MCU ソーの九つの世界一覧|アスガルド・ミッドガルドと世界樹の関係
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この記事の結論
- 九世界は地球とアスガルドなどを含み、世界樹で結び付けられた世界のまとまり
- 映画で冒険の舞台になる七世界と、関連制作資料で補われる二世界を区別できる
- 世界樹はつながりの構造、ビフレストは世界間を移動する手段で役割が異なる
場所と物語が最も結び付く世界は?
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MCUの「九つの世界」は、アスガルドや地球を含む、世界樹ユグドラシルで結び付けられた世界のまとまりです。九つの並行宇宙という意味ではなく、地球の大陸を九分割した呼び名でもありません。
名前を覚える際には、映画で実際に冒険の舞台になる世界と、関連制作資料で補われる名前を区別すると整理できます。ここでは映画シリーズの出来事を軸に、九世界の名称、そこで暮らす人々、ビフレストとの関係をまとめます。作品の結末にも触れます。
九つの世界と登場場面を一覧で整理
| 世界 | 特徴・関係する人々 | 映画や関連資料での扱い |
|---|---|---|
| アスガルド/Asgard | オーディン、ソーたちの故郷。王宮やビフレストの発着施設がある | 『マイティ・ソー』以降の主要舞台 |
| ミッドガルド/Midgard | アスガルド側から見た地球の名前。ジェーンやアベンジャーズが暮らす | ニューメキシコ、ロンドンなど、地球での出来事が該当 |
| ヨトゥンヘイム/Jotunheim | ラウフェイらフロスト・ジャイアントの世界 | 『マイティ・ソー』でソー一行が訪問 |
| ヴァナヘイム/Vanaheim | ヴァニルの世界。ホーガンの故郷 | 『ダーク・ワールド』序盤の戦いの舞台 |
| スヴァルトアールヴヘイム/Svartalfheim | マレキス率いるダークエルフの世界 | 『ダーク・ワールド』でソーとロキが赴く |
| ムスペルヘイム/Muspelheim | スルトと炎の悪魔たちの世界 | 『バトルロイヤル』冒頭でソーが戦う |
| ニダベリア/Nidavellir | エイトリらドワーフの鍛冶場がある世界 | 『インフィニティ・ウォー』で新たな武器を製作 |
| ニヴルヘイム/Niflheim | MCU公式協力展の解説では、死者の地ヘルの所在とされる | 映画の具体的な都市・住民描写としてではなく、展覧会や関連制作資料から補足 |
| アルフヘイム/Alfheim | 関連ゲームの制作担当者が、映画制作側とデザイン調整した世界として言及 | 映画第1作の舞台には登場しないと制作担当者が説明。映画上の住民や事件はここでは断定しない |
最後の二つを、ほかの七つと同じ密度で映画が紹介しているわけではありません。特にアルフヘイムについて、北欧神話やコミックの説明から住民、国王、戦争の経緯を移してしまうと、映画で確認できる情報以上の説明になります。
SEGAの関連ゲームを担当したマット・パワーズは2010年の直接取材で、ニヴルヘイムとアルフヘイムは映画に登場しない一方、デザインは映画側の主導を待っていたと説明しています。これは映画との制作上の接点を示す資料で、ゲームの全事件が映画本編の出来事になった、という意味ではありません。
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世界樹とビフレストは役割が違う
世界樹ユグドラシルは、九世界のつながりを表す宇宙の構造です。Marvel Entertainmentと共同でMCU展を開催したQAGOMAの解説も、互いに宇宙的な距離のある世界が世界樹の枝で結ばれる、と整理しています。地球もこのつながりの一部なので、ソーにとって地球の事件は、まったく別の現実で起きた出来事ではありません。
一方のビフレストは、その世界同士を移動するための手段です。アスガルドの橋の先にある施設、番人ヘイムダル、転送の光を一組で考えると分かりやすくなります。世界樹そのものが、橋の石材や転送装置になっているわけではありません。
映画第1作でソーがビフレストを破壊すると、世界同士の往来に大きな支障が出ます。それでも地球やヨトゥンヘイムという世界自体が消えることはありません。道を失うことと、行き先の消滅は別の出来事です。
『ダーク・ワールド』の制作資料では、『アベンジャーズ』から同作までの間に橋が再建され、その後ソーたちが各地の争いを鎮めてきたと説明されています。ヴァナヘイムの戦いは、単なる異星紹介ではなく、移動手段の断絶でアスガルドが救援できなかった地域の秩序を回復する場面です。ホーガンの家族が暮らす場所でもあるため、仲間が戦う理由とも結び付きます。
三つの作品で見る世界の違い
ヨトゥンヘイムはソーとロキの出自に関わる
『マイティ・ソー』でヨトゥンヘイムを訪れる場面では、ソーの勇敢さと無鉄砲さが同時に表れます。アスガルドの王子が武力を示せば済む場所ではなく、敵対する集団の故郷です。そこでの衝突は、オーディンが維持してきた関係を危険にさらします。
また、この世界はロキの出自にもつながります。ソーと同じ宮殿で育ったという事実と、生まれた世界が同じであることは一致しません。九世界を単なる風景の違いで覚えるより、アスガルドとヨトゥンヘイムの対立が兄弟それぞれに違う意味を持つ、と見ると物語に結び付きます。
ダークエルフの世界と地球を往復する戦い
『ダーク・ワールド』では、スヴァルトアールヴヘイムの荒涼とした景観と、ヴァナヘイムの緑や生活のある景観が対照になります。どちらも「アスガルド以外の星」で一括りにできない世界です。マレキスは前者に属するダークエルフの指導者で、すべての九世界の王ではありません。
同作で起きる世界の接近、コンバージェンスは、普段とは異なる移動や干渉を可能にします。地球側ではジェーンたちが異常を調べ、終盤の戦いはロンドンのグリニッジを中心に複数の世界へまたがります。
ここで重要なのは、異常による通路と、管理されたビフレストの移動を分けることです。世界間の境界が一時的に変化した場面を見て、普段から誰でも徒歩で九世界を回れる、と考えることはできません。同じ九世界という設定でも、その時の接続状態によって危険や移動の条件が変わります。
ニダベリアは「もう一つの王国」より鍛冶場が手掛かり
『インフィニティ・ウォー』でソー、ロケット、グルートが目指すニダベリアは、武器を求める旅の目的地です。エイトリはドワーフの王ですが、小柄な人間という日常語の印象とは異なる大きな姿で登場します。
VFXを手掛けたMethod Studiosの制作解説によると、この空間は中心の巨大な機構と、それを取り巻く可動する輪などで組み立てられています。普通の地表に町がある惑星だけを想像すると、ニダベリアの場面を捉えにくくなります。
ここでの役割は、ソーがアスガルドから持ち出した武器を受け取ることではなく、失ったハンマーに代わる武器を作ることです。ウルを使う鍛冶の技術と、炉を動かすための仕組みが必要になります。九世界一覧では名前だけでなく「武器製作の世界」と結び付けると、アスガルドや炎の世界との違いがはっきりします。
九世界へ追加しない場所と、アスガルド滅亡後
ソーが訪ねる土地のすべてが九世界に含まれるわけではありません。たとえば『バトルロイヤル』のサカールは、グランドマスターの闘技場がある重要な舞台ですが、上の九世界の名前には入りません。MCU全体に存在する星や領域を、九つだけに限定する設定でもありません。
死後の場所も同じように扱えません。ニヴルヘイムとヘルの関係を説明するMCU展の資料はありますが、それを理由に、別作品の死後の領域をすべてニヴルヘイムの別名とすることはできません。土地の呼び名、支配者の名、死者の行き先は、作品中の対応関係があるものだけを結び付ける必要があります。
『バトルロイヤル』では、最終的にアスガルドという場所と、そこから逃れる人々が分かれます。国土の破壊は大きな転換点ですが、九世界の名前を丸ごと別の一覧に置き換える事件として描かれるわけではありません。その後の地球のニュー・アスガルドも、宇宙に新しい第十の世界が増えた、という意味での命名ではありません。
なおコミック版には、ヘヴンを含む「十の領域」を扱うMarvel公式解説があります。これはコミックの事件や歴史の説明です。MCUの九世界へ、そのまま十番目の項目として加えると媒体が混ざります。映画の九世界を確認したいときは、上の九つと登場場面を基本にし、映画で情報が少ない二世界にはその限界を残すのが正確です。
参考・出典
本文の事実関係は以下の公式情報・資料で確認しています。
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よくある質問
地球は九つの世界に入りますか?
入ります。ミッドガルドはアスガルド側から見た地球の呼び名です。地球と別にミッドガルドという惑星を足すわけではありません。
サカールやニュー・アスガルドも九世界ですか?
サカールは上の九世界の一覧に含まれません。地球のニュー・アスガルドという名も、新しい第十の世界の誕生を意味するものではありません。
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