ハンターハンター 休載の年表|掲載14回と休載期間の一覧
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この記事の結論
- 全420話のうち260話(約62%)は、最初の約8年(1998〜2006年)に載った
- 2007年以降は13回の掲載で160話。うち9回が単行本1冊分の10話で区切られている
- 最長の休載は2018年11月〜2022年10月の約3年11カ月
- 公式の理由は「体調など」、腰の不調を明かしたのは冨樫氏本人
- 2026年10月5日の発表は「締切のある仕事を断り原稿を優先」で、再開の予告ではない
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ハンターハンターの全420話のうち、260話は連載開始から最初の約8年(1998〜2006年)に載っている。残りの160話は、その後の約20年で13回に分けて掲載された。休載の多い作品として語られるが、数えてみると「ずっと休んでいる」のではなく、2006年を境に、まとめて描いて載せる形に変わったというほうが正確だ。
この記事は1998年の連載開始からNo.420まで、掲載された14の期間と、その間の休載の長さを年表にしたものだ。2026年10月5日に冨樫義博氏が出した発表の中身も、言っていることと言っていないことに分けて整理する(2026年10月時点)。
掲載と休載の年表(14回)
掲載期間は週刊少年ジャンプの発売時期で示した。2007〜2012年は月単位にとどめている。
| 回 | 掲載された時期 | 掲載話 | 話数 | その後の休載 |
|---|---|---|---|---|
| 1 | 1998年3月〜2006年2月 | No.1〜260 | 260話 | 約1年8カ月 |
| 2 | 2007年10月〜12月 | No.261〜270 | 10話 | 約3カ月 |
| 3 | 2008年3月〜5月 | No.271〜280 | 10話 | 約5カ月 |
| 4 | 2008年10月〜12月 | No.281〜290 | 10話 | 約1年1カ月 |
| 5 | 2010年1月〜5月 | No.291〜310 | 20話 | 約1年2カ月 |
| 6 | 2011年8月〜2012年3月 | No.311〜340 | 30話 | 約2年2カ月 |
| 7 | 2014年6月〜8月 | No.341〜349 | 9話 | 約1年8カ月 |
| 8 | 2016年4月〜7月 | No.350〜360 | 11話 | 約11カ月 |
| 9 | 2017年6月〜9月 | No.361〜370 | 10話 | 約5カ月 |
| 10 | 2018年1月〜4月 | No.371〜380 | 10話 | 約5カ月 |
| 11 | 2018年9月〜11月 | No.381〜390 | 10話 | 約3年11カ月(最長) |
| 12 | 2022年10月〜12月 | No.391〜400 | 10話 | 約1年9カ月 |
| 13 | 2024年10月〜12月 | No.401〜410 | 10話 | 約1年6カ月 |
| 14 | 2026年6月29日〜9月7日 | No.411〜420 | 10話 | 2026年10月時点で次の掲載は未発表 |
休載の長さは、最後に載った号の発売から次に載った号の発売までで数えた。媒体によって1カ月ほど前後するので、「約」を付けている。このほか2012年12月には、本編の話数に入らない特別編「クラピカ追憶編」(2話)が載っている。
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数えて分かること
| 見方 | 数 | ここから言えること |
|---|---|---|
| 1回目の掲載の話数 | 260話(全体の約62%) | 本編の6割は最初の8年に描かれた |
| 2回目以降の掲載 | 13回で160話 | 1回あたり平均12話ほど |
| 「10話で区切った」回 | 14回中9回 | 10話が基本の単位だが、20話・30話・9話・11話の回もある |
| 本編の掲載が1話もない年 | 2015・2019・2020・2021・2023・2025年 | 2019〜2021年は3年続けて0話 |
| 最長の休載 | 約3年11カ月(2018年11月〜2022年10月) | 2022年以前の「最長は約2年2カ月」という説明は古い |
最初の8年にも短い休みはあったが、1年を超える空白はなかった。長い休載が繰り返されるようになるのは2006年からだ。
そして2007年以降の13回のうち9回が10話で区切られている。これは単行本1冊分にあたる。「1冊分を描きためて載せ、また描きためる」というサイクルが、2007年以降のハンターハンターの基本の形だと読める(これは掲載の記録から読み取れる傾向で、作者や編集部がこの方針を説明したわけではない)。
単行本の巻ごとの範囲と、刊行の空白はハンターハンター 編ごとの巻数一覧で数えている。
公式と作者が語った休載の理由
休載の理由については、何が本人の言葉で、何が公式の言葉で、何が推測なのかが混ざって流通している。
| 時期 | 誰が | 言ったこと | よくある言い換えの誤り |
|---|---|---|---|
| 2022年夏ごろ | 冨樫氏(展覧会への直筆メッセージ) | 2年ほど椅子に座れない状態で描けなかった。従来のやり方をあきらめて執筆を再開した | ― |
| 2022年12月26日 | 編集部 | 体調などを考え、作者と相談して今後は週刊連載ではない形で掲載する | 「腰痛が理由と公式発表」(公式は「体調など」) |
| 2026年10月5日 | 冨樫氏(X) | 今受けている依頼を最後に、締切がある仕事の依頼はすべて断り、自身の原稿作成を優先する。原稿作成が再開したらXで発表する | 「連載終了」「引退」「次の再開の予告」 |
腰の不調を明かしたのは冨樫氏本人で、編集部の発表は「体調など」という表現にとどまっている。「公式が腰痛を理由に挙げた」という説明は、この2つを混ぜたものだ。病名や治療の内容は、本人も公式も明かしていない。
2026年10月5日の発表は、次の掲載を予告したものではない。言っているのは、締切のある仕事を断って自分の原稿を優先すること、そして原稿作成を再開したら知らせる、ということまでだ。「締切がある仕事」にジャンプでの掲載が含まれるのかどうかも、本人は説明していない。
2022年以降は「連載」ではなく「掲載」
2022年12月の発表以降、少年ジャンプの公式は最新話の告知に「連載再開」ではなく「掲載」という言葉を使っている。週刊連載ではない形での掲載だからだ。
| 時期 | 出来事 |
|---|---|
| 2022年5月24日 | 冨樫氏がX(当時Twitter)を開設。最初の投稿は原稿の写真と「とりあえずあと4話。」 |
| 2022年10月24日 | No.391掲載。約3年11カ月ぶり |
| 2022年12月26日 | No.400掲載。同日に週刊連載ではない掲載形態への移行を発表 |
| 2024年8月19日 | 編集部が10月7日発売号での掲載を告知 |
| 2024年10月〜12月 | No.401〜410掲載 |
| 2026年6月22日 | 6月29日発売号での掲載を告知 |
| 2026年6月29日〜9月7日 | No.411〜420を10週続けて掲載 |
| 2026年10月5日 | 冨樫氏が締切のある仕事を断り原稿を優先すると発表 |
2022年5月の「とりあえずあと4話。」は、原稿の残り本数を伝えた投稿だ。「物語が残り4話で終わる」という意味ではない。冨樫氏のXは、自己紹介に「主に原稿の 進捗状況を お伝えしていきます」とある通り、原稿の進み具合を伝える場になっている。
もう一つ紛らわしいのが2023年だ。No.400が載ったのは「2023年4・5合併号」だが、発売は2022年12月26日。2023年に発売された号には、本編は1話も載っていない。
よくある誤解
| よくある説明 | 実際 |
|---|---|
| 2006年からずっと休載している | 2007〜2018年に10回、2022年以降に3回掲載されている |
| 毎回きっちり10話 | 2010年は20話、2011〜12年は30話、2014年は9話、2016年は11話 |
| 最長の休載は約2年2カ月 | 2018年11月〜2022年10月の約3年11カ月が最長 |
| 休載率◯%は公式の数字 | 公式の数字はない。ファンの集計で、数え方と時点によって変わる |
| 2023年に連載再開した | 2023年に発売された号に本編の掲載はない |
| 2026年10月5日に連載終了・引退を発表 | 締切のある仕事を断り原稿を優先する、という発表 |
年表から読めること
この年表から次の再開の時期を予想することはしない。公式の発表がない以上、どの数字を当てはめても推測になるからだ。
ただ、年表がはっきり示していることが一つある。2007年以降の13回の掲載は、どれも物語を少しずつ、確実に前に進めてきた。No.261からNo.420までの160話で、キメラアント編は終わり、会長選挙が描かれ、暗黒大陸への船が出て、王位継承戦が動き出した。休載の長さだけを数えると止まっている作品に見えるが、掲載の中身を数えると、ハンターハンターは20年かけて160話ぶん進み続けている。王位継承戦の現在地はハンターハンター 王子一覧で整理している。
参考・出典
本文の事実関係は以下の公式情報・資料で確認しています。
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よくある質問
ハンターハンターの最長の休載はどれくらいですか
2018年11月のNo.390から2022年10月のNo.391までの約3年11カ月です。2022年以前は約2年2カ月が最長とされていました。
ハンターハンターはこれまで何回掲載されましたか
休載をはさんで区切ると14回です。1回目の掲載(1998〜2006年)で260話、2回目以降の13回で160話が載り、No.420まで進んでいます。
2026年10月5日の冨樫義博氏の発表は何ですか
今受けている依頼を最後に締切のある仕事の依頼を断り、自身の原稿作成を優先するという発表です。原稿作成を再開したらXで知らせるとしていて、連載終了や次の掲載の予告ではありません。
ハンターハンターの休載の理由は公式に発表されていますか
編集部は2022年12月に「体調など」を理由に週刊連載ではない形に移ると発表しました。腰の不調で椅子に座れなかったことは、冨樫氏本人がメッセージで明かしています。
