ハリーポッター 魔法省潜入作戦を解説|変身した職員・ロケットと脱出の流れ
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この記事の結論
- ハリーはランコーン、ロンはレグ、ハーマイオニーはマファルダに変身する
- 職員への仕事の割当で分かれ、審問の記録係がロケットの持ち主へ近づく
- ロケットと人々の救出に成功するが、ヤックスリーの接触で隠れ家を失う
潜入で最も難しそうなのは?
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魔法省への潜入では、ハリーがアルバート・ランコーン、ロンがレジナルド(レグ)・カターモール、ハーマイオニーがマファルダ・ホップカークに変身します。目的はアンブリッジが持つスリザリンのロケットです。
しかし、職員の姿になれば自由に動けるわけではありません。ロンは雨の修理、ハーマイオニーは審問の記録を任され、3人は別々に動くことになります。変装した職員の仕事が、作戦を妨げると同時に目的のロケットへ近づく経路も作りました。『死の秘宝』のネタバレを含みます。
出勤前の職員に変身し、職員用の入口を通る
待伏せには、ポリジュース薬と双子の菓子を使う
3人はグリモールド・プレイスを拠点に、職員の出入りを見張って準備しました。ハリーは長時間待ってもアンブリッジを見かけず、ロンは彼女なら歩いて来るのではなく煙突飛行ネットワークを使うのではないかと考えます。目的の持ち主を入口で待てば終わる作戦にはならず、魔法省の中へ入る必要がありました。
第12章の章別解説で描かれる準備では、まず出勤してきたマファルダをハーマイオニーが失神させ、人目につかない場所へ移して毛髪を取ります。彼女はその毛をポリジュース薬へ入れ、最初に職員の姿になります。
次は魔法ビル管理部のレグです。マファルダ姿のハーマイオニーが、吐き気を催させる双子の菓子を勧め、毛髪を手に入れます。入庁しようとしていたレグは結局その場を離れ、ロンが彼の姿を借ります。ハリーの変身用には、鼻血を起こさせる菓子で別の職員を帰らせて毛髪を取ります。3人とも同じ方法で気絶させた、という手順ではありません。
この最後の相手がランコーンです。ハリーたちは、建物へ入る前からその人物の職務や人間関係を全て把握していたわけではありません。体格や姿を手に入れることが先行し、中に入ってから周囲の反応を通じて、どんな相手に化けたのかが分かっていきます。
以前使った来客用電話ボックスでは入らない
この時期の職員は、公衆トイレの設備から出勤します。3人はマファルダの持っていたトークンを使い、男女別の入口へ分かれます。ハリーとロンは周囲の職員の動きを見て、便器へ入り自分を流す必要があると理解します。その先で魔法省の暖炉から出て、アトリウムへ到着します。
第12章を含むReactorの解説にも、この出勤方法とトークンの使用が対応しています。ハリーが以前、審問を受けるために来たときと、同じ入口をそのまま使ったのではありません。
誰に変身したかで、魔法省内の行き先が分かれる
公式のポリジュース薬の場面紹介は、3人と変身先の対応を明記しています。今回はグリンゴッツへの侵入と違い、3人とも薬で職員に変身します。
| 潜入者 | 変身した職員 | 潜入中に直面すること |
|---|---|---|
| ハリー | アルバート・ランコーン | 周囲が本人の権威や過去の行動を前提に接する。アンブリッジの部屋を捜す |
| ロン | レグ・カターモール | 室内の雨を止める仕事を命じられる。妻メアリーは同日に審問される |
| ハーマイオニー | マファルダ・ホップカーク | アンブリッジの審問へ記録係として同行する |
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マファルダの姿は、アンブリッジのすぐ近くへつながる
公式のマファルダ解説によると、本人は魔法不適正使用取締局の補佐職員です。ハーマイオニーは出勤途中の彼女を失神させ、ポリジュース薬で姿を借り、眼鏡も使います。
魔法省へ入った後は、マグル生まれ登録委員会の記録係としてアンブリッジのそばに座ることになります。単に顔を隠すために選んだ相手が、ロケットの持ち主へ接近できる役割を持っていたのです。
ロンには、その場で対処すべき職務が降ってくる
公式の大気に関わる魔法の紹介は、レグに変装したロンが、誰かの部屋で降る雨を止めるよう命じられたと説明しています。
その部屋の主がヤックスリーであることは、原作第12章を参照するLexiconの人物項目で確認できます。ヤックスリーはレグの妻の血統審問を圧力に使います。
3人で固まってロケットを探す予定は、こうして崩れます。本人の仕事を知らないロンにとって、正体を隠すための受け答えと修理の両方が必要になりました。
ハリーは執務室を調べるが、ロケットは見つからない
ハリーは、マファルダを連れていくアンブリッジとは別の階で降りるよう促されます。ロンは既に雨の修理へ向かっており、3人で一緒に持ち主を捜す計画は崩れています。
ハリーは一人になると透明マントを着け、アンブリッジの部屋へ向かいます。入口にはムーディの魔法の目が取り付けられ、彼女が職員を監視するために使われていました。ハリーは双子の店の囮の道具で周囲の注意をそらして入り、目を取り外します。しかし、呼び寄せる呪文でも捜索でもロケットは見つかりません。
部屋にはアーサー・ウィーズリーを監視する記録もあります。ハリーは後にリフトでアーサーへ注意しようとしますが、相手にはランコーンに脅されているように聞こえます。変身した職員が周囲から恐れられる立場だったことは、ハリーに便利な権威を与えると同時に、自分の言葉をそのまま受け取ってもらえない原因にもなります。
ハリーは仲間を集めて撤退することも考えますが、ハーマイオニーを連れ戻すため審問室へ向かいます。そこでようやく、執務室にはなかった目的の物へ近づきます。
ロケットは執務室ではなく、審問中のアンブリッジが身に着けている
公式が公開する審問場面の原作抜粋では、アンブリッジがメアリー・カターモールへ杖を誰から奪ったのかと迫ります。メアリーは11歳のとき自分で買い、杖に選ばれたのだと答えますが、アンブリッジは魔女ではないと決めつけます。
そのときアンブリッジが身を乗り出し、胸の金色のロケットが揺れます。ハーマイオニーも気づきますが、アンブリッジとヤックスリーはメアリーの尋問に集中したままです。記録係という役が、目当ての物を目の前で見つける位置へ彼女を運んでいました。
このメアリーは、ロンが姿を借りているレグの妻です。変装相手の家族が、同じ日に同じ建物で危険にさらされているため、3人は物だけを盗んで帰るかどうかという問題にも直面します。
魔法省の部署や審問の場所の関係は、魔法省の組織と役割で確認できます。
ロケットの奪取と、審問を待つ人々の救出を同時に進める
ハリーがアンブリッジを失神させた後、ハリーとハーマイオニーはロケットを確保します。ハーマイオニーはジェミニオで複製を作り、本物がなくなったことにすぐ気づかれないようにします。この複製と、メアリーらを救う行動は、先ほどの公式マファルダ解説でも明記されています。
アンブリッジが意識を失うと、周囲の吸魂鬼への対処が必要になります。ハリーは守護霊でメアリーを守り、ハーマイオニーも守護霊を出して移動を助けます。外で審問を待つマグル生まれの人々にも、家族を連れて逃げ、可能なら国外へ離れるようハリーが促します。手元の杖を奪われている人には、杖を持つ人につかまるよう伝えます。
第13章の場面解説では、一行は守護霊に導かれて廊下を進み、リフト付近でロンと合流します。メアリーはレグの姿をした彼を夫だと思って抱き付きますが、ロンからは、魔法省側に侵入が気付かれたという知らせがあります。
人数が増えた一行は二つのリフトへ分かれ、アトリウムへ上がります。暖炉の出口が閉じられ始めているため、ハリーはランコーンの権威を使い、自分と一緒の者を先に出すよう職員へ命じます。偽の職員として一人ずつ逃げるのではなく、審問対象の人々が出られる間を作る行動です。
そこへ本物のレグも現れ、ヤックスリーも出口封鎖を命じます。ロンはメアリーと暖炉へ入り、ハリーとハーマイオニーも続きます。魔法省から外のトイレへ出ても追跡は終わらず、ヤックスリーが迫るため、ハリーは仲間をつかんで姿くらましを試みます。
脱出には成功するが、グリモールド・プレイスへ戻れなくなる
3人がグリモールド・プレイス12番地へ戻る移動に、ヤックスリーがハーマイオニーをつかんで同行してしまいます。彼女は到着時に彼を振りほどき、直ちにもう一度3人で姿くらましをして森へ逃れます。銀行への潜入で後に使う竜のような別の乗り物ではなく、人につかまって一緒に移動できることが、今回は敵の追跡を成立させました。
第14章の解説は、ヤックスリーが12番地を見たため安全な拠点でなくなったことと、森へ着いたロンの負傷を続けて示しています。ロンは姿くらましで体の一部を失う「ばらけ」を起こし、ハーマイオニーがハナハッカのエキスで傷に対処します。すぐに移動を繰り返すのは難しく、3人はその場所へ防御の魔法を張り、テントで休むことになります。
グリモールド・プレイスは場所を隠す魔法で守られた拠点でした。帰還に敵を巻き込んだことで、そこを安全な隠れ家として使い続けられないと判断します。
ロケットを回収しても、元の拠点で装備を整え直せる結末にはなりません。手に入れたロケットをその場で破壊できたわけでもありません。潜入の結果を「成功」とだけ呼ぶと、以後の旅が厳しくなる原因が抜けます。回収した物の破壊までの流れは分霊箱の一覧と破壊方法で追えます。
参考・出典
本文の事実関係は以下の公式情報・資料で確認しています。
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よくある質問
誰が誰に変身した?
ハリーがアルバート・ランコーン、ロンがレグ・カターモール、ハーマイオニーがマファルダ・ホップカークです。
どうしてグリモールド・プレイスへ戻らない?
ヤックスリーがハーマイオニーをつかんで移動先まで同行したため、安全な拠点として使い続けられないと判断したからです。
