じ書き起こしで、独立した裏付けにはならない。公式の書き起こしは見つけられず、系統は1つだけと考えてほしい。
作品全体での死者の扱いはチェンソーマン 死亡キャラ一覧で整理した。では、マキマがここまで欲しがった力とは何だったのか。
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寿命を奪う能力
天使の悪魔の力は2段階に分かれる。触れた人の寿命を吸うことと、吸った寿命を武器に変えることだ。
触れるだけで減る
寿命を吸うには肌が直接触れる必要がある。資料によると、布1枚あれば防げる。第34話では、ハンカチを差し出すほど近づいたアキに本人が驚く。
長く触れれば相手は痛みなく死ぬ。第50話でアキは手をつかんだだけで2か月分を失った。第41話のマキマは、岸辺に次ぐ4課の強さだと評価する。
ただし本人はほとんど働かない。第34話の時点でも、戦うより敵を運び出す役を選ぶ。その力は主にどこで使われたのか。
武器の年数と使い手
頭上の輪から出す武器は「◯年使用」と呼ばれ、資料で確かめられるのは次の6つだった。
| 年数と武器 | 使い手と相手 | 話 |
|---|---|---|
| 不明・日本刀 | アキ。幽霊も切れる | 第35話 |
| 不明・槍2本 | 本人→レゼ | 第52話 |
| 5年・剣 | 本人→サンタクロースの人形 | 第60話 |
| 10年・剣 | 本人→マキマ。効果は不明のまま | 第75話 |
| 百年・剣 | マキマ→パワーへの対抗 | 第90話 |
| 千年・槍 | マキマ→チェンソーマン | 第89話 |
レゼを止めた第52話の前後は、レゼの正体と目的に書いた。第89話の槍はコベニを狙って放たれ、かばったチェンソーマンを貫く。
1,115年の内訳
年数が分かる4本を足すと1,115年になる。そのうち本人が使ったのは5年と10年の15年だけで、残り1,100年はマキマだ。割合にすると98.7%にあたる。
本人は吸った相手に謝るそぶりを見せ、その人たちが夢に出ると語る。第60話で武器を出さなかった理由を問われても、彼は多くを語らない。夢の話とつながると読むのは、この記事の解釈だ。
その力を最も大きく使ったのは、本人の意思を奪ったあとのマキマだった。そして、その本人を最後まで生かそうとしたのがアキになる。
アキとの関係
2人の関係は、第41話の時点では最悪に近い。それが第74話では、互いの命を心配する間柄へ変わる。
| 話 | アキの行動 | 天使の悪魔の行動 |
|---|---|---|
| 第41話 | 働かないなら処分と警告 | 瀕死の人の介錯を断る |
| 第50話 | 寿命を失っても手をつかむ | 死を受け入れ、手を放せと言う |
| 第60話 | クァンシの攻撃から守る | 2人とも倒れる |
| 第74話 | 岸辺と推薦状を書く | 仕事を辞めて逃げろと勧める |
険悪な出発
組まされた第41話で、アキは悪魔が嫌いで、天使の悪魔は働きたくない。死にかけた人を楽にしてやれと頼まれても、彼は断る。2人は仲良くなれないと確かめ合う。
第42話で、彼は田舎のネズミと町のネズミの話をして、自分なら田舎がいいと言う。第52話でレゼを討ったあとには、そばのネズミに町はいいかと尋ねる。
第74話で分かる村の暮らしを知ると、この問いの重さが変わる。
2か月の寿命
転機は第50話だ。台風の悪魔の風で飛ばされかけた天使の悪魔の手を、アキは素手でつかむ。死を受け入れていた彼は、どれだけ寿命が減ったかを怒って告げる。
アキの答えは、目の前で人が死ぬのはもうたくさんだ、という趣旨になる。悪魔嫌いのアキが、触れれば損をすると知りながら手を伸ばした。ここで関係の向きが変わる。
第41話では介錯を断った彼が、第49話では死にゆく人の手に口づけをして、天国へ行けると慰める。第50話より前から、変化の兆しはあった。
推薦状と夢の話
第64話の闇の悪魔との戦いで、天使の悪魔は両腕を失う。戦えない悪魔は処分されかねない。そこでアキは岸辺とともに推薦状を書いて、病室へ届ける。
彼がアキの助けになろうとする理由は、資料によると、吸った人たちが夢で責めてくるからだ。アキが死ねばアキも夢に出そうだ、と言う。照れ隠しのようにも読めるが、そこは読者の解釈になる。
そのあと2人でマキマを訪ね、彼はアキが契約を迫られる場面を目の前で見る。アキ側の結末は早川アキの死亡は何話かで追える。では、推薦状の先にあった公安での居場所はどうなるのか。
天使の悪魔がアキを助けようとした本当の理由は?1タップで投票すると結果が見られます
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その後とアニメ
公安には戻らない
推薦状が役に立つ場面は、照合した資料に見当たらない。受け取った翌日には銃の悪魔の作戦が始まる予定で、彼自身は第75話でマキマのものになる。
同じ時期の4課は、第71話の時点でビームと暴力の魔人が死亡し、コベニも辞めていた。公安で働く天使の悪魔は、第74話の病室までと考えていい。4課の面々の結末は第一部キャラ一覧にある。
第二部に登場するか
第二部は第98話から第232話までの135話で、2026年3月に完結した。この全話について英語のファンwikiの各話ページを開き、名前を検索した。
結果は0件だった。全232話で名前が出るのは第34話から第90話の間だけだ。人物ページの登場話一覧も第一部で終わる。
もちろん、ファンwikiは背景の小さな姿まで保証しない。言えるのは「確かめた資料の範囲では、第二部に登場していない」までだ。
転生はありえるのか
第53話で天使の悪魔自身が、アキに悪魔の死を説明する。悪魔は殺されると地獄でよみがえり、地獄で死ぬと地上へ戻る。地獄にいた間のことはほぼ覚えていない。
同じ決まりは悪魔一覧の区分にも出てくる。だから転生の余地そのものはある。ただし転生した天使の悪魔は、確かめた資料の範囲では最終話まで見つからなかった。
彼を映像で見たい人にとっては、次の問いのほうが現実的だろう。
アニメで見られるか
初登場はテレビアニメ第11話「作戦開始」で、第12話「日本刀VSチェンソー」にも出る。声は内田真礼さんだ。
アキとの関係が動くレゼ編は、劇場版『チェンソーマン レゼ篇』になった。キャストには内田真礼さんの名前があり、2026年9月19日からPrime Videoで見放題独占配信中だ。
最期はこれから
第75話はまだアニメになっていない。続編の『チェンソーマン 刺客篇』は2025年12月に制作が発表され、2026年6月に予告映像が出た。
刺客篇の作品概要のキャスト欄には、天使の悪魔役として内田真礼さんの名前がある。一方、放送時期と、第75話まで描くかどうかは、確認した範囲では発表がない。
最期を先に読むなら原作の9巻で、第74話と第75話が続けて載る。
この記事の数え方
原作の該当話は読んでいない。少年ジャンプ+で第34話以降の該当話は有料で、集英社の試し読みは2026年11月4日に保守中だった。そのため話の内容はファンwikiの各話あらすじと解説記事を照合した。
第二部の0件は、英語のファンwikiの第1〜232話の各話ページを2026年11月4日に取得して数えた。
話の題はジャンプ+の話一覧に合わせた。1,115年は、年数が資料に書かれた4本の合計だ。時点は2026年11月4日。
参考・出典
本文の事実関係は以下の公式情報・資料で確認しています。
読み終えたら『チェンソーマン』をもう一度
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よくある質問
天使の悪魔は何話で死亡しますか?
死ぬ瞬間は描かれていません。第75話(9巻)でマキマにすべてを渡し、資料では第83話(10巻)で死体として扱われます。そのため死亡が起きたとすれば第75話から第83話の間です。
天使の悪魔を支配したのは誰ですか?
マキマです。第75話で斬りかかった天使の悪魔を一言で倒し、すべてを渡させました。その後の第89話と第90話では、マキマが彼の能力で武器を出します。
アキが天使の悪魔に触れて失った寿命は?
第50話で手をつかんだときの2か月分です。資料によると、布越しなら寿命は減りません。アキは減ると知りながら、飛ばされかけた彼の手をつかみました。
天使の悪魔は第二部に出ますか?
確かめた資料の範囲では出ていません。英語のファンwikiの第98〜232話の各話ページ135話分に、名前は1度も出てきませんでした。背景の小さな姿まで保証するものではありません。
天使の悪魔の最期はアニメで見られますか?
2026年11月4日時点ではまだです。登場はテレビアニメ第11話からで、劇場版レゼ篇にも出演者として名前があります。刺客篇のキャスト欄にも名前がありますが、第75話まで描くかは発表を確認できません。最期は原作9巻で読めます。
